この水曜、グループの一日見学で、お隣のフリウーリ州、正式には
フリウーリ・ヴェネツィア-ジューリア州・Friuli-Venezia Giuliaの2つの町、
イタリアで一番美しい村々に登録のヴァルヴァゾーネ・Valvasoneと、
南に少し下ってのサン・ヴィトー・アル・タリアメント・San Vito al Tagliamento、
どちらも古い中世からの町ですが、その整備された美しい町の姿と、
なんとも懐の豊かそうな奥深さにいささか驚きつつ、訪問して戻りました。
フリウーリ・ヴェネツィア-ジューリア州・Friuli-Venezia Giuliaの2つの町、
イタリアで一番美しい村々に登録のヴァルヴァゾーネ・Valvasoneと、
南に少し下ってのサン・ヴィトー・アル・タリアメント・San Vito al Tagliamento、
どちらも古い中世からの町ですが、その整備された美しい町の姿と、
なんとも懐の豊かそうな奥深さにいささか驚きつつ、訪問して戻りました。
写真はまだ整理出来ていないのですが、貰って帰ったパンフレットに美しいフリウーリの
写真がたくさんあり、私もよく分っていないフリウーリ州の取っ掛かりにとでも思い、
ご紹介致しますね。
写真がたくさんあり、私もよく分っていないフリウーリ州の取っ掛かりにとでも思い、
ご紹介致しますね。
そしてまず第一に今迄ずっとフリウリと書いてきましたが、これもフリウーリと
正確に発音、訂正する事に、はい。
写真は、SLOW COUNTRY、持って帰ったパンフレットの1冊。
農家の作業場、碾き臼と思いますが、多分粉類と、普通は大体説明があるのが、
今回は土地の名も何も記されておらずで・・。
農家の作業場、碾き臼と思いますが、多分粉類と、普通は大体説明があるのが、
今回は土地の名も何も記されておらずで・・。

情けない事に中の説明は英語のみで、サイトを調べても英語版のみ!
ですがまぁ、新しい観光スタイルの推奨パンフレットで、協賛のホテルや
ですがまぁ、新しい観光スタイルの推奨パンフレットで、協賛のホテルや
アグリトゥリズモに最低2泊する旅行だと、観光ポイントなどもパックの特典旅行が
出来るらしい、というスロー・カントリー・クラブなる旅行クラブのご案内。
様々なレストラン、ホテル、アグリトゥリズモなどの案内もありますが、
まぁこれは切りがありませんのでパスし、美しい写真のみを!
イタリアの田舎というとすぐトスカーナとかウンブリアが思い浮かびますが、だけでなく、
フリウーリも美しく美味しい田舎ですよ、という宣伝スタイルのパンフレットですね。
まぁこれは切りがありませんのでパスし、美しい写真のみを!
イタリアの田舎というとすぐトスカーナとかウンブリアが思い浮かびますが、だけでなく、
フリウーリも美しく美味しい田舎ですよ、という宣伝スタイルのパンフレットですね。
地図をどうぞ。 右に見える、イタリアの一番東北に位置し、
5つある特別自治州の内の1つで、左に州内地図。
5つある特別自治州の内の1つで、左に州内地図。

州内は4県に別れ、左がポルデノーネ県・Pordenone、真ん中から奥がウーディネ県・
Udine、そして右下がゴリーツィア県・Goriziaと、トリエステ県・Trieste.
今までのフリウーリ一帯のご案内は、こちらから
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460834526.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460834526.html
これはどこのヴィッラか、分らないのがちょっと残念ですが、
きっと土地の領主のお城だったのでしょう。
きっと土地の領主のお城だったのでしょう。

◆ 追記です。
シニョレッリさんがコメントで教えて下さり、 いつも有難うございます!
この城は、カプリ—ヴァ・デル・フリウーリ・Capriva del Friuliにある
12世紀に建てられたCastello di Spessaと分りました。
地図を見るとゴリツィアから西にあり、ワイン醸造も、広い敷地にゴルフ場も、
レストランもの、お高いホテルになっている様子です。
サイトはこちらに。 http://www.castellodispessa.it/n/
レストランもの、お高いホテルになっている様子です。
サイトはこちらに。 http://www.castellodispessa.it/n/
収穫間近の葡萄畑の風景。 この整然と整った畝の美しさ!

葡萄摘み風景。

実際はもっと多くの人で一斉にやりますから、写真の為のデモンストレーションかな。
ドロミーティの山の里でも良く見かける風景。 木を使った扉、階段、
そして道具類、ミルク缶。 郷愁に満ちているでしょう?!
そして道具類、ミルク缶。 郷愁に満ちているでしょう?!

これもまだまだ見かける囲炉裏端の光景。 様々な鍋類が下がり、床は石やレンガ。

これは今回見学したヴァルヴァゾーネのお城。 なんと、中に一族用の
小さな劇場があったのですよ!

この風景は絵葉書で見た記憶がある、北東の端タルヴィーシオの近く、
オーストリア国境に近い村と。

この辺りに、イタリア、オーストリア、スロヴェニア3国の国境設置点もあり、
寒く雪の多い土地で、犬ぞりの訓練所もあるとか!
寒く雪の多い土地で、犬ぞりの訓練所もあるとか!
フリウーリはドロミーティの山々が北にあり、広~~い平野が中に広がり、
南は海に接し、イタリアで一番広い干潟もある土地で、
言語もドイツ語、スロヴェニア語、フリウーリ語が共存し、それに様々な
土地の言葉も影響している複雑さだそう。
この風景はきっと南の干潟辺り、魚の養殖場か、漁の囲いと。

TASTE EXPERIENCE・味覚体験のパンフレット。

まずは生ハム!!


