・ n.2 ヴェローナ 中心部 ・ Verona Centro

今日は、ヴェローナのご案内2回目を。
見所がたくさんあり、先回は中心のブラ広場から、エルベ広場辺りのみの
ご案内でしたが、

今日は、サン・フェルモ教会をまず、そしてサンタナスタージア教会、ドゥオモ、
カステルヴェッキオ、そしてサン・ゼノ教会、とご案内です。


地図をもう一度ご覧下さいね。 

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サン・フェルモ教会はアレーナのほぼ東の河寄り。
サンタナスタージアは、エルベ広場から北東に。 ドゥオモはそこから北へ。
カステルヴェッキオには、サンタナスタージアから真っ直ぐ南西へ下るか、
ブラ広場から西へ。 サン・ゼノ教会は、カステルヴェッキオから北西の位置。
ではどうぞ!


奥に見える、緑に埋もれたサン・ピエトロの丘が、ヴェローナ発祥の地といわれ、
今はテアトロ・ロマーノ、そして考古博物館、そして一番上にお城があります。

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手前に見える橋はポンテ・ヌオーヴォで、アディジェ河が少し湾曲した向こう側に、
元はローマ期の橋、ポンテ・デッラ・ピエトラがあります。



サン・フェルモ・マッジョーレ教会は、地下に11~12世紀のクリプタがあり、
ここに見える教会建物は、14世紀のゴシック様式のもの。 

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それにしてもヴェローナの建造物は、茶赤の煉瓦に、白い横縞が入って
アクセントになっているのが多いですね。
ジュリエッタの家から、前の道を真っ直ぐ南東に行くと右手角に当ります。



サン・フェルモ・マッジョーレ教会入口。 ガイドブックによると、ロマネスク様式の
入口の扉が有名のようですが、それは見ておらず、これはその上部。 
       
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聖フェルモかどうか分りませんが、後の半分消えかかったフレスコ画の天蓋か、
藤棚か、バックの濃い色、そして、その下に朧に見える聖母像に惹かれました。



ぐるっと回って、地下のクリプタに行く通路があります。
その階段手前に、中世のご夫婦が線で描かれた石棺が壁に埋め込まれていて、
この浮き彫りはその上部に。  
   
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分ります? 寺子屋です。
先生は3段高い席にいて、本を指差しながら横目で子供達を睨み、
子供達は席について、ぼ~っと上を眺めたり、頬杖をついたり・・! ははは。
あ、申し遅れましたが、ここのクリプタには素晴らしいキリスト像があります。



サンタナスタージア教会。
13世紀に建設が始まった、すべて煉瓦造りの教会で、鐘楼も煉瓦造り!

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内部にはたくさんの絵画がありますが、何よりもピサネッロのフレスコ画
「ドラゴン退治に出かけるサン・ジョルジョ」 が素晴らしい!



ピサネッロの、ドラゴン退治に出かけるサン・ジョルジョ、部分。(画集より)
       
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右のドンゼッラ姫の優雅さが、なんとも気品があって大好きです。
上の町・城の描写の美しい事。 真ん中に、馬の大きなお尻があるのも好き!

サンタナスターシャ教会については、こちらもどうぞ。 その1と2
http://www.italiashiho.site/article/451117387.html
http://www.italiashiho.site/article/451118711.html    
 
        

サンタナスタージア教会の前から北に真っ直ぐ行くと、この様にドゥオモの横側が
見えて来ますが、かっての道幅の狭い事! 中世の町をご想像下さい。

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ドゥオモ正面。 12世紀から建設が始まり、ロマネスク、ゴシック、ルネッサンスと、
様式が混在しており、入口の2層式になった小玄関の上の部分に時計が。

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中の様子は・・、すみません、覚えていません!  



これはまさに中世の面影を伝える、教会の両入口に控えるライオン像。
顔が少し鳥のようにも見えますし、両手の下に何か抑え込んでいますが、
何か良く分りません、牛のようにも見えますが・・。

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背中が光っているのは、子供だけでなく上に跨るのが、たくさんいるのです!
イエ、私はここのには乗っておりません、はい。



これはアディジェ河が湾曲している部分の北側からの眺め。
左奥にサン・ピエトロの丘が見え、橋はポンテ・ガリバルディと思います。
 
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街自体は歴史があり古いのに、橋の眺めは、洒落たイメージがしません?


