・ n.3  ヴィットリオ・ヴェネト ・ セッラヴァッレ 

今日は、ヴィットリオ・ヴェネトご紹介の3回目、
私の好きな北側のセッラヴァッレ・Serravalleをご覧頂きます。  
どうぞ!

先回ご紹介のチェーネダとの境の町の門の内側が広場になっていて、
そこからぐるっと回りこみ、フラミーニオ広場へ戻る細い道があり、
川沿いのこの道が素敵なのです!

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これは曲がってすぐの所から、町の通りの建物の裏側の眺めで、
中央に大きくそびえて見えるのが、パラッツォ・ミヌッチ・デ・カルロという、
現在博物館になっている建物。  



上の写真で見えている塀の手前の道。  
右手の建物との間をメスキオ川が狭められて流れていて、  
写真ではよく見えませんが、流れは2本、上下に分かれています。

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奥に見える鐘楼がドゥオモの鐘楼。
右からも左からも山が迫り、谷の間を細く細く北に向かって抜けていく、
そんな位置の感じがお分かりに成ると思います。  



上の写真から少し引いた場所。 
ドゥオモからの建物群が、この手前の小さい古い家で終わり、
その右に見える建物との間を、川向こうの道が通り、
ドゥオモの鐘楼の所で合流という訳です。

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この右側の道がまた素晴らしく、古い建物のアーチが続く通り、
つまりポルティチ・アーケードの道なのですね。

奥にこんもりと見える山が聖所サンタアウグスタで、真ん中にぽつっと
白く見えるのが、一番上にある15世紀の教会。 
町の人々は散歩がてらあそこまで行きます!  



裏通りの、どっしりの古い建物の窓。 ヴェネツィア・ゴシック様式。
このヴェネト平野の一番奥の町まで、
ヴェネツィアを仲介して、オリエントの風が渡って来ています。

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堂々とした風格のある窓に、可憐なゼラニウムの鉢が並びます。



道がドゥオモの前で合流する少し手前を入った所に、
このサンタ・アウグスタへの道が始まります。

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登り始めはこの様に石段ですが、すぐに地の道になり、
毎日散歩がてらに登る人も多く、市民に大変愛されています。 
上からの眺めは、素晴らしいの一言! 



フラミーニオ広場の私の大好きな写真をご覧に。 
先回ご覧頂いた中に、左側に切れていた建物の全面です。
残念ながら私が写した物ではありませんで、
Marca Trevigianaの本からスキャンしたもの。

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影が大変上手く入っていて、写すにも時間の選択が大事と納得です。



広場の西側の建物の1部で、ちょうどお祭りの準備中。
バルコニーに飾り布が下がり、赤い布、牡鹿が金地に浮かび上がる、 
素敵な柄です。

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古い建物を修復する時は、なるべく以前のフレスコ画や、石の組摸様など
を残して修復します。

この写真の右端に切れている建物の壁には、
2階のバルコニーの窓の上に、聖母子像が描かれています。
細く上に伸びる建物に、何かしら京都の奥に長~い町家を
思い出しました。



古い要塞でもあった13世紀のセッラヴァッレのお城で、
いかにも中世の面影が漂います。

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現在は改築されて、落ち着いた少人数のお客を受けるホテルになっていて、
写真は、雑誌のホテルのページからスキャンした物で、
サイトは、www.serravallefestival.it



フラミーニオ広場からお城にも至る坂道は、かなり急な丸石舗装の道。

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ひっそりとした坂道を上っていくと、まさに時が止まっている感じを受けます。
かなり長い間この辺りは寂れるままに、ほって置かれた様子ですが、
今また少しずつ修復が進み、新しい命が蘇ることでしょう。



セッラヴァッレの中心通り「殉教者通り」には、豪華な邸宅があります。
このバルコニーをご覧下さい。 
私は端っこに座っている、この得体の知れない動物を写したつもりでした。
ワン君かな?

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そして良く見ると、何とまぁ素晴らしい円柱、豪華なカーテン、
天井の高さ、造りの豪華さ! 驚きました。
こんなバルコニーなら、姫が現れても驚きはしませんね!


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