ドゥカーレ宮 2つ

高潮の日にヴェネツィアに行った。
サン・マルコに着いた時は、既にかなり水位が下がっていた。
が、ご覧のとおり!
こういうのには、なかなかお目にかかれませんね。
ちょっとした晴れやかな気分になってしまう。
サン・マルコに着いた時は、既にかなり水位が下がっていた。
が、ご覧のとおり!
こういうのには、なかなかお目にかかれませんね。
ちょっとした晴れやかな気分になってしまう。
広場のカフェ

いつもは観光客がいっぱい座っている、カフェ・クワードリの
椅子の数が倍になり、水に煌いている。
そして広場全体が変に静か。
椅子の数が倍になり、水に煌いている。
そして広場全体が変に静か。
サン・マルコ

水に映るサン・マルコ。
徐々に引く潮の流れにつれ、小さい波が立ち、
ゆらゆらと揺れている。
鐘楼が、冬の日の長い影をくっきりと落としているのが見える。
徐々に引く潮の流れにつれ、小さい波が立ち、
ゆらゆらと揺れている。
鐘楼が、冬の日の長い影をくっきりと落としているのが見える。
あふれる運河

高潮の日の朝、国鉄のサンタ・ルチア駅近くの運河。
本当にゴム長靴が必要な程の高潮ではないが、歩くのには少し躊躇。
本当にゴム長靴が必要な程の高潮ではないが、歩くのには少し躊躇。
出会った長身の警官が腿までのゴム長を履いている。
既に膝の所で折り返しているが、なかなかに格好よい。
ゴム長の色は色々あるが、よく見るのはオリーヴ色。
少し渋くて粋な色。
水に映る鐘楼

サン・マルコの鐘楼が逆さに映っている。
ゆらゆらと、塔の先の天使までが揺れている。
群青の空の翼が時にきらりと光り、
広場の白い石の幾何学模様が塔に重なる。
ゆらゆらと、塔の先の天使までが揺れている。
群青の空の翼が時にきらりと光り、
広場の白い石の幾何学模様が塔に重なる。
引き水 ・ 漏斗

サン・マルコ広場を埋めた水が、見る見る引いていく。
大きな下水用の蓋から、そして広場の石の隙間から!
広場の石の隙間、こんな小さな隙間からも、
漏斗のようにどんどん吸い込まれていく。
大きな下水用の蓋から、そして広場の石の隙間から!
広場の石の隙間、こんな小さな隙間からも、
漏斗のようにどんどん吸い込まれていく。
この広場の下は、どうなっている?! 隙間だらけ?!
考えていたら、少し怖くなった。
サン・マルコ広場の引き水

広場の水がどんどん引いていく。
大きな下水用の蓋から、輪を描き、渦を巻き、
音がするほどの勢いでどんどん水が引いていく。
大きな下水用の蓋から、輪を描き、渦を巻き、
音がするほどの勢いでどんどん水が引いていく。
渡り板

高潮の日の必需品、渡り板。
結構高く、上がるのに「よいしょ!」
この辺りは観光客の本通りではないので、し~んとしている。
なんとなく、雪の降った朝のような静かな感じ。
結構高く、上がるのに「よいしょ!」
この辺りは観光客の本通りではないので、し~んとしている。
なんとなく、雪の降った朝のような静かな感じ。
水溜りのこちらで猫が鳴いている。
通りかかった小父ちゃんが「渡りたいのか?」
と言いながら抱っこして渡してやる。
黒い猫は大急ぎで走り去り、
小父ちゃんの胸には、丸い濡れた足跡が。
通りかかった小父ちゃんが「渡りたいのか?」
と言いながら抱っこして渡してやる。
黒い猫は大急ぎで走り去り、
小父ちゃんの胸には、丸い濡れた足跡が。
広場の鳩たち

サン・マルコ広場に水が満ちると、鳩の代わりに
カモメ達がやって来て、大きな声で騒いでいる。
そりゃまぁ海水に違いはないけれど、場所を考えてよ。
ちょっと、厚かましいのではないの?!
カモメ達がやって来て、大きな声で騒いでいる。
そりゃまぁ海水に違いはないけれど、場所を考えてよ。
ちょっと、厚かましいのではないの?!
ようやく少し広場が見え始め、鳩たちが戻ってくる。
ピンクの足が濡れ、濃いピンクになっている!
ピンクの足が濡れ、濃いピンクになっている!
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