・ n.2 アンコール・ワット遺跡群に!

さて今日は、先回に続いてのアンコール遺跡群の2回目、
アンコール・トム遺跡をご覧頂きますね。

1-51-アンコールトムの東門_GF.jpg

写真は先回と同じ、コネリアーノ在が私よりも長いMさんから拝借、
説明は彼女からとこちらのサイトから。
アンコール遺跡群ガイド
http://angkor.yan-tian.net/index.html
今回ご覧頂く地図の全ては、この「アンコール遺跡群ガイド」の
サイトから同意を得て掲載させて頂いておりますが、
大変良く出来たサイトで分かりやすいので、是非ご参考に。

まずは上の写真、アンコール・トム遺跡の東門前、
道の両脇にずらっと並ぶ象にご注目を。
右手前に写っているのが、観光の足トゥクトゥク。



アンコール遺跡全体の図をもう一度どうぞ。

2-an1.JPG

先回は、アンコール遺跡群の中でも最大の建築物である
アンコール・ワット・王都の寺院と、観光拠点の街シェムリアップ、
そして近郊の様子を少しご覧頂きましたが、

今回のアンコール・トム・Angkor Thom遺跡はアンコール・ワットの北、
アンコール遺跡群の中でも最大の城郭都市の遺跡で、
城壁内に王宮や寺院が点在しています。
     
  

池かな、濠かな、中心に点在する遺跡群に向かいます、

3-53-両側の眺め_GF.jpg



こちらが、アンコール・トム遺跡の地図。

4-map1.jpg

12世紀末の建造と言われ、アンコール・トムという名自体が
大きな都市を意味するそうで、地図で見るとまさに城郭都市、
東西南北の門からの道が中心で交差し、バイヨン・Bayonという寺、
もひとつバプーオン・Baphuon という寺、その北側に王宮があります。

東の城壁には門が2つあり、これは勝利の門と死者の門とありますから、
北側の王宮に続く道が勝利の門ですね。



こちらが南門。 門上の塔に顔。

5-54-南大門_GF.jpg

東門にもありましたが、こちらが良く分かります。
と、門のアーチの形、これは何かを模っているのでしょうか?
東門のアーチもこんな形をしていますね。



城郭都市の真ん中に位置する寺院、バイヨン。
こちらは外側の眺め。

6-56-Bayon外形_GF.jpg  



テラスから。
神秘的な微笑みを浮かべる人面塔が並び、あると知りつつも
実際に目の前に見ると、そのミステリアスな魅力に魅了され、
見飽きなかったと。

7-58-テラスからの眺め_GF.jpg

8-60-詳細_GF.jpg

確かに美しく、しかも大きく魅惑的! バイヨン寺院の建設時は、
当時大乗仏教が影響を及ぼし始めており、
形も須弥山をイメージして造られたと言われ、
人面も観世音菩薩と見られるそう。
       


内部の装飾。

9-61-内部装飾_GF.jpg



たくさんの小室には仏像が納められ、
参拝客の上げるお線香の香りが漂います。

10-62-祈る人_GF.jpg



バプーオン寺院、この寺院は11世紀中頃の物と見られ、
3層からなるピラミッド形。

11-64-Baphuon_GF.jpg

アンコール遺跡群の建物は、この様にピラミッド型か、もしくは
平面展開型に分ける事が出きるそうで、
建築材料や規模も皆違うのが特徴と。



そして、こちらはピミアナカス・Phimeanakas寺院。

12-65-Phimeanakas_GF.jpg

この寺院は王宮の中にある寺院で、その名は天上の宮殿、
空中楼閣という意味を持つそう。
そうですね、こちらもピラミッド型の優雅な印象。


王宮のテラスの幾つかを。 象の姿の浮彫のある、象のテラス。

13-66-テラス壁画_GF.jpg



テラスの浮彫と、

14-69-テラス_GF.jpg



背後に見えるのが、ライ王のテラス、の様子。

15-70-テラス_GF.jpg

狛犬ではなく、やはりライオン像でしょうけど、
形のデフォルメが大変面白いと思います。
こういう伸びの姿勢、前脚を突っ張って胸を膨らませる、を
猫ちゃん達が良くしますよね。



アンコール遺跡群を含む、この一帯の地図をどうぞ。
シェムリアップの街、アンコール遺跡の位置、そして近く遠くに
たくさんの遺跡があるようで、実際Mさんから届いた写真にもあれこれ
あったのですが、かなりの部分を省かざるを得ませんでした。
16-area.jpg 
      


地雷博物館という恐ろしい名前の北に見えるバンテアイ・スレイ・
Banteay Sreiには、素晴らしいヒンドゥー教寺院、10世紀が。

17-1-37-参道_GF.jpg

東西115m、南北95m程の小さな寺院ですが、大型バスが何台も並ぶ
大駐車場を持ち、ご覧のように大勢の観光客が続きます。



脇からの眺め。
寺院近くと思われる、水田風景もありました。

17-38-外壁_GF.jpg



内部の素晴らしい装飾と色。

19-40-寺院内部_GF.jpg

20-41-詳細_GF.jpg

21-42-詳細_GF.jpg

22-43-詳細_GF.jpg

バンテアイ・スレイという名は「女の砦」を意味するそうですが、
ご覧のように赤色砂岩や煉瓦で出来ていて、保存の良さにも驚きです。
シェムリアップから1時間ほどで行けるそうで、小さな宝石!
とMさんのお勧めの場所。



最後は、リクエストして追加で送って貰った宿泊ホテルの写真を。
なぜなら、素晴らしく美しくてお高そうなホテルだったので!
La Residence d'Angkor という5星、
ご関心ある方、お値段は各自でお調べを。

23-72-839_GF.jpg



私はこのバスタブに一目惚れ!
どこかにフランス植民地風の名残りがありそうでしょ。
      
24-71-818_GF.jpg



こんなホテルのショーの写真もありました。
本当は5人写っていたのを、左から2番目の女性を大きく見せたく
一人省略を、失礼。

25-73-179_GF.jpg

インド風でもあり、タイ風の様でもあり・・、
やはりインドシナ半島の国、を改めて感じました。
       
という訳で、関心はありつつもなかなかチャンスの掴めない、
カンボジアのアンコール遺跡群の様子に触れる事が出来ました。
実際に行ったら、
その広大さ、空気の異質感がもっと強烈なのでしょうが、
皆さんも私同様、かなりの部分はお感じになられたろうと思います。

2回のお付き合い、有難うございました!
そしてMさん、有難う!

◆*◆

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遂に3月!
ですが、昨日から北イタリア、中部山岳地帯より雪の知らせ、
今日は南イタリアの方へ雪が移っている様子です。
有難い事に、この辺りは風は強いものの良いお天気。

春が来るぅ、と嬉しい気持ちの後ろから、宿題山積み、という
請求書がちらっと、でもしっかり顔を見せます。
う、う、う。 まぁ、好きな事だけしているので当然なのですが。

という事ですが、めげずに心を強く持って、ははは、
はい、春の空気を味わいに、村内一周に出かけてきま~す!
       
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