さて本年最初のブログ更新が始まりました。
どうぞよろしくお願いいたします!
どうぞよろしくお願いいたします!
一昨日4日、我がイタリア語の先生アンナリーザとミラノに
日帰りで出かけてきました。
日帰りで出かけてきました。

一番の目的は現在ミラノで開催中の「ピカソ展」だったのですが、
せっかくならばドゥオーモとスフォルツェスコ城も見て、
お昼は日本食レストランに行きお寿司を食べようと、ははは、
大いに楽しみにしていた、年明けそうそうのお出かけでした。
せっかくならばドゥオーモとスフォルツェスコ城も見て、
お昼は日本食レストランに行きお寿司を食べようと、ははは、
大いに楽しみにしていた、年明けそうそうのお出かけでした。
さいわいお天気にも恵まれ、全ての予定を順調にこなし、
夜10時には無事、家に戻りました。
夜10時には無事、家に戻りました。
で、まずはミラノの街の年明け風景をご覧頂こうと、
大急ぎで整理したのをアップです。 気楽にお楽しみ下さいね!
大急ぎで整理したのをアップです。 気楽にお楽しみ下さいね!
上の写真は、ヴィチェンツアの駅停車中に見上げる
モンテ・ベーリコの聖所。
日の出のピンクに雲が染まり始めた、朝8時頃。
モンテ・ベーリコの聖所。
日の出のピンクに雲が染まり始めた、朝8時頃。
我が町コネリアーノからミラノに行くには、
朝晩1本ウーディネ~ミラノ間の直通列車があり、
トゥレヴィーゾから斜めにヴィチェンツァに出て、これだと約3時間20分。
という事で、朝のまだ真っ暗な6時半にコネリアーノを出発、
漸くにヴィチェンツァ辺りで日の出を迎えた所。
朝晩1本ウーディネ~ミラノ間の直通列車があり、
トゥレヴィーゾから斜めにヴィチェンツァに出て、これだと約3時間20分。
という事で、朝のまだ真っ暗な6時半にコネリアーノを出発、
漸くにヴィチェンツァ辺りで日の出を迎えた所。
冬のミラノは霧で有名ですが、行く途中でも大変な霧の一帯を通り過ぎ、
帯状になるのか、霧に入ったり抜けたり、こんな所で止まったりもしましたが、

まずはほぼ定刻にミラノ中央駅に到着。
おお! ミラノだよ!! とやはり嬉しく・・、
おお! ミラノだよ!! とやはり嬉しく・・、

ホームの先には、こんなツリーもあり、

もう一度、このなんともレトロで美しい駅のホームを振り返り、

綺麗になっている駅構内から、地下のメトロに乗り換え、

ドゥオーモ前広場に出てきた所。

ガッレリーアを横に見つつ、

ドゥオーモの東南角奥にピカソ展の会場を見つけ、あ、あそこあそこ!

近寄った途端に、物凄い人々の列の長さに驚き・・!!

鍵の手に曲がりつつ、ず~~~っと列が続いているのですよ!!

実はこのピカソ展の切符は、アンナリーザが貰ったものでして・・。
11月の初め頃でしたか、たまたま土曜の朝早くに我が家に来るのに
車のラジオで「DJ」を聴いていると、
「この土曜のこの朝、君は何をしているかい?」というので、
運転しながら電話をし、「日本女性のレッスンに行く」と。
我が家についた頃、係の女性から電話があり、
生番組中にインタヴューの電話をします、となり、かかって来たのですねぇ!
生番組中にインタヴューの電話をします、となり、かかって来たのですねぇ!
で、この出演御礼がピカソ展の切符2枚と展覧会の本だったという訳。
即、家でチビちゃん2人とお留守番のご主人トーマスに電話をし、
顛末を説明しながらアンナリーザが言った言葉、
「だから、shinkaiと一緒にミラノに行かにゃいけん!」
隣で聞いていて、きゃ!!
顛末を説明しながらアンナリーザが言った言葉、
「だから、shinkaiと一緒にミラノに行かにゃいけん!」
隣で聞いていて、きゃ!!
家庭事情の詳細は略しますが、ははは、
こうして即列車の予約を取り、日本レストラン事情も調べ、
着々と準備しこの会場前に来た訳ですがぁ・・、 この人々の長蛇の列!!
こうして即列車の予約を取り、日本レストラン事情も調べ、
着々と準備しこの会場前に来た訳ですがぁ・・、 この人々の長蛇の列!!
切符売り場に行けば、ちゃんとわかるようになっています、と言う話で、
我々は手元に切符を持っていないのですよ。
で、恐る恐る列の先頭に行き、警備の人に「DJの切符が当たった・・」
と言うと、2階の切符売り場にどうぞ、とフリーパス!!

