・ 山里 レーゼラの春 ・ Resela

我がスコミーゴ村から北へ8キロのヴィットリオ・ヴェネトから西への道は、
四季を通じ素晴らしい風景を展開します。
今日は、ヴィットリオ・ヴェネトから14~5キロに在る小さな村、
レーゼラの春をご紹介です。

この日お天気は大変素晴らしく暖かく、もわっと春霞が立ち、光煌き。
野原の中を少し歩き、村に向かいます。

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県道筋を行くバスからは、少し遠くの丘の上に村の教会が見えるので、
何度もバスの窓から眺めるうちに、行って見たいと思い。
遠くの丘の上に小さな村の教会がある、行って見たいと思うでしょ、どなたでも。

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ヴィットリオ・ヴェネトから西に向かう道の北側は、山が屏風のように連なり、
ちょうどこのレーゼラの北に、サン・ボルドという峠があり、
山の向こうの北、ベッルーノ方面に抜ける事ができます。

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南向きの斜面には既に春が届き、桜が満開。
農家の前の斜面には、葡萄畑が広がります。

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レーゼラの村は県道より南にあり、村への道は点在する農家に近寄り、離れ、
ゆっくりと曲がりつつの坂道。  
蛇行しながら続く道、懐かしい感じがしませんか? 

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県道から離れた村なので、歩いていると何処かからの視線、よそ者を見る
視線を感じますが、
でも、この少女はすぐ話しかけてきて、子犬のようについて回りました!
蟻塚の位置を教えてくれたり、教会の納骨の位置を話したり・・。

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彼女の犬の名がピッポで、お父さんは近くのアグリトゥリズムで働いている、
そんな事は覚えているのに、彼女の名は・・!



写真は4月10日ですが、 既にこの時藤の花が咲きかけていました。
場所の日当たりが良く、北風をさえぎっている場所だったのでしょう。
日本のように、花の咲く順番は余り関係しません。

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村は結構高い位置にあり、眺めが良く気が晴れます。
既に耕された畑の土の色、まだ草原のままの所が筋になって。

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ローズマリーが花をつけていて、こういう埃のかからない場所のを少し失敬。

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じゃがいもを電子レンジでチンとやり、皮をむき、大きめに切り分け、
フライパンに。 オリーヴオイルで炒め、仕上げにローズマリーを散らし、塩で調味。
すこしこんがりする位に炒めると、こんなに簡単なのが信じられない程、
美味しい一皿が出来上がりです。
だまされたと思って、お試しを!



少しピンク色に見えますが、白い桜です。  そして満開!

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近所のこの村は平地にあり、一かたまりに古い農家が並んでいます。 
古くからず~っと続く村の営み、見る度に、そんなイメージを受けます。

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これ、スカンポではないですか?  
スカンポ、スカンポ、ジャワ更紗・・、と小さい頃歌いましたっけ。

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◆おまけ  アスパラジ・ビアンキ
  
八百屋さんの店先のウインドウの飾り付け、緑のアスパラと一緒に白いアスパラ、
アスパラジ・ビアンキ。

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手前に鳩の飾りが見えるのは、パスクワ・復活祭のシンボル。



こちらは毎週木曜の、野菜売りのトラックが運んできた物。

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色も、太さも、長さもまちまち。  でも美味しい!  
春をしっかり味わって頂きます。


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