まず地図を、少し見難いですがご勘弁を。
牡丹色で示されている線が、今回ご紹介する「白ワインの道」。
牡丹色で示されている線が、今回ご紹介する「白ワインの道」。

コネリアーノから、終点ヴァルドッビアーデネ・Valdobbiadeneまでの、
33キロの行程、15コムーネに跨る、約3500ヘクタールにわたる葡萄畑。
これがイタリアで、この種では最初の命名の「白ワインの道」です。
33キロの行程、15コムーネに跨る、約3500ヘクタールにわたる葡萄畑。
これがイタリアで、この種では最初の命名の「白ワインの道」です。
今日ご紹介するのは、右端のコネリアーノから北西に進み、
一旦北に大きく膨らむラインが戻ってきた辺り、いわば半分の行程を。
一旦北に大きく膨らむラインが戻ってきた辺り、いわば半分の行程を。
まずネリアーノのお城への道をとり、丘に上がった時点で北に進路を。
この辺りは次々と丘が入り組み、道はその丘の上を曲がりくねりながら
進みますが、
この風景はまだコネリアーノ市内。この糸杉の並び、ちょっと素敵でしょ。
この辺りは次々と丘が入り組み、道はその丘の上を曲がりくねりながら
進みますが、
この風景はまだコネリアーノ市内。この糸杉の並び、ちょっと素敵でしょ。

スコミーゴ村の西隣の丘の上、オリアーノ村。

いつも家から見るのとは逆に、西から東に向かっての眺めで、
我がスコミーゴ村はあの奥ですが、低いので見えません。
北西に向かってまだそんなに進んでいない場所からの眺め。
次々と丘の様子が変化し、農家が見え、
その小さい集落の中心に、教会と鐘楼があります。
次々と丘の様子が変化し、農家が見え、
その小さい集落の中心に、教会と鐘楼があります。

いかにも素朴な農家がありました。 屋根の瓦は年を経てかなりの
色の違いが出ており、壁の色も古びています。
全体の形は大きいですが、半分は納屋に使われているかも。
色の違いが出ており、壁の色も古びています。
全体の形は大きいですが、半分は納屋に使われているかも。

手前の、細いひょろっとした棒の支えが見えるのは葡萄畑。
上の写真の左奥の眺め。こんな風に、丘のあちこちに農家が点在します。
この丘は四角く見えますが、多分、葡萄畑に便利な様に
丘を削ったものと思われます。
この丘は四角く見えますが、多分、葡萄畑に便利な様に
丘を削ったものと思われます。

丘をめぐって続く道に、何か懐かしい気持ちを誘われますが、
皆さんは如何?
サン・ピエトゥロ・ディ・フェレットの教会・San Pietro di Feletto
(ガイドブックより)
(ガイドブックより)

オリジナルは6~7世紀に遡るという、古い小さな美しい教会。
修復の際に、ローマ期の印のあるレンガも壁の中に見つかったとか。
教会の前部の、梁の形を見て頂こうとアップです。 (ガイドブックより)

教会正面の扉で、冬期は閉じていて拝観できませんでしたが、
ここにも見えるように、前面の壁は素朴なフレスコ画で飾られています。
ここにも見えるように、前面の壁は素朴なフレスコ画で飾られています。

フレスコ画は剥げ落ちた部分も結構あるのですが、張り出した屋根に
強い陽と雨雪から守られ、残っている部分は大変色鮮やかです。
強い陽と雨雪から守られ、残っている部分は大変色鮮やかです。
この素朴な色使い。 ブルーの様な、高価な色は使われておらず、
全て土から取ったような色ばかりです。
全て土から取ったような色ばかりです。

これは、教会の前から北西に向いて写したもの。
後ろにすぐ続いて見える白く雪を頂く山々は、北との境を守る形で、
東西に長く続き、丘に農家が点在し、その間を縫って道が続きます。
後ろにすぐ続いて見える白く雪を頂く山々は、北との境を守る形で、
東西に長く続き、丘に農家が点在し、その間を縫って道が続きます。

我々は、この写真の中上側を横に伸びる道を西(左)に行き、
曲がって一番奥上に見える家の横を通り抜け、
レフロントロに向かいました。
憧れていた水車小屋、モリネット・デッラ・クローダ・
Molinetto della Crodaをやっと見れました!

レフロントロ・Refrontoloは、この辺りではちょっとした中心の感じの
町でしたが、そこから山道を辿り少し奥に入り込むと、
道脇にはまだ雪が残り、道も雪解けでぬかるんでいました。
水車小屋はまだ開けておりませんでしたが、
水車はゆっくりと回り続けていました。
いかにも、かっての生活を髣髴とさせる、そんな佇まいです。
水車はゆっくりと回り続けていました。
いかにも、かっての生活を髣髴とさせる、そんな佇まいです。
滝から落ちる水は小さな池となり、そしてこの流れに。
水の透明さをご覧下さい。 いかにも雪解けの水の色ですね。
水の透明さをご覧下さい。 いかにも雪解けの水の色ですね。

例によって、家鴨と鴨たちがワイワイと・・、よう喋ります!
水車小屋の手前に駐車場があり、周囲をこのように丘が取り囲んでいて、
真っ青な空の下、丘の斜面も全て葡萄畑になっておりました。
何か懐かしい、段々畑のイメージがします。
真っ青な空の下、丘の斜面も全て葡萄畑になっておりました。
何か懐かしい、段々畑のイメージがします。

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