2階の切符売り場で名前と様子を告げると、即切符を渡して貰え、
おお、おお! 素晴らしい!
イタリアでもこんなにスムースに進む事もあるのねぇ!!
おお、おお! 素晴らしい!
イタリアでもこんなにスムースに進む事もあるのねぇ!!
ピカソ展、素晴らしかったです!
まずその作品の数、250点以上に及ぶ、各時代の有名作から
コラージュ、デッサンも含めた見るべき物が本当にぎっしりで、
とりわけピカソが好きではない私も堪能致しました。
まずその作品の数、250点以上に及ぶ、各時代の有名作から
コラージュ、デッサンも含めた見るべき物が本当にぎっしりで、
とりわけピカソが好きではない私も堪能致しました。
ず~っと昔日本でピカソ展を見た記憶がありますが、何も記憶にない程で、
今回初めてピカソの実作を見た、という感じ。
今回初めてピカソの実作を見た、という感じ。
とりわけ感嘆したのは、色!!
作品の形態変化については余りにも取り上げられ、
今の時代に見ると既に古い印象を持つ作品もありますが、
それでもなお、その色の素晴らしさに感嘆いたしました。
とりわけ、本当にずしんと来たのがこの作品、
いわゆる青の時代の「ラ・チェレスティーネ・La Célestine」
いわゆる青の時代の「ラ・チェレスティーネ・La Célestine」

友人達がピカソの青の時代の作品が好き、というのを聞いても、
私は殆ど関心なく過ぎて来たのですが、
始めてこうして実作品を見て、その青の色の深さに驚きました。
背景の青ももっと明るく、マントの色の何と深い事!
こんなに黒ではなく、もっと明るくもっと深い色。
そのくせ、顔色はもっと白く見える・・、
この絵だけでも、友人に見せたい、私一人では勿体ない、
そんな事を痛切に思いました。
ピカソは、やはりやはり凄い巨人なのだと痛感した展覧会でした!
こんなに黒ではなく、もっと明るくもっと深い色。
そのくせ、顔色はもっと白く見える・・、
この絵だけでも、友人に見せたい、私一人では勿体ない、
そんな事を痛切に思いました。
ピカソは、やはりやはり凄い巨人なのだと痛感した展覧会でした!
イタリアは6日までがクリスマスの祭日期間で、
ドゥオーモの横から後ろは、こんなクリスマスの屋台で大変賑わっており、


ドゥオーモの裏近くにある筈の日本料理店に行きましたら、なぜか閉店、
しかも店仕舞いという感じの閉店で、ではと第2候補の店に向かい・・。
ミラノ中央の地図をどうぞ。
左上にスフォルツェスコ城があり、一番右下にピカソ展会場の
パラッツォ・レアーレ・王宮、会場も素晴らしかった!
そしてその北にドゥオーモ、ガッレリーアがあり、抜けた所にスカラ座。
左上にスフォルツェスコ城があり、一番右下にピカソ展会場の
パラッツォ・レアーレ・王宮、会場も素晴らしかった!
そしてその北にドゥオーモ、ガッレリーアがあり、抜けた所にスカラ座。

第2候補の店はお城に向かう方角西、赤点をつけた辺りの
コルソ・マジェンタ・Corso Magenta 14 のパルコ・Parco という店。
イタリア人経営中国人板前が一人、という店でしたが、
客は見ている限りはイタリア人でかなりの繁盛。
お寿司の盛り合わせにちょっぴりの刺身、とお味噌汁、赤だしではござらぬ、
そして、天麩羅の盛り合わせを2人で一皿。
キリンビールが出てきて、感激!
客は見ている限りはイタリア人でかなりの繁盛。
お寿司の盛り合わせにちょっぴりの刺身、とお味噌汁、赤だしではござらぬ、
そして、天麩羅の盛り合わせを2人で一皿。
キリンビールが出てきて、感激!
魚の種類は少ない物の、美味しかったし、
何よりもアンナリーザが、刺身もお寿司も気に入ったのが良かった!!
何よりもアンナリーザが、刺身もお寿司も気に入ったのが良かった!!
お昼を食べ元気を盛り返した所でお城に向かい、

