ミラマーレのお城は トリエステから西に7キロのグリニャーノに。

19世紀の半ばに造られた新しいお城ですが、背後に広大な
植物園を抱え、トリエステ湾に望み素晴らしい眺望を持ちます。
トリエステの高台にあるヴィットリア灯台、ファーロ・ディ・ヴィットリア。
一度歩いてここまで行った事があります!

1920年代後半に造られたとの事で、灯台の足元には兵士の像、
灯台の天辺には羽を高く上げた勝利の女神が。
夕方街の港から、灯りがクルリ、クルリと回る様子が見えます。
この一帯の背後は、イル・カルソと呼ばれる石灰岩質の地形で、
海に近い所では絶壁になり、素晴らしい眺望を形づくるのは、
「ドゥイーノ・リルケの小道」でご案内した通りです。

トリエステからバスに乗り、街を出てすぐ左手にはずっと海が続きます。
砂浜は殆どありませんが、海辺に沿って道が続き、散歩に最適。

お天気が良く、お時間のある方は、街を出て松林が始まった辺りで
バスを降り、向こうに見えるお城まで、ゆっくり歩くのも一興かと。
イタリアに来られた時ぐらい、ゆっくりと如何?!
これは東を写しているので、突き出す半島が見えますが、
トリエステの海は本当に広く、遠~くまで。

電車で訪れるとモンファルコーネ辺りから海が見え出し、
トリエステに近づくと高い所を走るので、
眼下に海が広がり、煌き、本当に爽快です!
トリエステに近づくと高い所を走るので、
眼下に海が広がり、煌き、本当に爽快です!
既に、ミラマーレのお城にかなり近づいた辺り。
一帯の海は自然、野生動物保護の下に置かれ、鴎もいっぱい。

パンを放り投げると、空中キャッチの妙技を見せてくれ、
鴎と、目が会うのですよ!! 向こう奥が、トリエステ。
この海の水をご覧下さい。 大変澄んでいる事が良くお分かりと。

トリエステのような大きな街、港の傍にあっての事ですから、
まだまだ、イタリアは良い国! ね、そう思われません?!
これはお城の門を入ってからの写真。
青い海、青い空、白いお城。
青い海、青い空、白いお城。

お城と庭園、マッシミリアーノ、カルロッタ。

マッシミリアーノ(1832-1867)はメキシコ皇帝になった時、33歳。
そして3年後革命が起こり、銃殺刑に。
カルロッタは確か、かなり彼より若かった筈。(1840-1927)
運命というのか、まだ若い二人を襲ったのは過酷な人生でした。
お城や庭園の様子をご覧下さい。
奥の庭は、もっと鬱蒼とした森、というべき様子です。
奥の庭は、もっと鬱蒼とした森、というべき様子です。
注:マッシミリアーノは、ウィーンのハプスブルグ家、オーストリア帝国の
最後の皇帝フランツ・ヨハンの弟で、
カルロッタはベルギー王室出身で、2人は1857年7月に結婚。
最後の皇帝フランツ・ヨハンの弟で、
カルロッタはベルギー王室出身で、2人は1857年7月に結婚。
1864年4月にメキシコ皇帝となるのを受諾、このミラマーレから船出、
後3年後に悲劇の運命に。
カルロッタはヨーロッパに戻ったものの、正気を失ったまま後の長い人生を。
後3年後に悲劇の運命に。
カルロッタはヨーロッパに戻ったものの、正気を失ったまま後の長い人生を。
お城内部・玉座の間で、壁に貼られた紅い絹には MIM の
イニシャルが織り込まれていて、
マッシミリアーノ・インペラトーレ・メッシコを現し、彼自身のデザインと。
イニシャルが織り込まれていて、
マッシミリアーノ・インペラトーレ・メッシコを現し、彼自身のデザインと。

この素晴らしく広く晴れやかな玉座の間に比べ、
御寝所は質素なイメージのモスグリーンの色でした。
庭園からのお城の眺め。

右手に突き出している突堤の先に、スフィンクスの様な像がうずくまり、
ウィーンのベルヴェデーレ庭園にも、もっと大きな物がありました。
ハプスブルグ家に関連しているのでしょうね。 調べてみます。
「リルケの小道」のドゥイーノに近い場所だったと思うのですが、
この入り江に近いレストランで、食事をしました。
なかなか素敵な入り江でしょ。
この入り江に近いレストランで、食事をしました。
なかなか素敵な入り江でしょ。

4月の初めで、イカ墨のスパゲッティと魚のグリルを食べた記憶が。
店主は、イカ墨のリゾットの方が美味しいと、食べた後で言うアホ!
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