・ 北のお客人 ・ そして、春の訪れ

今日はサルデーニャのご案内を用意していましたが、予定を急遽変えまして、
北のお客さん、羊君達の到来の様子を、そして隣のオリアーノ村の
春めいた様子を、ご覧頂きますね。

以前の羊の群れの到着は

昨日朝プールに出かける時、隣のオリアーノ村との境の草原に、羊達がやって来て
いるのを見かけました。 ああ、肝心な時にカメラが無い、と思いつつ出かけ、

戻ってきたら、なんとまだ居ります! ワ、ワ、と大急ぎで、カメラを取りに戻り・・。
全部で350頭の羊たち!

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朝見かけた時は、盛大に草を食べている姿でしたが、戻ってきた時は、
食後の一休み中、という様子。
今この時期になるとかなりの子羊達が誕生しており、あっち、こっちで
めぇ~、めぇ~と、聞こえます。

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やっと生まれたばかり、のような子もいて、立ち上がるにも脚がひょろ付き、
お母さんが助ける姿も見かけます。

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殆どの羊達は食後の一休み中でも、まだ黙々と食べ続ける一群もいて・・。

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彼等が牧羊犬で、今は隣の家との境目に繋がれ、余りに羊たちが入り込むと、
ピューと、羊飼いが口笛を吹き、すると、この3匹がパッといっせいに立ち上がり、
吠え、羊達は大慌てで元に戻ります。

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ほとんどが白色、イヤ、汚れて薄茶色になっている羊たちですが、
中には、こんな茶との斑や、全部茶色のも幾匹か。

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おかぁさ~ん、どこぉ~?!

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彼らは、トレント(南ティロル)から10月に出発、5月に戻る、8ヶ月間の遊牧生活。
右の彼は、直に70歳を迎える、この道45年のベテラン。

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自分たちの後は、こんなきつい仕事は誰もしないさ。
幸い、自分の女房は一つも文句を言わないから、こうして続けているけど。

シニョーラ、幾つかな?  40歳?  え、もっと、って、38歳?
おお!! 寿司食いねぇ、酒飲みねぇ!!



我がスコミーゴ村の標高は130M、 隣のオリアーノ村は151M。
コネリアーノの町に出かける時、この高さから眺めるヴェネト州、そして
フリウリ平野の地平線にいつも驚き、胸をときめかします。
    
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写真のこれで半分で、本当は180度見えます。
曇り空でハッキリしませんが、奥に見える白い部分はフリウリ平野の北、
アルプスに連なる、カルニアの山々。



こちらは、も少し北を眺め。 一番奥に、雪を被った峰が覗いていますが、
フリウリの高山。
 
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地平線をご覧下さい。 手前側に蛇行しているのは高速道路で、左へ4KM程奥の
ヴィットリオ・ヴェネト南から、いつもこの高速に入り、出かけて行きます。

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行く時は、「行ってきま~~す、お願いしま~~す!」
戻って来た時は、「お陰さまで、無事戻りましたぁ~、有難うございましたぁ~!」
と、叫ぶのでありますよ。 へへへ。 右に45KM先が、ヴェネツィアで~す。
       


細長く、南北に続くオリアーノの丘の上を道が通り、両脇に村が細く続きます。
そして、農家がかなり大きいのです、この村は。

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いつもスコミーゴ村からご覧頂いているオリアーノ村の教会、鐘楼です。
そして、教会のすぐ裏の畑はオリーヴ畑。

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この辺り、幾筋も北からの丘が流れているのが、お分かりでしょうか?
いつ見ても見とれる程の美しい丘が、幾つもあります。 右下の煙は野焼きの煙。

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丘の隙間に覗くのは、コネリアーノの町。

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オリーヴ畑の中にある木に咲く、白い花。

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オリアーノから我が家に戻る、いつもの道。 北境の山の雪は消えかけ・・。

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一番奥に並ぶ階段状のコンドミニオの右から2つ目の1階に我が家が。



畑作りの準備が始まっています。
昨日耕していましたが、今日はトウモロコシの皮を降ろしていますね。

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春の色、黄色。  連翹が、今、花盛り。

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この日曜、23日が復活祭、パスクワ。 お店の飾りを、一枚どうぞ。

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では皆様、復活祭おめでとう!!
Buona Pasqua a tutti !!
       

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