・ オリエンタル・ダンスにご招待

日本は猛暑との事、皆さん、お元気でお過ごしでしょうか?! 
こちら北イタリアは先日の嵐以来、ズンと爽やかになり、
申し訳ないくらい過ごしやすい日が続いています。
ですが予報によると、また酷暑と湿気が戻るそうで・・、
(ざまぁみろ!と)ご安心下さいね、ははは。

と言うわけで(何が?)今回のブログは、かる~く、短く、
オリエンタル・ダンスの素晴らしさ、見事さをシルヴィアの踊りでお届け。

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これは5月の半ばに、shinkaiも参加しているグループの
年度末の成果発表会の際に撮ったもの。

昨年はオリエンタル・ダンス・コースの講師であるシルヴィア・ラーヤ・
Silvia Raja先生の参加がなかったので、
今年は彼女の素晴らしい踊りを見ることが出来ると喜んで、
他の様々な(余り見たくもない)発表には目をつむり、ははは、
出かけたのでした、はい。

彼女の美しさ、とりわけ手指の表情の美しさが良く出たと思う
写真に絞りましたので、説明は要りませんね、ごゆっくり、じっくりどうぞ!

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以前のご案内を改めて見て、彼女の顔、姿の変わり様にも
目が留まりましたが、
円熟したというのか、少し痩せて凄艶になったというのか、
踊りも今回一段と素晴らしくなった気がしました。

映画や舞台に立つ方たちは、自分の姿形の魅力にも
気を配らないといけない大変さがあるわけで!
昨年お休みだったのはご出産の為で、待望の男児を得て、
私生活も充実しているのでしょう。
       


シルヴィアは、今回髪を金髪に染めていて、最初見た時は、余り・・、
だったのですが、ですがぁ、写真の中で見ると、
う~む、男達が金髪を好きな筈だわぃ、と言う感想も、ははは。
    
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今回も2曲踊って下さり、皆が大満足!
まさに彼女の踊りが発表会全部のオオトリ、と言う所で、ははは、
また来年を楽しみに!


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・ ドロミーティの雄姿を ・ 暑中お見舞い その2

毎日、暑いですねぇ!
ですがこちら北イタリアは、一昨日の夜に雨と雷が来て、昨日からかなり
しのぎ易くなり、助かっています。

蝉も朝早くから一日中鳴いていますが、日本のようにたくさんの種類がおらず、
ただ ジジジジジジジジと。
・・うん、蝉は雄しか鳴かないのよね? するとイタリアの蝉は、自分で年を
申告しているのかな、・・あ、あれ?

引き続きドロミーティの姿をご覧頂きますが、先回はコルティナ・ダンペッツォから
シン湖への道でしたので、今回はシン湖からミズリーナ湖までの山の姿で
夏の爽やかさをお届けです。

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坂道を上りながら左手に見えてくる山々のこんな姿が見えると、
やはり車を停めずにはおれず、



中央の一番高い峰の部分アップと、

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もう一つ近寄り、その左と、右のアップ。 やはりね、凄い岩肌でしょう?!

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暫く進むと駐車場に開けた場所があり、こんなロープウェイが通っていて、
かなりモダンでしょう? 以前は見てないので、最近設けられたのでしょうね。

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地図を検索すると、こんな感じにロープウェイの場所が出ます。
上の写真のは、中央の道から北のモンテ・クリスタッロに行くやつですね。
道の反対側にもあるのには、あれま、気が付きませんでした!

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で、あれ、ミズリーナ湖から東の山にもあるのが出てないなぁ、と考えていて気が付き。
つまりイタリア語のロープウェイは、フニヴィア・funiviaで、リフトはセッジョヴィア・
seggioviaなので、各スキー場にあるリフトは載せていないのだろうと。
この辺り、論理的というのかなんと言うか・・、ははは。



そのロープウェイの行く、モンテ・クリスタッロ。 下の崖際に小さく山小屋も。

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これは、最初の写真の右端の峰だろうと・・。

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山道を上り峠を越すと、また山の姿が変わりますが、この辺りの道は少し平坦で、
  
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すぐに下り道になりますが、
道脇にドロミーティ・ダンペッツォ自然公園の標札。

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峰が鋭く尖った姿のが前方に見え、

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一番左、

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中の、鋭く尖った峰、 

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右側の低い方の流れ。 雲が動き、岩肌の色も大いに変わりますが、
一番右の小さく尖った岩が、まるで人が立っている様で、

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こうしてアップにしてみると違いが分りますが、
それにしても、こんな形でこの高所にあるというのが自然造形の不思議さ! 

