・ n.3 モンテプルチャーノ再訪 ・ 町とサン・ビアージョ教会

引き続き有難うございます! モンテプルチャーノのご案内を、続けます。

まずはサイトから拝借の写真を。上空からの眺め、左が南、右が北で、
見えるのは町の南の高い方、町の半分程で、ずっと下る北は写っていません。
でもこの町の美しさ、高低差があり、建物の大小のメリハリのある美しさをどうぞ!
        
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下の通りを歩くと、時に家並の隙間から、こんな風に緑が覗ける場所があり、

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城壁沿いに出て、眺める平野。 ここの麦秋も美しいでしょうね! 
6月末から7月初旬のね、う~む。

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城壁沿いから上の町を眺め、

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再度通りに戻り店を覗き、テラコッタの陶器店のここは絵柄が上等でした。

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そして、麻織物。ウンブリアもそうですが、麻織物は中世から続く特産品で、
色もしっとりの柄も古代柄が今も続き、素敵なのです。

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寄木細工の店。 お店番も奥に控えていますが、はは。

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う~ん、技術的にはともかく、問題の絵柄がshinkaiにはイマイチ。
南のソッレントの物凄い技術品や、古い寄木細工の素晴らしさを見知っていると、
はぁ、お値段の問題は抜きとしてもですねぇ、ははは・・・。



古い中世の建物が並ぶ通りにも、こんなモダンで愉快なアピールをする店もあり、

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一日中歩いて疲れ、風も強い町で、そろそろ上に戻ろうと。

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後で気がついたのが、も少し先まで行くと、この町出身15世紀の人文学者詩人の
アンジェロ・アンブロジーニ、単にポリツィアーノ・Polizianoと呼ばれる
人物の生家があったのに!

彼は父親が殺害された後フィレンツェに出て教育を受け、ロレンツォ・イル・マニーフィコの
息子達の教育にも携わった、ルネッサンス期の重要な人文主義の学者だったそうで。
まぁ、またのチャンスをね。



中心のグランデ広場に戻る坂道の下、駐車した車の上の猫ちゃん。
車の色もなんとも良い黄緑色で。

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坂道が余りにも急なので、ゆっくり歩きつつ、こんな3輪車を眺めたり・・。

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これは建物の角を削られない為の、はは、車除け、というより馬車の車輪除けね。

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上のグランデ広場の東側を占めるコントゥッチ邸の扉前。 現在は有名なカンティーナに
なっているのですが、屋敷前の石のベンチの足が、ライオンの足なのですね。

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で、座っているカップル。 彼はジェラートのコーンを齧り、彼女はタバコ一服、ははは。
眺めるshinkaiは、お尻冷たくないのかな?!と心配を。

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この広場では、様々な催しが行われる様子で、勿論こんな旗振り競技もね。

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さて翌朝、やっと快晴の眩しいほどのお天気になり、広場の正面、市役所。 
フィレンツェのヴェッキオ宮に良く似ているでしょう?!

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入り口扉部分と、

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壁にずらっと並ぶ、馬つなぎの輪、兼、松明入れ。

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市役所、そして塔からの眺めのご案内は



朝の光りを浴びるドゥオーモ。

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城壁沿いの道に出て来て、

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眺める町の下の家並みと、葡萄畑。

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遠くに光るのは、トラジメーノ湖と。

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飽きもせずにまた町の下り坂の所まで行ってみて、ははは。

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サン・フランチェスコ修道院の前庭から、サン・ビアージョ教会・San Biagioを。

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で、前回は傍まで行かなかったサン・ビアージョ教会に。18世紀の、町にたくさん
建築物を残すアントニオ・ディ・サンガッロ・イル・ヴェッキオの建設。

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庭の端にカノーニカ・Canonicaと呼ばれる司祭館、住居があり、

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そのお隣に、エノテカとレストラン。

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こちらが正面ですが、

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修復中で、脇扉から覗けるだけで、扉横の聖水盤。

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ここが十字型を成す、中央部分に当り、

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丸屋根ドームと、

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左に祭壇部。

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中央部の床が、ははぁ、かなり凸凹しているんだと・・!

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正面側にある井戸。

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イギリス人親子らしいのが写真撮影で手間取り、息子と娘はさっさと立ち去り、
それでもまだ入念に井戸を撮るパパ。

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ちょっとそっけないご案内で済みませんです。 が、この手のスタイルの建築物には
興味の無いshinkaiで、見た、見た!と、ははは、宿題が済んだみたいに解放され、

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この後、既にご案内したモンティッキエッロに向ったのでした。



もう少しすると、この教会もこんな姿を見せるのでしょうし、

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これはグランデ広場での年越しだそう。 良いですねぇ、もう少しですねぇ、年越しも!

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長いご案内にお付き合い頂き、有難うございました!
お楽しみいただけました様に!!


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