・ n.4 イタリア中部紀行 2010年秋

お陰様で、無事に元気に旅を続けております。

今夜4日現在、トスカーナ州南のピティリアーノ・Pitiglianoの
宿に到着、素晴らしい景観の夜景を眺めつつこれを。
      
ピティリアーノに来る事は、今回の旅行の中でもとりわけ大きな
目的だったのですが、
まさに絶景としか言いようがない景観で、来れた事に感謝!

が、まずはウルビーノから一足延ばして出かけた
ウルバーニア・Urbania の様子からどうぞ。

◆ウルバーニア
ウルビーノから20分程の距離にあるウルバーニア。
Urbaniaと書き、発音はウルバーニアで間違いないと。

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昔バスでアレッツォからウルビーノに行く途中にちらっと眺め、
何か良さそうな町の記憶が残っていただけでの訪問で、
何も調べずに出かけた町です。
       
町の入り口からは、川の蛇行する岸に沿いドゥカーレ宮が見え、
少しワクワクしながら古い中心部に入って行きましたが、
十字に交差する通りにはちょうどお昼時であったせいか
まるで人影もなく、寂れた様子。


それでもお昼を食べつつ町のパンフレットを眺め、ドゥカーレ宮が
午後3時より開く事を知り出かけました。

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内部はかっての領主デッラ・ローヴェレ家・Della Rovereの収集した
書物やスケッチ類の展示、(大コレクションの様子)
現在は市の図書古文書館の展示で、興味深い版画もありましたが、
突然にふらっと訪れた見学者には余り向いていない展示類で、


が、城内部の塔からの眺めは素晴らしかった。

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後に訪れたインフォメーションで町のガイドブック等を買いましたら、
よほどに珍しいお客だったのか、あれこれ町紹介の記事の載った
雑誌類をおまけにくれ、最後には大きなポスターも、というので
いくら車とはいえご遠慮申し上げ・・。

パンフレット等から知った事を一つ付け加えますと、
この町の呼び物は、十何体かの自然乾燥のミイラなのです!
中世からの物だそうで、特集なカビの作用でミイラが出来るとか。
納められた教会があり2エウロかで見れるのですが
勿論大怖れの人間は遠周りをして逃げ脚で教会前を・・!

町の変遷などあれこれ謂れがありそうで、
ガイドブックなどで分かりましたら、お知らせいたしますね。



◆ウルビーノから、アンギアーリ・Anghiariに向かいます。
前日の午後足を伸ばしたウルバーニアでは、最後雨が来ましたが、
この移動日は大快晴。

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ウルバーニアを過ぎ、サンタンジェロ・イン・ヴァード・
Sant'Angelo in Vadoに差し掛かると、町の佇まいに魅かれ
急遽寄り道する事に。
それがなんと大正解の寄り道だったのです!

というのも、ここもなにも知らずに寄ったのですが、ローマ期の大邸宅が
発掘中で、素晴らしい多色床モザイクを見る事が出来ました。
写真は禁止でしたが、下で町の様子をどうぞ。


◆サンタンジェロ・イン・ヴァード
ここも平地にある小さな町で、川が町のすぐ傍を流れ、
どうやらタルトゥーフォ・トリフ採取で有名らしく、それを謳ったレストランや
ポスターをたくさん見かけました。
タルトゥーフォについては一つお話しがありますが、ウルビーノ篇で改めて。

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大変に賑やかな活気のある町で、グループ観光客も訪れているのですね。
偶然に話した若いお母さんが、ローマ期のモザイク発掘所が
開かれている事やインフォメーションの場所も教えてくれ、
パンフレットを貰おうと寄りました。
  
寄り道しただけで午後はこの町に居ないと言うや否や、係の女性が
ではすぐご案内するので待って、と自転車で鍵を取りに走り、

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そういう心算はなかったものの、では、と3エウロ払って町外れの草原に。
そこの仮の覆いの中に、なんと凄いモザイクがありました!

かなりの広さの何室ものモザイクの部屋があり、入り口、寝室、食堂、
サウナ室、男性用女性用の各部屋、それらが全て白黒または
多色使いのモザイクで埋められ、
中でも一番素晴らしい多色モザイクの食堂は、
なんとこの夏に発掘整備されたばかりとかで、色も大変に鮮やか。

ご一緒してくれた写真の女性が大変親切にガイドではないので、
と言いつつあれこれ説明してくれ、それを良い事に最後まで。
でもこの説明があったからこそ良く分かったので嬉しく、
最後にほんの少しのお礼を。


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かなりの広さの草原で、この真ん中の一部が漸くに2000年から
発掘が始まったとかで、大邸宅もまだまだ全部が発掘されていないとか。
今までもあちこちでローマ期のモザイクを見ていますが、
ここのは大変精巧な技術のモザイクで、しかも大規模。

この辺りにお出かけの方、モザイクがお好きな方、
是非お寄りになる事をお勧め致します!

それにしても、ローマ人の遺した凄い物がまだまだ出てくる、
しかもほぼ完全な形で出てくると言うその凄さに、改めて驚きました。
知らずに偶然に寄った町でしたが、大きな贈り物でした。

アペニン山脈越えは、対向車も少なく、ゆっくりと慎重に、
途中の寄り道もあり、約80k 1時間半程の予定でしたが、
午後1時半過ぎにアンギアーリに到着しました。



◆アンギアーリ
アンギアーリ・Anghiariには昔スケッチをした思い出があり、
いつかまた行きたいと言う願いもありましたが、今回絵の友人を伴い
再訪でき、ウルビーノとは違った喜びを感じました。

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やはり観光客用に町が少し様変わり、大好きだった隅ずみが
モノクロから彩色に、という様な変化がありましたが、
この町はやはり好きな町。

町の様子を少しと、朝夕の色、霧のかかった平野をどうぞ!
真っ直ぐに続く道は、サンセポルクロ・Sansepolcro に続く道。

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上の地図、アンギアーリの下に見えるモンテルキ・Monterchiに線を
引きましたが、ピエロ・デッラ・フランチェスカの「出産の聖母」を見に。

昔見た墓地の礼拝堂からそれ用の博物館に移動収蔵されていましたが、
配慮の行き届いた展示で、素晴らしく美しい聖母でした。
あの表情の柔らかさ、肌の美しさ!
右の天使の頬の一部の修復が気になりましたが、
これから先の保存も考えると、今の博物館が妥当なのかもです。


と言う様子でアンギアーリに2泊し、ピティリアーノに。
途中見えた塔と町の姿に魅かれカスティリオン・フィオレンティーノ・
Castiglion Fiorentino、お昼を食べにチェートナ・Cetonaに寄り、
山越えでかなりの雨に遭いましたが、

無事雨上がりのピティリアーノに到着。
ここは凄い!!
と言いつついやらしく、次回のお楽しみに! と申し上げます。

友人連中や、ご一緒している友人のご主人もこの旅行記を
見て下さっている様なので、
今の調子で更新したいと思っています。 よろしくお願いいたしま~す!
ではまた次回に!!

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