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我々は峠を越えて来ていますが、反対車線には、この勾配注意の札。

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で、こんな道を自転車で行く人! カメラを向けているのを知ると、ご挨拶を。
まぁね、時には投げキスを下さる方もおいでで、ははは。

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道の両脇にはびっしりと杉、ブナ?が茂り、余りの背の高さにまるで撮れずで、

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来た道の後方の山々と、

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右手の背後の山。 こちらも凄い連山でした!

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先ほどの尖った山に近づくと、その姿と岩肌の色が素晴らしい迫力で迫り!!

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山道を下り、分岐してミズリーナ湖への道に入り、右手の山。

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こちらは左側の手前と、

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奥。

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そして一番奥には、トゥレ・チーメの姿。 到着。
       
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お疲れ様でしたぁ。
夏バテせずに、お元気でお過ごし下さいね!


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・ 暑中お見舞いを兼ね、 ドロミーティのシン湖 

皆様、暑中お見舞い申し上げます!
台風の被害はございませんでしたか?
こちらも毎日暑い日が続いており、気分だけでもいささかぐったり加減で、
とにかく涼しく軽く見て頂けるものをと考え、ははは、
ドロミーティのエメラルド色の湖、シン湖を。

まずは、コルティナ・ダンペッツォからシン湖に行くまでに見える山の姿。

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そしてシン湖・Lago di Scin. 1枚目が真ん中から右に、2枚目は左側と、
ご覧の様に小さくて、そんなに深くもないのです。

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コルティナ・ダンペッツォからミズリーナ湖に行く地図を大きくして見て、
やっと本当に小さい水色の点がぽちっと!

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ですがね、この透明感溢れるエメラルド色!
ほらね、左下、そしてその上辺り、泳いでいる魚が見えるでしょう?

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そしてちょうど湖の前に、こんなレストランもあるのですね。
     
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はい、ここで食べたお昼はこちらに。
       


食べながら見上げると、目の前をコルティナからのロープウェイがこんな風に
行ったり来たりで、

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地図を見るとコルティナからMandres-Faloriaという所まで上り、
そこからまた2,3本、もっと上にも上れる様子。



お昼ご飯を食べた後、目の前の湖に遊びに。
やはり食事を済ませた家族連れもいて、こんな女の子も。

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こんな緑色のトーン、素敵でしょう?!
大きな魚が悠々と泳いでいるのもとても良く見え、

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近寄っても来るのです。 鱒かな?

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ほらね。

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岸に近いと、魚の陰が底に写るのが見えるのです!

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湖と呼んでいますが、これだと「池」ですよね。 それにしても魚の数が多くない?
小さいのも見えるのですけど、年数を経たのが多くて、
厳しい冬はどうして過ごすんだろう、などと考えたり、ははは。



こちらの岸には、こんな丸太をくり貫いた泉もあり、勿論水がちょろちょろ出ていて、

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誰かが摘んだ野の花が。


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風により角度によって色も変わり、波紋が様々な変化を見せてくれます。

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岸辺から少し上には、こんなアザミの花の様なのが地面から直接咲いていたり、

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白い紙細工のような花が、大小幾つも地面に開き、

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こちらは開ききった、咲ききった姿。

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このオレンジ色は茸、食べれるのかな?

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湖の向こうの端に並んでいたチェアーでくつろぐ人々。
ちゃんと太陽に向って座っているので、きっと北からの人々ね。

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我らは再び車に戻り、峠を越えミズリーナ湖に向いますが、

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ここの道中から見える山の姿もなかなか凄いので、
次回もう一度ドロミーティの山肌をドンと見て頂きますね。


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・ ヴィア・アックエドット・水道橋通りと、エトルスコ門 ・ ペルージャ

毎日暑いですねぇ!!  いかがお過ごしでしょうか?!
梅雨明けも間近でしょうから、皆さん、体調にお気をつけてお過ごし下さいね!

