・ ミラノ・チェントロ ・ ドゥオモ広場

今日は月一ゲストのグロリオーザさんの写真と記事で、
ミラノのドゥオモとその広場のご案内を、
皆様よくご存じと思いますので、ゆっくり、写真をお楽しみ下さい。
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今回はイタリア第二の都市・ミラノです。
ただ、あまりにも大きな都市ですので、紹介するのはピンポイントで
ドゥオモ周辺、特に屋上の風景を中心にご覧頂きます。

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旅行代理店「HIS」のパンフレットを見ると、
ドゥオモ紹介の見出しは「これが世界遺産ではない!」
という逆説的な表現を使っています。

確かに、世界最多級の世界遺産を抱えるイタリアの中でも代表的な
建築なのに、世界遺産に登録されていないのは意外な気がするほど、
壮大なゴシック建築です。




昼の外観です。
長い間続けられていた修復工事が、ようやく終盤に入り、
正面の覆いが取り外されました。

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1386年、ミラノ領主ヴィスコンティ家によって
「ローマのサンピエトロ寺院に匹敵する大聖堂を」という目的で着工され、
完成は1887年、実に500年の歳月がかけられています。




正面のブロンズ製扉のうち、中央には、聖母マリアの生涯が
刻まれています。 これは受胎告知の場面ですね。

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横から見ると、また大きさがわかります。
面積は、11700平方mだそうです。

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中部には、大きなステンドグラスもあります。

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屋上に上りましょう。
階段を上っていると、あちこちに動物?の彫刻が飛び出していて
飽きさせません。

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何といっても、目を引くのは彫刻群。
全体で2245体もの彫刻が飾られており、圧倒的な迫力です。

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最高部には、マドンニーナと呼ばれる黄金の聖母マリア像が輝きます。
ここの高さは、108,5m あります。

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屋根の傾斜に沿って、繊細とさえいえる細工が施されています。
個人的には、この細工がとても面白かった。

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屋上部分は、とても広々と開放的。 尖塔は135本もあります。
  
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遠くを見れば、アルプス方面の山々が見えます。

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屋上から見下ろす、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリーア入口です。
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そのガッレリア。 夕方になりライトアップされると、迫力満点です。

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その内部。 ガラスの天井、光を反射する床も、なかなかのものです。
右側の建物はルイ・ヴィトンの店です。

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このガッレリアを通り抜けると、スカラ広場になります。
このときは、南米の彫刻家ボテロの、あの独特のふくよかな彫像が、
展示されていました。

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しかし、この広場の主人公はダ・ヴィンチ像でしょう。

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広場の名前の由来であるスカラ座。 
世界のオペラの殿堂ですが、外観はなんと言うこともない建物です。
残念ながら、中に入ったことはありません。

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ドゥオモ広場に戻ります。
日没寸前の光が、ドゥオモの正面を赤く染めています。

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日が暮れてトワイライトタイム。 ライトアップされたドゥオモ、
シルエットで浮かび上がるエマヌエーレ2世の彫像、アズッロの空。
とても印象的でした。

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広場全体の夜景です。
つかの間の滞在でしたが、天候に恵まれて、美しい広場を堪能しました。

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