・ 無事、戻りました!  そして、四国路

27日の夜遅く、1ヶ月間の日本滞在から無事戻りました。
尾道と広島での水彩展が主たる目的だったのですが、
懐かしいたくさんの友人たちに、
そしてこのブログを通じて知り合った、新しい友人達にも
お目にかかる事ができ、本当に恵まれた旅となりました。
暖かく迎えて頂けた事に、心からお礼を申し上げます!!

お天気にも恵まれ、JRのパスをフル活用、四国、九州、神戸と
歩き回り、初めての土地、初めての物にもたくさん出会いました。
今日はとりわけ初物の多かった四国路を!


帰国しての空港で「丸山応挙、帰省中!」というポスターを見かけ、
琴平に行く気になったきっかけの、この虎の絵。

1-16_t_t.jpg

幸運にも1メートル程の近くから見る事ができ、おまけに、朝早くで
殆ど人が居らず、係りの方からゆっくりお話も聞け、楽しみました。



それにしても、なんとも可愛い白いトラ猫、イヤ、白い虎ちゃんです。
来年はパリで展覧会が行われるとの事で、
さぞかしパリの人々の人気者となる事でしょう!

2-19_t_t.jpg



初めて、伊藤若冲の実物を見る事ができました。
さすが!!  感激!!
手が届くほどの近さから見れるとは!

3-36_t_t.jpg

4-42_t_t.jpg

それにしてもこれだけの作品が、何の保護も無しにポンとそこに。
霧雨のようなお天気の日でしたので、こんな展示で大丈夫なのか、
と心配になりました。 重文にもなっていないのだそうで。



結構お城が好きで、何とかの高上がりで天守閣に上ります!
高知城の天守閣はそう高くなかったですが、
見下ろすと、構築の美しさを感じました。

5-114_t_GF.jpg



城郭内の石段、見事なカーヴ。

6-115_t_GF.jpg

前日は、琴平の金比羅さんの石段を登り降り、
この日はまたせっせとお城の階段を。
さすがに、戻り道で膝が少しおかしくなりました。



それにしても、高知の人々は大変に親切でした。
道で尋ねた人々全てが、非常に親切に教えてくれましたが、
いや、高知のみならず、一体に四国の方は親切でしたね。

7-119_t_GF.jpg



展示室にあった、山内容堂公の陣羽織。
渋い赤地に、太い紐がカーヴしているデザインでしたが、
その袖口からこんな更紗柄が見えました。
日本男児の、素敵なお洒落心!

8-138_t_GF.jpg



そしてこれは、坂本龍馬の着物。

9-136_t_GF.jpg

やはり高知は龍馬よね、と博物館を2つ見に行きました。



坂本龍馬殿。 この写真は何度見ても、不思議な驚きを受けます。
歴史の中の人物、というよりも、一挙に時代を超えて迫る青春、
というのか・・、 やはりすごい写真です。

10-14_t_t.jpg



タクシーの運転手氏が、待ちの時間をサーヴィスしてくれるというので
桂浜まで行き、ついでに龍馬の博物館も見物しましたが、
ここの龍馬像は、写真の迫力には及びもつかず。

11-155_t_GF.jpg



何度も私のブログに登場してもらっている、ゆんぴょさんちの
にゃ~こにも、初めて会う事が出来ました。勿論、ゆんぴょさんにも!

12-172_t_GF.jpg

少し体調が良くないとの事でしたが、
それでも、抱っこさせてもらえて、嬉しかったぁ!!
にゃ~こ、元気で長生きしてよ。



足摺岬は、昔行きたくて叶わなかった場所。
今回は、JRの安いパスをお供に!

13-177_t_GF.jpg

外国人向け、2週間乗り放題、新幹線も利用でき、
特急券込みで、45000円也。
が、足摺辺りはJRが走っておらずバスのみ。
最後広島に戻る日の財布の中身、1000円札一枚也!!



中村からバスで延々と細い道を行くのに夕陽が落ち始め、焦り加減。
民宿の前でバスを止めてくれた運転手さんは、「まだ、間に合うよ」と。
が、海の上に雲がかかり、足摺の夕陽はこれが精一杯。
 
14-192_t_GF.jpg

      

翌朝。  朝陽のバラ色。
一直線のさえぎる物ない太平洋。

15-210_t_GF.jpg



雲が動き、バラ色が増えていきます。

16-211_t_GF.jpg



展望台から。 中年の絵のグループがやって来て、
大いにはしゃぎながら記念撮影を。 
写真のグループ、観光の一団も、一人旅は居らんのかいな?

17-220_t_GF.jpg



海の向こうは・・、アメリカ!!

18-231_t_GF.jpg



台風銀座の、風の強さを語る姿。
すごいなぁ! 偉いなぁ!!

19-244_t_GF.jpg



光る海の中、漁船が3艘、一番小さいのが真ん中に。
なんとなく感心して見送りました。

20-258_t_GF.jpg



足摺にある、八十八箇所の38番の札所。
37番からは80キロ程だそうで、民宿で一緒になったお遍路さんは、
3日間の行程との事。
それにしても、四国で見かけたお遍路さんの多いのに、すこし驚き。

21-268_t_GF.jpg



この写真、意味が分ります?
お遍路さんの前の道を猫が横切り、通りかかった車が
猫をよけるのに反対車線に入ったのです。
我がスコミーゴ村と、よく似ています、はい。

22-272_t_GF.jpg



今年春から開館した、松山の伊丹十三記念館を
四国の最後に訪れました。
猫を抱いた男性の写真が、そして伊丹十三が、好き。

23-38_t_t.jpg

こじんまりとした素敵な空間で、なかなか楽しく過ごす事ができました。
第一に、開館時間前に入口辺りをうろついていた私を、
ちゃんと中に入れてくれたのです!
日本では珍しい事で、少し感激しました。


こうして、大いに遊び楽しんだ日本の1ヶ月間が過ぎ、明日より12月。
ポチポチ、また日常生活に戻ります。
ブログの更新にも励みます。 
よろしくお願いいたします!

*****

ブログご訪問、有難うございます!
見たよ! の応援クリックも宜しくお願い致しま~す!


*****

コメントの書き込みについてのお願い。

ブログの記事下に、「コメントを書く」が出ていない時は、
上か右の、記事タイトルをクリックして頂けると
記事の一番下に「コメントを書く」が出ますので、よろしくお願いいたします。
非公開コメントをご希望の場合は、非公開で、と書いて頂くと、  
コメント承認制ですので、保留にし、お返事だけ公開しますので、
それもご了承下さいませ。

この記事へのコメント