今日は5月に再訪したペルージャの中世部分、といってもこの歴史の長い街には
ローマ期以前の遺跡がたくさんあるので、中世など何さ、という感じですが、はは、

中世の水道橋・アックエドット・Acquedottoが現在もそのまま通り道として
残っている場所と、初代ローマ皇帝アウグストの名も冠されているエトルスコ門、
そしてちょっぴりパオリーナ要塞の中を、というご案内です。

まず、街の中心広場クワットロ・ノヴェンブレに面した街のドゥオーモ、
サン・ロレンツォ聖堂・San Lorenzo.

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ドゥオーモ脇入り口とその右側。

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入り口脇にある説教壇。 今回初めてここの装飾コジマ式のモザイクに気がつき!

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聖堂上部は装飾が未完ですが、下部の白にピンクの色がとても優雅で、
ピンクの石はアッシジ産と。

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内部にも入ったものの暗く、祭壇部のみ撮り、左下にカメラ禁止マークが
出ているのも、暗いので見えなかった事に、ははは。

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上でご案内した美しい壁部分は実は聖堂脇部分でして、右に回ったダンテ広場・
Piazza Danteに面しているこちらが聖堂正面。
       
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聖堂は、ここに以前あった969年建設の古い聖堂跡に造られた物で、
1345年に最初の石が置かれますが、実際の建設が始まったのは1437年と。

上の写真の美しいゴシック様式の扉は16世紀、脇の説教壇は15世紀初めの物、
最初の写真に見える左端のロッジャは1423年に、モントーネ・Montoneの
名高い傭兵隊長ブラッチョ・フォルテブラッチョ・Braccio Fortebraccioが
寄進した物なのだそう。

街の他の建物、そして聖堂前にある美しい泉・フォンターナ・マッジョーレ・
Fontana Magioreについて、も少し詳しくこちらに。
     
ペルージャ ・ 町の中心を、ほんの少し
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/471449262.html



聖堂前から見るプリオーリ宮・Palazzo Prioriと、フォンターナ・マッジョーレ。

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で、今回は水道橋を見るのが目的だったで、聖堂前を西に行き、
この素晴らしく高く威圧的な門を抜け、

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門脇にあった泉。

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地図をどうぞ。 真ん中下にドゥオーモ・Cattedrale di San Lorenzoがあり、
そこから北西にバス停のある4つ角に。 そして、広い道を真っ直ぐではなく、
右の小路Via dei Baldeschi・ヴィア・デイ・バルデスキを行き、
赤点を付けた建物の下を潜るアーチを下ると、
水道橋の道・ヴィア・デッラクエドット・Via dell'Acquedotto.

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もう一つの目的のアルコ・エトルスコには、元のバルデスキ通りに戻り、
そのまま下ると行き着きます。



ここがヴィア・デイ・バルデスキから下る道の入り口で、 

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振り返ってみるアーチの上はこんな高い建物! 5~6階建てのこんなのが
ペルージャには多く、田舎暮らしにすっかり慣れた身にいつもかなりの威圧感、はい。

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ぼちぼちと、低い石段道を下り、中程に見えて来るのが水道橋通り。

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目の前を横切るアーチ上の道が、地図に見えるチェーザレ・バッティスティ通り・
Via Cesare Battistiで、この道を右に行くと、やはりアルコ・エトルスコ前に。

見ている前を、この上の道を真っ赤な観光客用バスが通り、
説明の為に暫し止り、・・はよう、いかんかぁ。



そうなんです、昔々雑誌で、はたまた近年はサイトで、この水道橋の写真を見て、
ずっと一度実際に見たいと思っていた風景! そして奥の古い背の低い建物群。

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今下って来た道は、ヴィア・アッピア・Via Appiaといい、こんな風に接続し、

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ほら、意外に横幅が広いでしょう? そして、こんな風に奥に続き、
人々が普通に通って行きます!

