・ 夏の日のブラーノ島 ・ Burano

ヴェネツィアにお出かけの時はきっと、レース編みで有名な
ブラーノ島にもお行きでしょうね。

でも船着場から中心広場への道は通られても、そして西の方に
回られる事があっても、島の東の内側へはなかなか、ね。

昨日から、こちら北イタリアは雪まじりの冷たい雨で、
熱い夏の太陽が恋しくなり、半ばヤケクソで、
ブラーノ島東側の、少し変わった夏の風景をご案内です。


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ブラーノに行くには、ヴェネツィアの東にある船の発着場、
フォンダメンタ・ヌオヴェから連絡があり、 
運が良く大型観光船の運行時間に当ると、上の席からの眺めが
大変雄大で、ラグーナの中を行く航路が、
ゆっくりカーヴを描いて進むのが良く見えます。
       
上の写真の眺めは、となりの島マッゾルボからの眺め。



「ブラーノ島はレース編み」と有名ですが、も一つ有名なのが
それぞれの家が色鮮やかに塗り分けられている事。
夏の強い光線の下、も一つ鮮やかな色をご覧下さい!

鐘楼が傾いているのはピサの斜塔だけではありませんで、
ここブラーノ島のもかなり傾いています。
かなり際どい気がしますが、まぁ、今の所は警戒警報は無し。

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まずは島の西側の眺めから始めたいと思いますが、
こちらは上の写真の左側の、この強烈な赤! 

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「ロッソ・ヴェネツィアーノ・ヴェネツィアの赤」と言いますが、
実際は、少し茶が入った渋めの赤。
日除けテントの茶の縞の使い方が、横と縦になっているのに、
気が付かれました? ちょっとお洒落にね。



涼しげな水色、窓辺の濃いピンクの花、ブルーの縦縞のテント。
すっきりと洒落た感じでしょ?!

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島の東側の様子は、西とは少し雰囲気が違い、
少し慎ましい感じというイメージを受けるのですが・・。

この運河の突き当りの家(水色の家)の壁2階部分に、
キリスト像が祀られていて、普通ですとマリア像ですが、
ここのはかなり大きなキリスト像。

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上の写真の運河沿いを手前に進むと、確か2本目の橋が
木製の小さい橋で、その左辺りにこの古い修復を待つ家の壁。
剥げ落ちた壁と、日に晒された緑の扉が好きで写したものです。

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木製の橋辺りから島の内側に入り込むと、観光客が余り行かずの
ちょっと不思議な光景が広がります。

家がブラーノ式に鮮やかに塗り分けられているのは同じですが、
運河がなく小広場、または通り道になるので、
ちょっと国籍不明なイメージに、そう思われませんか?

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上の写真の真ん中、水色の家の入口。  
家全体のイメージよりも、だんぜん可愛いですよね?!

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ここにはやはり、敷石の道よりも、運河が欲しいですね!
見ていて、眼が乾きそう。
  
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少し涼しく演出しているお家の入口を。  
大きな日除けの傘が、植木鉢のお花用にね。

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このイメージから、何を最初に想像されます?  
私は一番に「西部劇」を思い浮かべました。
メキシコのマリアッチの音楽でも聞こえて来そうでしょう?
まさに「乾いた土地」を思いますが、皆さんは?

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最後は私の好きな写真を。
このブルーが大好きなのと、敷石がグレイに写り気に入りです。
ドアは赤いようですが、今の目隠し布の方が素敵でしょう?

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