アンナリーザはまだ見た事がなかったので、
まずこうして見えてくる塔の大きさに感激していましたが、
まずこうして見えてくる塔の大きさに感激していましたが、
お城内部は今回かなりしっかり撮って来ましたので、
またご覧頂きますね。
お城の後は再度ドゥオーモに向かいダンテ通りを、

ガッレリーアの中央部が見えた所で曲がり、

近寄った所でもう一度、今度はガッレリーアの北に向かい、
レオナルドの像が中央にある広場に。
レオナルドの像が中央にある広場に。

彼に向き合う形で、スカラ座があり、
う~ん、いつ見ても、素っ気ない建物だなぁ・・。
う~ん、いつ見ても、素っ気ない建物だなぁ・・。

道越しに写したプログラム。

ふと気がつくと、ここにも長い行列!
え、なに?! と見ると、広場の東側に当たるマリーノ宮で、
アントーニオ・カノーヴァとフランソワ・ジェラールに捧げる
「アモーレとプシケ」という展覧会の入場者。
え、なに?! と見ると、広場の東側に当たるマリーノ宮で、
アントーニオ・カノーヴァとフランソワ・ジェラールに捧げる
「アモーレとプシケ」という展覧会の入場者。

こちらはどうやら入場無料の様で、
あの広~いスフォルツェスコ城内の博物館も無料で、
ミケランジェロのロンダニーニのピエタ像も見れるのです。
ミラノ市役所は如何にも太っ腹!
大都市ならではの文化享受が無料で楽しめるのですねぇ。
あの広~いスフォルツェスコ城内の博物館も無料で、
ミケランジェロのロンダニーニのピエタ像も見れるのです。
ミラノ市役所は如何にも太っ腹!
大都市ならではの文化享受が無料で楽しめるのですねぇ。
それにしても、またしても行列の長さを写さずにはおれぬ
いちびりshinkai、ははは。
いちびりshinkai、ははは。

ミラノの町はひっきりなしにトラム・市電が走り抜け、人の姿も多く、

では、ガッレリーアを抜けようね、と、

足元にある、これは地下の明かり取りかな、の
こんな美しいデザインにも初めて気が付き、

北入り口に近いリッツォーリ、本屋さん。

ガッレリーアの中央上部には、ミラノのシンボルの赤い十字と、
その回りを紫、写真では青く出ましたが、の小さな明かりが取り囲み、
その回りを紫、写真では青く出ましたが、の小さな明かりが取り囲み、


ナポリの中心にも美しいがっしりのガッレリーアがありますが、
あそこのは重厚な印象が強いのに比べ、
ミラノのは優雅で華やか、それに何よりも並ぶ店が明るい!
中央部の北東角、ヴュトンの店。

北西側の角、この下にはプラダの店。

交差十字の中央にあるミラノの紋章のモザイク柄。

我がイタリア語の先生でもあり友人の、今回一緒したアンナリーザ。
とてもすっきりの楽しいお出かけが出来、彼女にもとても気に入ったようで、
次はフィレンツェに行き、ラーメンを食べよう!
ミラノの「最後の晩餐」も見に来なくては!と、ははは、次々の予定を考慮中!
次はフィレンツェに行き、ラーメンを食べよう!
ミラノの「最後の晩餐」も見に来なくては!と、ははは、次々の予定を考慮中!

こうして再びドゥオーモ広場に戻って来ると4時半、
少し夕暮れが迫りツリーに灯が灯り、

これはリナッシェンテ百貨店の表。
建物全面を細い光の線が垂れて覆い、
その間を光の滴がつつ~っと流れ、とても綺麗。
建物全面を細い光の線が垂れて覆い、
その間を光の滴がつつ~っと流れ、とても綺麗。

ドゥオーモの最上部の塔の先、マドンニーナに光があたり、
そう、我々はドゥオーモの上に上がりました!

ほらね、こんなに美しい夕焼けの名残の空!

あっという間に暮れ、ドゥオーモの上は薄暗い程でしたが、
しっかり撮りまくりましたので、またご覧頂きますね。
お楽しみに!
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