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真ん中部の橋に接した建物の壁に、この標識。

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実はshinkaiめは、この水道橋がローマ期の物であると思い込んでおり、
昔々雑誌でそう刷り込まれ、はぁ、所がおっとどっこい、今回最初に書いた様に、
これは中世13世紀の物と、今回このブログ書き用で知ったという訳です!
       
1254年に街の議会は北のモンテ・パチャーノから、ドゥオーモ前のグランデ広場・
現在のクワットロ・ノヴェンブレ広場まで水道橋を通し、広場に泉・
フォンターナ・マッジョーレを作る事を決定。

1255年から工事にかかりますが遅延し、工事終了は1280年で、
ちょうどこちらも建設が終わったフォンターナ・マッジョーレから水が迸ったのは
1280年2月13日の事だったと。

つまりこの水道橋は、あの美しい泉に水を供給する為に建設された訳で、
全長5Km弱、建設工事も長引いたのですが、出来てからも水泥棒、破壊工作と
その保全問題が絶えずで、最後は1799年と、これがどうやら大きかったらしく、
遂に別の水確保をし、19世紀にこの最後の部分を歩道として残したのだそう!

私は「水道橋」という言葉に、街の人々に水を運ぶという憧れも感じ、南仏で見た
あの美しいローマ人の造った水道橋ポン・デュ・ガールも思い重ねていましたが・・。

ですが、今回あれこれサイトの記事を探しながら読み、少しずつ分って来たのが
とても興味深く、現在もモンテ・パチャーノの一帯には、湧き水を貯めるための
幾つかの地下の水槽、一番大きなのは長さが500mもあり、
現在は博物館になっている事なども知り、面白く楽しめました。

それにしても、街の中心に大きな美しい泉を作り、その水確保の為に水道橋を作り
水を運ぶ、う~む、当時13世紀のペルージャの繁栄振りが分るような逸話ですね!

ポン・デュ・ガール ・ ローマ期の美しい水道橋
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461110527.html

フランス全体のご案内は
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460834284.html       



橋の上から振り返り、水道橋のまっすぐ行きつく先に扉が見えますね、
あそこは鉄柵の扉になっていたので、あの奥に貯水槽があったのかも!

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橋の上、チェーザレ・バッティスティ通りから見下ろす観光客。

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日陰まで戻って来て眺めていると、植木鉢を抱えた若者達が坂道をゆっくり
上ってくるのが見え、近づくにつれ、一人の半パンがひどく下がっているのに
気が付き、ははは、待つshinkai!

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ほらね、ははは、せめて黒パンを穿くべきだよぉ、きみぃ!

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という事で、最後にもう一度眺め、

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アルコ・エトルスコに向います。 坂道の脇には、こんな古い建物類が続き、

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貼ってあったポスターが可笑しく、
「33年度全部豚肉祭り」 サンテネアの町 4月24日と5月3日。

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いかにも肉喰らい人種用ポスター、と思われません?! ははは。
あ、サンテネアという町はペルージャの南14kほどに。



アルコ・エトルスコ・エトルリア人の造ったアーチ・門、またはアウグストのアルコと
呼ばれるこの素晴らしい街の門を、まだ見た事がなく出かけたのでしたが、

裏側から近づいて見る素敵な石組み、大きな丸みを帯びた石組みが
なんとも素晴らしい迫力と美しさでまず驚き!!

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門の外からの全体の眺め。
    
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ペルージャの街には7つのエトルスク門があるのだそうで、これはその内のひとつ、
建設は紀元前3世紀の半ば。 それを紀元前40年に、この街との戦争に勝った
アウグスト・Augusto、初代ローマ皇帝が改修し、で、名を2つ持つわけですね。
       


アーチの上に、AVGVSTA PERVSIAと見えますが、これは昔はUの字にもVを
使っていたからで、その上にCOLONIA VIBIAと見えるのは、後の皇帝ヴィビオ・ガッロ・
Vibio Teodoriano Galloが紀元後251~253頃に付け加えた物と。

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門の左に見えるこの台形の塔とロッジャは、ルネッサンス期に加えられた物だそう。

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門の右に回ると、やはり下側はエトルリア人の石組みが見て取れます。

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ぐるっと右回りに、チェーザレ・バッティスタ通りが行き、街の眺めがこんな風に。

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また中心に戻りお昼を食べ、中心のコルソ・ヴァンヌッチを南に。 
北向きにドゥオーモを。

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バス停のあるイタリア広場・Piazza Italiaの先に、お高そうなホテルがあり、
その前にこのおベンツ!
      