  
サンタナスタージア教会の前を真っ直ぐ南西に行くと、この門、
ポルタ・デイ・ボルサーリ・Porta dei Borsariを通ります。
      
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ローマ期には町への主要な門で、1世紀の中頃の建造。現在の名前に
なったのは中世で、司教への物品税の徴収員に、由来するとの事。



上の門から、カステルヴェッキオまでの通りは、コルソ・カヴールとなりますが、
通りは比較的歴史が新しいというか、中心地とは違った雰囲気が漂います。 
この窓も古いのですが、少し時代が違うと思われませんか?

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カステルヴェッキオの入口門です。 ヴェローナの主要な建造物の一つで、
14世紀のスカリージェリ家のお城。 ここもまた、すべて煉瓦造りです。

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コルソ・カヴールから来ると、こういう感じに見えます。
門の入口前は細い濠があり、橋が跳ね橋になっています。

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自転車に乗った若い女性が見えますが、この門を入り横に辿って行くと、
アディジェ河を渡るスカリージェリ橋に出るので、近道出来るのですね。



門を入った所から見える奥の建物、「ナポレオン棟」と呼ばれる部分で、
市立の博物・美術館になっていますが、まだ、見物しておらず、残念!

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お城の中、スカリージェリ橋に続く部分。 途中がかなり高く、上り坂です。

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橋に至る途中から、逆に眺めた所。これらすべてが煉瓦製で、
小さな煉瓦を、営々と積み重ねる事を想像すると、気が遠くなりそうです。
昔の人はようやった!!

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橋に続く通路がかなり高く、お城を分断する形になっているので、
下の中庭の井戸がこの様に見えます。

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後ろに見える壁の、煉瓦の重なりをご覧下さい!



アディジェ河に掛かるスカリージェリ橋の中程から、お城の東側部分を眺め。  
最初に中庭から見た市立博物・美術館部分の裏側で、かなりの威容です。

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橋の西側からの眺め。 橋の上側に、塔の上と同じ形の飾りがついて
いるのですが、ちょうど建物と同じ高さになって見え難くなりました。

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イタリア・ロマネスク建築の傑作、といわれるサン・ゼノ教会の全景。
右に細めの鐘楼があり、左に少し見えているのが、古くは修道院があった塔で、
薔薇窓の位置にあるのは「幸運の輪」で、前はとても広い広場。

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入口両脇に、石の彫像版がはめ込まれていますが、旧約聖書のお話の様子。  
       
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上から2段目、左はエヴァの誕生で、その右は、エデンの園でリンゴを食べている
所と見えますが、後のシーンは、よく分りません。 
どなたかお分かりの方、お教え願いま~す。



入口扉には、このような青銅の24枚の板がはめ込まれています。
12世紀の物で、サン・ゼノの生涯を物語っているのだそう。

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内部は大変広く、その素朴で、荘厳な感じに少し驚きました。 
入口左の壁にある、14世紀の十字架、ロレンツォ・ヴェネツィアーノ作。

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内部の壁全面にフレスコ画が施されていて、大変古い様式に見える物、
そしてその上から再度描いている物等、これは少し、ジオット風に見える作品。

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マンテーニャの祭壇画、15世紀、もあります。



教会からの戻り道、アディジェ河の畔に出ると、直にカステルヴェッキオの
西端に出ますが、その河沿いにハマユウの花が。

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お城の西南端の眺め、威容です。
中世のスカリージェリ家の勢力が偲ばれます。

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カステルヴェッキオ 城(博物館)と橋 ヴェローナ 1~3  こちらもどうぞ。
http://www.italiashiho.site/article/451136618.html 
http://www.italiashiho.site/article/451137634.html
http://www.italiashiho.site/article/451138584.html

ここからブラ広場に戻り、ヴェローナの中心のご案内は一通りお終いです。  
お疲れ様でしたぁ!


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