生ハムの サン・ダニエレ・デル・フリウリ
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462970208.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462970208.html
生ハムとユダヤ人の足跡 フリウリ・ヴェネツィアジューリア
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461013826.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461013826.html
そして、白ワイン。


フリウリの、ヴィーノ・ビアンコ(白ワイン)!
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461014254.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461014254.html
これは多分、お肉を炙り、香り付けをしているのだと。


チーズのモンタージオ・Montasioと。 右は詰め物パスタですが、中身はなんだろ?

フリウーリのチーズあれこれ! 真ん中がリコッタで、左下手前の茶色いのはその燻製。
右上の3つ重なっている真ん中はモンタージオ・Montasioの刻印が見えますが、
他のもそうかな?
右上の3つ重なっている真ん中はモンタージオ・Montasioの刻印が見えますが、
他のもそうかな?

フリウリの チーズ! ガチョウ! ポレンタ!
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461014090.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461014090.html
見学当日の脱線小話をひとつ。
フリウーリのいわば家庭料理にフリーコ・fricoというのがあり、チーズをベースに、
ジャガイモや玉葱をいれ薄く焼いた物で、今頃はスーパーでも売っているのを見ますが、
見学の最後の時間待ちに、一人があそこに自動販売機があるよ、と。
久し振りに食べたくなり、小銭整理にもとチャリンチャリンと入れ、フリーコの玉葱入り、
を選び、幾らだったっけ? なんと後ろにいつの間にか何人も集まっていて、
ジャガイモの入った方が美味しいのに、とか、友人のジュリアーナなどは、
そんなの美味しくないに決まっているじゃん、何で買うのんね、から始まり、
家のマンマの作ったフリーコは物凄く美味しかった、なんぞと、てんでんばらばら、
皆好き勝手な事をね、ははは。
を選び、幾らだったっけ? なんと後ろにいつの間にか何人も集まっていて、
ジャガイモの入った方が美味しいのに、とか、友人のジュリアーナなどは、
そんなの美味しくないに決まっているじゃん、何で買うのんね、から始まり、
家のマンマの作ったフリーコは物凄く美味しかった、なんぞと、てんでんばらばら、
皆好き勝手な事をね、ははは。
お金はワッチが払うんじゃけん、好きなのを買わせてくれぇ、と云いたい程で、好奇心と
姑目線を跳ね返し、ははは、ついでにフリウーリのチーズ、モンタージオも買って戻りました。
姑目線を跳ね返し、ははは、ついでにフリウーリのチーズ、モンタージオも買って戻りました。
フリーコを翌日のお昼に電子レンジでチンとやって食べましたが、まぁ、特別美味しくも
ないものの、悪くはないお味。
それにしても、食べ物には一際の関心を示すイタリア国民だと、改めて感心!ははは。
ないものの、悪くはないお味。
それにしても、食べ物には一際の関心を示すイタリア国民だと、改めて感心!ははは。
お肉の調理中、手前は茹で肉で、奥で切ってますね。

そして、お魚類!! にゃお~~ん。
手前にポレンタ、イワシ、カレイ、切り身と奥の魚はなんと言ったっけぇ・・。

今回の写真の中で、一番shinkaiの心を掴んだもの、 ああ、美味しそう!と
思ったのが、これ! ね、食欲をそそりません?!

そして、再び囲炉裏端の写真。 一家団欒の場でもあり、調理の場でもある、
暖かい囲炉裏端。 かっては大変貧しい土地で、でも勤勉で正直で、
営々と生活を築き上げ続けたフリウーリの人々の拠り所なのかも。
暖かい囲炉裏端。 かっては大変貧しい土地で、でも勤勉で正直で、
営々と生活を築き上げ続けたフリウーリの人々の拠り所なのかも。

下がっている穴開き鍋は栗を煎るためで、秋から冬の厳しい長い生活のお供ですね。

今回の見学のお昼にはこの駐車場横の広場で、ピクニックのお昼らしく、
バス会社が用意してくれていたチーズとハム類、カルチョーフィ・アンティチョーク
のマリネを挟んだパニーノとワイン、デザートのトルタなどを頂きました。
バス会社が用意してくれていたチーズとハム類、カルチョーフィ・アンティチョーク
のマリネを挟んだパニーノとワイン、デザートのトルタなどを頂きました。
そして私を日本人と見て話しかけてきた初めて会う仲間の一人と、何の話になったと?
なんと彼女は50年前に、日本から養蚕の技術指導に訪れた、それも松本から!
の日本人技術者と働いた事があるのだそう!
なんと彼女は50年前に、日本から養蚕の技術指導に訪れた、それも松本から!
の日本人技術者と働いた事があるのだそう!
日本の囃子歌の掛け声、ヨイショヨイショ、とか、ヨイヨイ、
数字の一、二、三、四、五なぞを、聞かされるとは思いもよらず、
彼女の名前、アンジェラさん、とか、ははは、
日本人は皆、さん(付け)のサント・聖人だと笑いました。
数字の一、二、三、四、五なぞを、聞かされるとは思いもよらず、
彼女の名前、アンジェラさん、とか、ははは、
日本人は皆、さん(付け)のサント・聖人だと笑いました。
イタリアもかっては養蚕大国で、とりわけヴェネトも、今私の住んでいる隣の町
サン・ジャーコモ・ディ・ヴェーリアには、かっての製糸工場跡が養蚕博物館に
サン・ジャーコモ・ディ・ヴェーリアには、かっての製糸工場跡が養蚕博物館に
なっていて、そんなこんなの話も出て、そんな事も楽しい一日でした。
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