・ ピエンツァの夜散歩 と 朝靄の風景 

今日ご覧頂くのは、ピエンツァの夜の風景、それも雨振り、と、
早朝の靄のかかった平野の風景を。

小さな町の中心を抜ける1本道、とご説明も少なく、ははは、
夕食後にひっそりとした道をのんびりと散歩、そんなおつもりでお楽しみを。

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早朝の景色は朝ご飯前のまだ朝靄のかかった時間で、ピエンツァに
行かれても、この時間はまだお休みでしょうし、
はい、暇なshinkaiが、ははは、お目にかけますです。

トップの写真は、町の壁のすぐ外のホテルから来た1枚で、
ちょうど9時頃だったと。

昼のピエンツァのご案内は
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461453714.html       



ピエンツァ・Pienza の町の中心を抜けるコルソ・ロッセリーノ・
Corso Rossellinoの東端に1軒トラットリーアがありますが、他は入り込んだ
広場にのみで、他のお店も既に閉まっていて、明かりの付いた店内だけが、
ひっそりと覗けます。

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どっしりと重い扉と、壁。

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トスカーナのアイディア、と書かれたのが見え、

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オリーヴの葉がデザインされたパッケージの、陶器や石鹸、
化粧品類。 自分へのお土産に最適かも、ははは。

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そのお隣の店だったかな、夜の暗さにちょっと妖艶・・!

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奥の通りを曲がりかける人の姿が見えますが、後は殆ど人通りがなく、
・・ええ、ほっつき歩くのは、ほぼ一名、ははは。

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街灯はこんな形。
写真はかなり明るく撮れますが、実際はも少し暗いかな。

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ピオ2世広場に近く、2軒隣り合って明かりが付き・・。
左は骨董品店、右はバッグとか服飾品だったと。

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そして照明されたドゥオーモ。

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よくよく見ましたら、鳩が3羽ほど飾りにつかまり寝ているのです。
・・夜電気を消すと寝れない鳩もいるんかいな?!



広場の西端の井戸。 今回初めて井戸の基礎石が、ピッコローミニ邸の
下段の石に食い込んだ造りになっているのに気が付きました。

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ピッコローミニ邸と、井戸の円柱を繋ぐ支えもあり。
で、shinkaiにしては少し凝ってこんなアングルで!

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ドゥオーモの側から、右向かいのコムーネのロッジャを。
   
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如何にも人気のない町の夜の様子ですが、
広場のここはバールがあるので、まだ人々が寛いでいて、
ロッジャでは、女の子達が携帯を見ながら騒いでいて・・。



バールの前の人々。   手振れご容赦!

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ピッコローミニ邸とドゥオーモの間を入っていくと、
こんな半円の井戸もあり、    またまた手振れ!

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この井戸がも一つ奥側にあり、後ろを削ったようなおかしな形。

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雨降りでしたが、特別大降りではなかったのですが、この井戸の底から、
物凄い大きな水音がするのです。
ガランゴロン、ゴボッゴボッ、ゴラッゴロッ・・!!
ドゥオーモの雨樋の水が流れ込むのか、反響して凄い音! 暗い道の奥で
一人で聞くにはちょっと恐ろしいほどで、ははは、早々に退散しましたっけ、
はい、恐れのshinkai。


煉瓦敷きの道、ちゃんと柄になっています。

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緩やかな道を辿り、戻ります。

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ささやかな壁と扉、昔の鉄具がそのままなのをご覧に。
左上はよく見る形で、これはちょっと高い位置で、
かっての馬つなぎで、右端のはかなり低い位置!

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扉の右にあるのは、下に小さな蝋燭立てがつき、その上に見える
丸い輪の形は、細めの松明用なのかな?
馬つなぎの輪は場所によっては、ずっと使われた挙句に輪の跡が壁に
食い込んだ様になっているのもよく見かけ、石の文化の名残だなぁ、と。



町の東の端近くから、振り返り・・。

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ちょうど車が通りかかり、角のトラットリーアの植え込みが
明るく照らし出され。
   
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・・さて、ホテルに帰ろ。



翌朝、朝食前にカメラを持って、城壁に沿っての道に。
左の小山の上にうっすらと見える町、一番上に塔も見える、
あれがモンティッキエッロ・Monticchiello の町。

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町に向かう山腹の道が見えますね、あの道も通ってみましたが、
ひっどい部分がありましたっけ!

モンティッキエッロの町の以前のご案内は
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461364302.html       



こちらはもっと北側。

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そして南。 城壁内の道から。
この道はピエンツァに南からやってくる道。

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真ん中のカーブの左に、細長くはみ出している部分が。
あそこはです、車を止め、ピエンツァの町を仰ぎ眺めるのに
最適地で、ああいう一時停車用があちこちにありますです!



上の写真の少し手前部分。
真ん中少し下に細い道が通っているのが分りますか?
あの道を入っていきまして、素晴らしい平野を見ましたっけ!
またご覧に入れますね。

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こちらは少し西側の眺め。
奥に見える特徴ある山のはモンテ・アミアータ・monte Amiata。
手前に何度もカーヴの道は、サン・クイリコ・ドルチャから。

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こんな風に近づいて来ますが、

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部分のアップをどうぞ。

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は~い、この道も通りましたので、またご覧に入れますぅ!

サン・クイリコ・ドルチャの町
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461279240.html       


今回オルチャの谷周辺の道をあれこれ辿りましたが、
パノラマの道、ハイキングに最適、トレッキング用等と案内があり、
様々に眺めの良さの違いはあるのですが、
私めの好み、絵にもなる道、風景となると、ピエンツァ周辺がやはり宝庫
であるとの結論です。 そして、アシャーノ周辺でしょうか。
      
ですが、写真のモチーフとなるとまた別でしょうしね、
ぜひオルチャの谷に、トスカーナの美を満喫しに、
お出かけをお勧め致しま~す!!
     

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◆ 個展のお知らせ ◆

我が絵の師であり友人の二木(フタツギ)一郎さんが、
ながの東急百貨店において、長野初の個展を開催中です。

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長野生まれの私と違い松本郊外出身の二木さんは、
長野に行かれることも本当に久し振りなのだそうで、
そういう私めも、半世紀以上経っての昨秋の訪問でしたが、
ながの東急百貨店における二木さんの初の個展は、
そんな私にとっても大変嬉しいもの!

広い5Fの別館シェルシェ会場で特選秀作絵画展が開かれ、
同時に二木さんの個展もで、多数の作品が展示の様子です。

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どうぞ、お出かけ、ご高覧下さいますよう、
ご案内申し上げます!
新作の写真、長野への想いは、こちらの彼のブログでどうぞ。
https://blog.goo.ne.jp/futa2560/e/444f1960aa41f509377bf82738465cea

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