・ イタ犬 ・ ヴェネツィアの犬 


海を行く。  日曜日は、外出日! 颯爽と出かけよう!
風を切り、耳を後ろになびかせて、モーターボートの先っちょに座り、
ほ~ら、ボクのかっこ良さに、みんな見とれてる!!

1-20051203052211_t_t_GF.jpg



普通は、「犬に注意」の「ATTENTI AL CANE」のみ。
が、これはご丁寧に念が入っていて、 曰く。 
「犬にご注意。 彼は、ものすごく悪い性格です」 前科者かや?!

2-20051203051850_t_t_GF.jpg



ヴェネツィアを歩かれる時、時には上を見て下さいね。
たまにワン君が暇つぶしに、こうして眺めています。

3-20051203053013_t_t_GF.jpg
 
少し悲しげな目に見えるのは、こちらの思い過ごし?
土のある田舎の草道を、走らせてあげたいね。




アウロンツォはオーストリアとの国境近く、コルティナ・ダンペッツォの東に。
細長いエメラルド色をした湖があり、夏にはモーターボートの競技会も
開かれる、避暑地としても有名な場所ですが、夏はそれなりに暑い。

6-20051208022012_t_t_GF.jpg

家の日影でワン君が長くなっているのを、傍に行って彼の眼を見たら、
なんと、片目が水色、もう片方が金茶色の眼でしたよ!




国鉄のヴェネツィアのサンタ・ルチア駅前からずっと東へ行き、
リアルト橋の方に曲がるサンティ・アポストリ広場の横、
パラツッオの窓から覗くワン君。

7-20051208024933_t_t_GF.jpg

建物が余りにも素晴らしく、窓の前の円柱も由緒あり気で
ご覧頂きたく、このままに。
(注)その後このパラッツォはホテルになりました。



でも写真の顔をアップしてみたら、少し胸がきゅんとなりました。
とても寂しそうな顔に見えませんか?
退屈なのか、このワン君がこうして眺めているのを何回も見ましたが、

8-20051208024933_sh01_t_GF.jpg

ヴェネツィアの大きな素敵なお屋敷に住むのも、
ワン君にとっては、余り快適ではないようですね。




水上バス・ヴァポレットで、多分ドイツからの家族に出会いましたが、  
外国人観光客はヴァカンスにも犬連れが多いのですね。
人ごみの混雑の中で踏まれないように、ご主人の、女の子の脚の間に
挟まって小さくなって。

9-20051208025145_t_t_GF.jpg

このコッカー君にとって、ヴェネツィアの印象は?!


   ***


この記事へのコメント