・ n.2 バザールの魅力を ・ イスタンブル 

引き続き、イスタンブールのバザール探訪その2をご覧下さい。
地図は昨日の分にございます。

まずトップは続いての金製品から、冠とネックレス。
余りにも細工が繊細で、これ本当に金なの?!と
言いたくなる程ですねぇ。

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5本の指輪がそれぞれ繋がり、手の甲にまた飾り細工!
何やら手甲みたいですけど、脚絆タイプはある?! きゃは。



こちらはぐっと庶民的に、はは、ブレスレットですね、
同じタイプのネックレスもありましたよ。

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素晴らしく大きなルビーの一連の品々に、エレオノーラが
参考に、と値段を訊ねましたらすらすらと答えてくれましたが、
その手の金額は私の頭には残りませんが、ケタ違いの値で、はい。
それにしても、こういう店主の資産状態は、どんなのかと?!



通りの角で出会った絨毯を運んで行く小父さん。
同じ様な光景を、短い時間に2度ほど見かけましたから、
う~ん、やはり売れるのですねぇ!

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ヘルガと2人、うっとりと絹の絨毯の素晴らしいのに見惚れてましたら、
早速に店の売り手が寄って来て、中のを見せると店に入った途端、
こちらはさっさと逃げまして・・、ははは。



余り繊細ではありませんが、パイプの柄。
蝶に、オウムに・・。

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バザール内に7つあるという泉の1つ。
こういうのにも、ちゃんと飾りが施されていて・・。

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言い伝えによると、かってスルタンは普通人の姿に変装して、
お忍びでバザールを散歩したのだそう。
そうする事によって、民衆が何を好むのかを知る事が出来ると。
       


楽器店が集まっている一郭がありましたが、
どれがトルコ独特の楽器なのか、知りませんで、

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お客に店のお兄ちゃんがタタッっと叩いて見せた縦型のドラム、
緑色の革張りが素晴らしい音!
インドやアラブ系のドラムの音にはいつも心動くshinkaiは、
もっと聞かせてぇ~!とせがみたかった。



ポーチ類。 柄が繊細で、本当に面白く、

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象嵌細工の小箱類。
サンタ・ソフィーア聖堂で見たモザイク作品もそうですが、
まったくその細やかさには驚くばかり!
この職人技の奥深さに、まさに歴史の長さを思います。

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さてここからは、エジプシャン・バザールの脇の通りの店々で、
肝心の市は祭日で閉店でしたが、
2日目の夜にガラタ橋に行った時にこちらの店々は開いており、
あれこれと見物方々小物を買ったり味見をしたり。

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3日目の午前中にも通りましたので、昼の写真も幾枚かありまして、
こんな感じの店並びで、こちらの方が、まさに街の人々用マーケットの印象。

ですが言葉に関してはグラン・バザール同様皆さん達者で、
イタリアーネー!と店の奥からお声がかかり・・。
まったく良く見分けるものです!



布類、クッション・カバー、スカーフ、より取り見取り!
パッチワーク式のをかなり見かけましたが、
古い絨毯の良い部分を剥ぎ合わせて新しい品になったり、
バッグにしたりで、欲しいのが幾つもありましたがぁああ・・。

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ナッツ類、干しイチジク、干したヤシの実。 干しイチジクや
ダッテリ(ヤシの実)はむっちりと、冬のおやつに美味しいもの。

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クルミ、ピーナッツ、ピスタッキ、干し葡萄ecc ecc

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オリーヴ各種、

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チーズ各種。

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一見柔らかそうなリコッタ式の固まりがあり、
リコッタかな?とジュリアーナと見つめていましたら、
グイッと目の前に味見用の小さな塊が幅広い包丁の上に乗って、

ははは、見かけは柔らかそうでもがっしりと塩味の強い物で・・、
チーズ類はねぇ、イタリアの方が品種豊富で美味しいです!



スパイス各種、お茶各種。

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野菜料理でも、どこかピリッと辛みがありましたが、
こんな手前の辛み類各種が隠し味なのでしょうねぇ。
見かけだけだとまさに味噌なのですが、全部辛子調味料。

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こんな風に各種スパイスが山盛りなのですけど、
ガイドの説明では、トルコ料理は余りスパイスを使わないのだそう。

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う~ん、ヨーロッパの人間は、というよりも、
かってのヴェネツィアやジェノヴァの海運国は、
このスパイスを求める為に航海技術もしのぎを削り、
オリエントとの交易を優位にしようと競争したのでしたっけね。



店の途切れた端っこの小テーブルの上、店じまいの支度か、
葡萄の葉に巻いたお米をほぐす最中。

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葡萄の葉に生のお米を巻き、調理するレシピがあるのでしょう。
とても綺麗に巻かれていますから、
きっと、右に見える白いプラスティックがその秘密兵器ですね。

注: リンクさせて頂いている「かくや 日々の写真の貼り雑ぜ貼」の
利根さんに、葡萄の葉だと教えて頂きました。
利根さんは現在もエジプトにお出かけですが、あちらにも葡萄の葉に
お米を巻いて、鍋にぎっしりと詰めて炊くレシピがあるそうです。



これ、濃い色の筒みたいな物、何かお分かりですか?
訊ねましたら、エッグプラント、茄子なんですって。
きっとこれにも何かを詰めて、料理するのですね。

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で、赤いのはピーマンだと分かり、左手前は赤唐辛子ね。

上に書きましたオリエントの香辛料では、まずコショウが最初に出た
と思うのですが、確かにコショウも見かけましたけど、
一般に多く目につくのは、圧倒的に唐辛子類で、
トルコ人の好みは、唐辛子の方なのかも。



懐かしい姿を見かけましたよ、はい、へちま。

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この店は先程の通りとは反対側にあったのですが、
最初の通りでも見かけています。

で、横並びにヘチマや、スポンジなどお風呂用品ですよね、絶対に。
そのすぐ横には茄子やピーマンの調理品が同じ様に下がり、ははは、
ヘチマの下に見える瓶も、食べ物ですよね。

まったくに同等の扱いで店に並び、ぶら下っているのです。
店の並びでも、食料品の横に板一枚の仕切りで衣類があったりで、
お固い神経の方には受け入れがたいかも。

ええ、shinkaiはこれ位はへっちゃらで、喜びますです。
そうそう、右下に見える、白い薄い細長い袋を重ねた様な物、
あれは腸なんですってさ。



2回続きましたバザールご案内の最後は、上の通りにありました泉、
手洗い所と言ってもトイレではなく、純粋な水道口ですが、
上部が素晴らしいのをどうぞ。

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次回は、はい、オリエント急行というのは、如何でしょう?!


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秋晴れの良いお天気の日曜朝、旅行を一緒にした仲間と
もひとりが連れだって歩いて隣のオリアーノ村にやって来たと、
呼び出しがかかりいそいそと。

挨拶を交わすなりの話題は、何よりも何よりも、
昨夜遂に辞任したベルルスコーニの件。

政治については書かない事にしていますが、
あの恥さらしが遂に辞めざるを得なかったのを、
一般のイタリア人がどんなに喜んでホッとしているか、
それだけは、お伝えしたいです!

ジュリアーナは、ナポリターノ大統領に
感謝のメールを連名で出そうと言い、皆賛成、
午後には早速に送っている事でしょう。

次に何がやって来るかは分かりませんが、
今迄以上の恥さらしは、よもやありますまい!
       
次々の天災被害でイタリア人も疲れてはおりますが、
それでもね、久し振りのイタリアの青空なのです!
イタリアの守護聖人サン・フランチェスコ様、グラツィエ!

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