1年ぶりに、またアッシジに出かけて来ました。
アッシジ最大の春のお祭り、カレンディマッジョを堪能し、
春を迎える喜び、楽しさ、そしてお祭りの美しさに感嘆し、酔い、
浸りきった3日間でした。
アッシジ最大の春のお祭り、カレンディマッジョを堪能し、
春を迎える喜び、楽しさ、そしてお祭りの美しさに感嘆し、酔い、
浸りきった3日間でした。
今日はそのお祭りの前夜の5月7日、準備真っ最中の、
アッシジの町の夜の様子をご覧下さい。
アッシジの町の夜の様子をご覧下さい。
この日ペルージャで開催中の「ピントリッキオ展」を楽しみ、
久し振りのペルージャでお昼も食べ、午後アッシジに到着。
町を散策したのち、晩御飯を食べて通りに出ると、
ワッ! 道の向こうに沈みかけの赤い太陽が見えるではないですか?!
思わず石畳の道を走りましたが、残念、聖堂前に来た時はご覧の通り。

ウンブリア旅行2日目のトーディ・Todiの町で、半日小雨になりましたが、
他は快晴の日々。
が、平野はいつも少し霞み加減で、灯の点りかけた様子も少しぼやっと。
他は快晴の日々。
が、平野はいつも少し霞み加減で、灯の点りかけた様子も少しぼやっと。

あの、真っ直ぐにアッシジに向かってくる道、
あの道から、昨年の春はやって来ましたっけ。
あの道から、昨年の春はやって来ましたっけ。
サンタ・マリア・デッリ・アンジェリの町の聖堂も、照明に浮かび上がります。
聖堂の横の道を、今回もまた何度も通り過ぎながら遂に訪問せずに。
どうも、バロック様式が苦手です。
聖堂の横の道を、今回もまた何度も通り過ぎながら遂に訪問せずに。
どうも、バロック様式が苦手です。

右手の山の上に灯の点った町がかすかに見えますが、
ベットーナ・Bettonaという、エトルスクからの古い歴史を持つ町で、
今回訪れましたので、またご紹介いたしますね。
聖堂前の道を上り、いつもの聖堂に向き合う場所に。
照明がつき、空の色も変わり始め。
照明がつき、空の色も変わり始め。

この日は雲が無く、なんとも良い色に。 そして、ほそ~い三日月が。

聖堂下院前広場の回楼にも灯が点り、
すっかり暮れきらない空の下、まだ赤みがかって見えます。
すっかり暮れきらない空の下、まだ赤みがかって見えます。

空の色が少しずつ濃くなり、
三日月が次第にはっきりと。

聖堂のこの薔薇窓。 何にもまして大好きな、この薔薇窓。

振り向くと、灯の灯った通りの向こうサン・ジャコモの門が浮かびあがり、
そして山の上に要塞が見えます。
そして山の上に要塞が見えます。

そろそろと下の広場に向かいます。
広場の回楼の灯の向こう、平野の村々の灯も煌き。

下り坂の、回楼に点る灯。

広場の端から振り返ると、空の色がまた一段と濃く。

ぶらぶらと道を下りながら、如何にもアッシジらしい店のウインドウを
覗いて行きます。

小さな人形が並んでいますが、何か分りますか?
真ん中辺りは、フランチェスコ会派の修道僧達が豚と遊んだり、
食べたり飲んだり!!

と、なにやら下の方から太鼓の音。
あ、これは! とピンと来て、大急ぎで道を下り音のする方に。

やはり、これ! 今大工事中で閉じられている駐車場の脇、
太鼓部隊が明日に備え、練習の総仕上げ中なのです。
大体が若い人達ですが少し年配も混じり、何度も練習を重ねます。
太鼓の音が、周囲の建物に強く響き渡り、単調な音だけになお強く響き。

イギリス人らしい観光客も加わり、とりわけ女性達はきゃあきゃあと大喜び。
ひとくぎり終わるたびに、大きく拍手し「ブラーボー!」と叫びます。
彼らの反応? 慣れたもので何の反応もなし!
時にこうして向きを変え、一歩づつ移動して位置を変えたりと、
変化をつけながらの演奏です。

彼らの後姿を見て、腰が据わっているなぁと。
背中が厚いからなのか、脚が伸びているからなのか、
自分たちの演奏に自信があるからか。
背中が厚いからなのか、脚が伸びているからなのか、
自分たちの演奏に自信があるからか。
後ろ向きの水色がこの太鼓隊のリーダーで、皆、一言も文句を言わずに。
その左、皆より一歩前にいる少年、青年というより少年ですが、
この子が、なかなかの者と言う印象。

赤い色が多く見えるのは、これはお祭り自体が、上の地区と下の地区とに
分かれての競争形式で行われ、赤が、この下町地区のカラーなのですね。
こういった事も、実際にお祭りが始まって知った事なのでした。
分かれての競争形式で行われ、赤が、この下町地区のカラーなのですね。
こういった事も、実際にお祭りが始まって知った事なのでした。
この度は宿を町中に取っていたので、また聖堂前広場に戻ります。
すっかり暮れて、聖堂が白く浮かび上がり。
すっかり暮れて、聖堂が白く浮かび上がり。

なんと今度は、聖堂前でコーラスの練習が始まっています。
時間ですか? そう、このとき既に10時近かったと。
時間ですか? そう、このとき既に10時近かったと。

写真には余り写っていませんが、こちらにも結構な見物人が集まり、
静かな中にも、お祭り前夜の興奮が。 修道僧の姿もね。

教会前の草原の横で、若者達が荷車を引き上げるのに騒いでいて、
また引っ張るかと待ちましたが・・。
また引っ張るかと待ちましたが・・。

ならばコムーネ広場の様子は? と、再び宿の前を通り過ぎ、
最後の急坂を、はぇ、はぇと。 ああ、やっと塔が見えて来た。

ミネルヴァ神殿に赤々と灯が点り、大変美しく暖かく。

お祭りの準備はまだ全部済んでいない様ですが、
まぁ、始まるのは午後3時からだから、と納得。
まぁ、始まるのは午後3時からだから、と納得。
広場のカフェにはまだ音楽が流れ、たむろする観光客が見えます。

広場の泉の周りにもまだ人々が。 が、こちらは町の人びとの印象。
それにしてももう10時過ぎだよ。 田舎者にはもうオネムの時間だぁ!
それにしてももう10時過ぎだよ。 田舎者にはもうオネムの時間だぁ!

時計塔にもお祭りの旗が飾られ、明日を待ちます。

広場に設えられた桟敷席の隙間から、アーチの天井のフレスコ画が見え。
いつも暗い位置なので、気がついた事も無かったような・・!

翌日改めて見に行きましたら、大変繊細な柄で、動物が多く描かれ
興味深い物でした。
興味深い物でした。
明日からのお祭りの舞台となるコムーネ広場。
この様に、ミネルヴァ神殿に向かって桟敷席が作られ、明日を待ちます。

私も自分の席を確認。
ほぼ中央に近い最上段の良い席で、期待が高まります。
どのようなお祭りが、3日間にわたり行われるのか
どうぞ、様子をお楽しみに!!
どうぞ、様子をお楽しみに!!
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