・ アウロンツォ・ディ・カドーレ ・ Auronzo di Cadore 

夏いよいよ本番! 今日は夏のヴァカンス地としても有名な、
アウロンツォ・ディ・カドーレのご紹介を。

前にご紹介した、ティツィアーノの生地ピエーヴェ・ディ・カドーレ
同様、カドーレの地名がつく一帯で、写真はちょうど8月初旬。

まずは地図からどうぞ。
下右にアウロンツォが見え、反対左にはコルティナ・ダンペッツォが。

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真ん中にLago di Misurina・ミズリーナ湖があり、
アウロンツォを通る川、殆ど湖かと思う川は、
ミズリーナ湖から流れ出すAnsiei・アンシエイ川です。  

行くには、ヴェネツィアからカラルツォの終点まで電車、そしてバスが連絡、 
コルティナ・ダンペッツォ行きとは反対に、東から谷を回ります。



これが、「アウロンツォ」として、良く紹介される構図。
奥に見える山々はすべて3000Mに近い山々で、
ドロミテ山系への山登り、の出発点の町の一つ、です。

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いかにもアルプスの麓、というイメージでしょう?  
長い冬の間、暖炉で燃やす薪の山で、山の暮らしが偲ばれますね。

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山の人々の素朴な信仰が感じられる、
道脇の、野の花の供えられたキリスト像。

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ドロミテ山系の、突然ガッと岩山が聳え立ち、木のない山、
というのが、日本人にはいつも新鮮な驚きの眺めです。

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家の前に装飾で置いてあったのですが、穀物を挽く臼と重石?  

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山の家らしく木のベランダ。 飾りのついた柵と、
軒下にいる角の持ち主にも、ご注目を!

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町の位置で太く、まるで湖に見えるアンシエイ川。  
そして、この色! 本当に、エメラルド色なのですよ!!  
白い石の河原には、水着で寝そべる人も大勢。
 
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この川、細長い湖では、夏にモーターボートの競技も行われますが、
双胴というのか、細い胴が2つ繋がっているタイプのモーターボートです。  

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が、我々はこの足こぎ貸しボートでゆらゆらと。
川ですから下りは良いのですが、帰りの遡りには結構な運動量で!



町外れの小さな教会。雪深い山里らしく、屋根の傾斜がきつく、
そして屋根瓦が、丸いタイルを繋いだものでした。

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こういうタイプの屋根瓦は、多分ティロルの伝統なのでしょうか、
北の南ティロルのトレントや、ボルツァーノでも良く見かけます。



教会の屋根の天辺に小さな風見鶏。
屋根の丸いタイルの色も、一色でないのが美しいでしょ。

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お家の花壇に清楚な花が、ひっそりと。  

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谷を川が流れ、それに沿って町も細く続き、時々通りの隙間から見える
エメラルド色。 忘れられない色。
小さく区切った野菜畑も見えました。

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