・ コンバイ ・ COMBAI ・ 山村の初夏

今日は、コンバイのご紹介を。
この町は、コネリアーノから北西に30キロほどに位置し、
白ワインのヴェルディーゾ・Verdisoと、秋の栗祭りで有名な町です。

秋にまたご紹介するとして、今日は5月末の遅い春、
いや、既に初夏の様相を示し始めている、山村にご案内を。

コンバイには、ヴィットリオ・ヴェネトからバスで行けますが、一つ手前の
ミアーネ・MIANEで降り、3キロ程をのんびりと道草しながら歩きます。
ほら、お庭のオダマキが綺麗でしょ。  

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ミアーネの町はかなり大きめですが、も一つ手前のフォッリーナ・Follina
の町はも少し大きく、ロマネスク様式の見事な修道院もあり、
トゥレヴィーゾへ続く道との分岐点でもあります。

このミアーネもなかなか素敵で、こんな風にフレスコ画で飾られた家や、
土地の料理で有名なレストランもあります。

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最初のオダマキのあった同じお家で、薄いピンクも見事でした。
ちょっと路地を入ると、如何にものんびりとした雰囲気。

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このお家は、壁一面に白い薔薇が咲き乱れ、黄色、
そして真紅の薔薇も今盛りでした。

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家の並ぶ場所を過ぎると、畑が続きます。
まずはテントウムシ、コッチネッラ・Coccinellaといいます。

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珍しくもありませんが、ねぎぼうずはイタリアにもありますぞ!
この少し青緑の色が好き。

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このチョウは良く見ますが、名前を知りません。
テントウムシが一番左端の中程に。

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ミアーネの町を出外れ少し歩くと、山の上にコンバイが見えて来ます。
あそこまで登るのかと思うと、少しウンザリしますが、まぁ頑張って・・!

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やっと、手前の坂道の途中まで!  
一帯は大きな駐車場になっていて、秋の栗祭りには大変な人出で、
大型バスの観光客がどっさり押しかけるのです!

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見え難いですが、写真の一番下に「Benvenuti a COMBAI・
コンバイにようこそ」の立て札。 



少し町の上の方に登った所から。 町のちょうど真ん中を県道が通り、
西のヴァルドッビアーデネ・Valdobbiadeneに連絡します。
       
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町の北側は山腹に沿って這い上がり、葡萄畑、栗林に埋まります。



町の南側の高台に小さな教会と墓地があり、葡萄畑の間の道を
登りました。 5月下旬の葡萄畑、
既に小さな小さな葡萄の房が出来ていて!

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山腹にびっしりと広がる葡萄畑の様子をお見せできず、とても残念。
小さく起伏する山肌に沿って、うねりながら葡萄畑が広がります。

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この辺りも、コネリアーノからヴァルドビアーデネに続く「白ワインの道」に
含まれ、春に土地の白ワイン・ヴェルディーゾのお祭りが。



町の南の高台から、通ってきたミアーネの町が見えます。
北と南に山並みが流れ、谷の間に次々と小さな町が広がり、続きます。
ず~~っと奥に見える山の向こうに、ヴィットリオ・ヴェネトの町。

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先程よりも高く上った場所からの町の眺めで、北の山に這い上がる
家々の様子が良く見え、この北の家並みがなかなか古くて良い感じ。  
秋のシーズンに、ご紹介しますね。
 
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高台の上はちょっとしたお花畑になっていて、
町を見下ろす墓地の横で、こんな墓地のあり方もいいな、と思いつつ。

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梅? スモモ? 果樹の実が既にこんなに大きくなっていて、
実がなっているのを見ると、つい傍に寄って行きます!
いやいや、取ったりはしませんが、はい。

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