・ n.1  バザールの魅力を  ・ イスタンブル

大いに愉しんで来たイスタンブルの街歩き、
写真整理がしやすく、ご案内もしやすい場所という事で、はは
まずはバザール・Bazar などは如何でしょうか?!

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日本にも土地の市場があり朝市もあり、イタリアも同様で、
いや、週一のイタリアの市の方が少し活気があるかもですが、
昨年行きましたエジプトはカイロのバザールにも、
今回のイスタンブルのバザールにも、
混沌さと規模の大きさでは到底及ばない、かけ離れた物なのですね。
このカオスは、昔知っていた大阪の鶴橋辺りに少し似ているかも。
       
写真を選んでいたら、あれもこれもと多くなり、
百聞は一見にしかずという事で、はは、例の如く2度に分け、
目で楽しんで頂こうと思います。
残念なのは、あの独特の香辛料の入り混じった香り、
あれが無い事ですが、まぁね、色だけでもどうぞ!!

写真は、グラン・バザール・Gran Bazar のゲート7の入り口。
ゲートは全部で18あるそうですから、出かけて戻る時用に、また
待ち合わせにも、門の番号を覚えておくように、とのアドヴァイスでした。

イスタンブルに到着の土曜5日の夕方、19時までしか開いておらず、
翌日から4日間だったか国の祭日で閉るというので、
伝統的な市で香辛料が多いというエジプシャン・バザールと
どちらを選ぶかとなったのですが、まぁ大きい方にという事で・・。

エジプト見たまま ・ カイロの街 1
      
エジプト見たまま ・ カイロの街 2
 
      

イスタンブルの中心部の地図をどうぞ。
なにせ世界3番目、ヨーロッパ一の人口1200万人を誇る大都市、
その広さもボスフォロ海峡を挟みヨーロッパとアジアの両大陸に跨る街、
地図もその都度角度を変えご覧頂きますね。
ここではざっとの位置確認をどうぞ。

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下側が、ボスフォロ海峡に突き出した旧市街部分で、
上に見える海がご存知、金角湾。
上側に広がる新市街なのですが、この辺りはまだ旧市街で、
印を付けたのがガラタの塔。
       
2本北に渡る橋の右がガラタ橋・Galata
旧市街の右の大きな一郭がトプカピ宮殿・Topkapi
その南にサンタ・ソフィーア聖堂・S.Sofia
もひとつ南がブルー・モスク・正式にはSultan Afmet Camii
サンタ・ソフィーアの左に、地下の貯水池、
       
そしてほぼ真ん中に見えるのが、グラン・バザール
ガラタ橋近くに見えるL字型がエジプシャン・バザール、
そこから右の海沿いにあるのがイスタンブール駅、
ご存知オリエント・エキスプレスの発着駅ですね。

今回クルーズ船でボスフォロ海峡を少し溯ったのと、
バスでこの地図で見える辺りはぐるっと回りましたが、
地図に赤丸を付けた所に我々のホテルがあり、
一番の観光名所に近く歩きまわったこの一郭を
ぼちぼち皆さんにも見て頂きますね。

最初の夕方、グラン・バザールの閉る時間前に早く行こうと、
往きは市電トルコ・リラで0,5に乗りましたが、
トルコ・リラ・TL はエウロの約半分、両替では2,35位。


さて到着し、中の通路が意外に広くサッパリとしているのに?!

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ゲート7の入り口の上に1461と見えましたが、
オスマン・トルコの時代に地震12回、火事9回、
19世紀末の地震、最後1954年の火事と、その都度の
再建改修で、かなり様子が変わっているのだろうと思いますし、

19世紀の中頃までは、奴隷売買もここでされていたそうですが、       
1970年以降にとりわけ観光客用のバザールに変身、
往年の面影はなくなっているそう。

とはいう物の、屋根のある市としては世界一の大きさ、
20平米(30とも!)の広さに約3500店、15000人の売り手!
・・相手を出し抜いて安く買う事など、到底無理な話ですねぇ!



こんなスーヴェニールの品揃えもたくさん。
一番手前は水煙草のキセル、

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陶器の飾り玉。
綺麗な物はすぐ欲しくなる質ですが・・、待てよ、
モビール代わりにしても、頭をぶつけると痛そうだし・・!

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背後に見えるブルーの丸は、



「目」、魔よけというか、幸運招きというか、
「アラーの目」と最初聞いたのですが、
博物館の売店でジュリアーナが訊ねましたら、上のお答。

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大小さまざまの目があっちにもこっちにも、
ブレスレットにもなっているのを仲間4人が道端で買い込み、
ソレッラ、ソレッレ・シスターと呼び合いまして・・、がはは。



衣類、スカーフ、絨毯 ecc ecc、
仲間の一人がスカーフを探しましたら、即近くの店に案内され、
絹だ、カシミアだと次々と出て来まして・・、
値段もそうお安くはないと思う物の、結局かなりの数を、ね。

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とにかく大変な品数品種で、有無を言わせません。
そのデザイン感覚の鮮やかさ、融通無碍さ、
そして手仕事の濃密さには感嘆するのみ!

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古い絨毯の素晴らしいのを、民族博物館で見ましたので、
またそれもご覧頂きますね。

そして売り手の皆さん、英語もイタリア語も、日本語もね!
きっとフランス語もドイツ語もアラブ語も、難しい事はともかく、
商売を成立させる為の言葉は話すのですね。

このバザールに限らず、レストランでもどこでも、
道端の焼き栗のお兄ちゃんでも英語を話すのですよ、
エジプトでもそうでしたが、まったく凄いものです。
       
イタリアの仲間に混じる私の顔に気がつくと、一瞬じっと見て、
おもむろに KONNITIWA ですものねぇ。
・・ワッチももっと英会話のお勉強をしとけば良かった!



バザール内には、モスクが1つ、小さいモスク・mescid が12
あるのだそうで、これはその小さい方の一つかと。
他には7つの泉、1つの井戸があるそう。

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陶器類も色鮮やか、柄びっしり、

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灯りの鮮やかな傘さまざま。
カイロのバザールでは、銅製の小さな穴がたくさん開いたのを見て
驚いたのでしたが、ここではこんな、色鮮やかなガラスの柄模様。

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右側のは少しエジプトのに似ていますが、
でもちゃんと色ガラスが入っていて、

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通路の天井はこんな風に。

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かっては部分毎に職種分けされていたのだそうで、
今も多少はその面影があるでしょうか、
ここには何軒か香辛料やお茶の葉を売る店が並び、
その香りに、ふぅ~っと気持ちが浮かれます。

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では本日の最後に、
日頃ご愛顧頂いております女性の皆さま方にプレゼント!
はぁ~い、どれでもお好みを、おひとつどうぞぉ!!

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てな所で、ではまた明日
バザールの続きにお出かけくださ~い!


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