絵葉書シリーズの第3弾、今日はパルマ・Parma のご紹介です。
ン? なぜ突然にパルマが登場するのか?
ええ、絵葉書が昨日の「コルティナ」の、すぐ近くにあったので~す!
ン? なぜ突然にパルマが登場するのか?
ええ、絵葉書が昨日の「コルティナ」の、すぐ近くにあったので~す!
パルマは、生ハムの産地として大変有名ですが、
街の国立絵画館に、レオナルド・ダ・ヴィンチの手になると見られる
小さなスケッチがあります。 それを見に行き、
そして思いもかけなかった素晴らしい体験をした事のご紹介を。
街の国立絵画館に、レオナルド・ダ・ヴィンチの手になると見られる
小さなスケッチがあります。 それを見に行き、
そして思いもかけなかった素晴らしい体験をした事のご紹介を。
まずは町の俯瞰を。
中心右に見えるのがドゥオモとその鐘楼で、
その斜め前左に見える白い多角形の建物が洗礼堂。
中心右に見えるのがドゥオモとその鐘楼で、
その斜め前左に見える白い多角形の建物が洗礼堂。

小さい町に慣れた私めは、街が大きいと最近は怖れを感じる様に!
12世紀の、いかにも中世の面影を色濃く残すドゥオモ。

この絵葉書ではきちんとちゃんと、画面におさまっていますが、
実際はそう広くもない広場の向こう側にあるのですね。
なので私も写真を撮っていますが、きちんと画面内に収めるのが
難しかった事を良く覚えています。
ドゥオモ前にある、多角形の洗礼堂内部、12~13世紀。

ご覧のように、中央に洗礼用の浴槽があり、聞く所によると、
かっての洗礼は、全身を水に沈めたようで、宗派によっては
まだこの方法をとっている派もあるとの事。
ご覧のように、内部の壁は天井に至るまで全てフレスコ画で飾られていて、
個々の絵が特別に素晴らしいと言うのではないのですが、
ここまでびっしりと埋まると、大変な迫力です。
個々の絵が特別に素晴らしいと言うのではないのですが、
ここまでびっしりと埋まると、大変な迫力です。

中世の熱中感とでも言うのか、圧倒的に迫り、恍惚感をももたらします。
こうして仰ぎ見る天井画は、中世の人間にとっての宇宙、
天国の再現だったのかも知れません。
国立絵画館はピロッタ宮にあり、と言っても実は良く覚えていないのです。
旅行が長くなると、自分にとってより重要な物だけ記憶に刻み付ける様で。
この建物の中にあるファルネーゼ劇場、ここを通って絵画館の入口、
という素晴らしい演出なのですね。
ご覧のように、素晴らしい木製の半円形の劇場です。
という素晴らしい演出なのですね。
ご覧のように、素晴らしい木製の半円形の劇場です。

奥下に見える入口から劇場に入り、真ん中を通り、
写真に見える緩やかな坂を、舞台の上に上がります。
写真に見える緩やかな坂を、舞台の上に上がります。
上の写真右側の眺め。 一階のベンチ席がかなりの傾斜になっています。

劇場の真ん中、かっては舞台のみならず、ここでも演じられたであろう
場所を通る時、背筋を何かが走り、周囲からの見下ろす視線を痛いほど
感じました。 劇場の精神は、まだ生きているのですね。
考えてもみなかった、素晴らしい体験でした!
そして絵画館の内部。 そうたくさんの絵画があった様には記憶せず、

このレオナルド・ダ・ヴィンチのスケッチのみ、素晴らしかったと
今もそれだけを覚えております。
今もそれだけを覚えております。

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