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先に覗いた若者2人がおお!と喜ぶので何かとshinkaiも、勿論ね!

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お天気が良すぎて反射であまりよく見えませんがぁぁ、
なんとダッシュボードが木製だったのでありましたぁ!!



高台にある街の南端にあるのが、パオリーナ要塞・Rocca Paolina.
16世紀に教皇領となったペルージャの街に1543年に建設の要塞、
教皇の権力を示す大きな要塞だったのですが、1860年に破壊され、
現在はこの中にエスカレーターが何層にも付き、下の町への連絡道となっていて、

これはもうエスカレーターを降りてからだったと思いますが、
こんな感じの細い通路や、広い街中のような場所もあり、

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今前を行くカップルは、鉄柵の向こうに彼が牢獄に収監、式に入り、ははは、
写真を撮って喜んでおりましたぁ。

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という、ペルージャのちょっぴり訪問でした。


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・ ミズリーナ湖 ・ 夏のドロミーティ 

暫くの間とっぷりアッシジに浸かり、次はどこか遠くの自然界に飛んで行きたく、
探し出したのが、ドロミーティ山系のミズリーナ湖。

コルティナ・ダンペッツォから北東に11Kほど、標高1756mのエメラルド色の湖で、
昨年8月末に出かけた時の写真でご覧くださいね。

写真は、コルティナ・ダンペッツォ・Cortina d'Ampezzoの町から
山道を上り始めた所で、町は左下に。

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今北に見えるこの山、これらを見ながら峠を越えます。

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途中にある小さなシン湖・Lago di Scin. ここはエメラルド色がとても濃く見え、
下の写真には、多分鱒と思う魚がたくさん泳いでいるのが見えます!

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あれこれ涼しそうな写真もたくさんあるのですが、また暑中見舞いに、
という事で今はお預けに、ははは。



コルティナの町は海抜が1210mだそうですから、500mほど標高が高くなるわけで、
こうして湖への道に入ってくると、正面に聳えるのが
トゥレ・チーメ・ディ・ラヴァレード・Tre Cime di Lavaredo.

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トゥレ・チーメというと「3つの峰」を指し、実際3つあるのですが、
この位置から見えるのは2つだけ。

トゥレ・チーメ・ディ・ラヴァレード ・ ドロミーティの大景観!!
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/468344876.html

ドロミーティ全体のご案内はこちらから。
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460834798.html

    

ミズリーナ湖に到着、東側の眺め。 山の名前は聞かないで、へへへ。

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この南寄りにロープウェイがあり、

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上の眺めはこんな感じですが、
     
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ここから上って行き、というジョヴァンニの写真で、マルモッタが見れるのをご案内
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/468476960.html



湖岸沿いを散歩する人々、ワンちゃんも赤ちゃんも、人々が楽しんでいる姿。

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8月の末、結構風も強く標高も高いので長袖姿が多く、上着を着ても暑くない温度。 



湖の中程に浮島風に草が生えているのも見え、

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藻も多いのか、こんなのが稼働中。

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来た道を振り返るとこんな風に迫る山の姿。 この山はモンテ・クリスタッロかな?
       
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上の写真の左に切れて見えるのが、このホテル。 何度か当ブログに登場で。

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湖の北側、左。

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そして右に、このトゥレ・チーメ。 ドロミーティ山系のシンボル的な姿!

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凄いなぁ!と見とれていると、
       


何か麓の方でキラキラ反射するのが見え、

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アップしてみて分った、驚いた、この車の駐車列!!
見えます? 右下からゆるい傾斜の道脇もびっしり、左右のジグザグ道にもびっしり!!

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トゥレ・チーメはshinkaiも行けるよ、とジョヴァンニが言ってましたが、
う~ん、この車の列を見ると、行けるにしても夏の盛りは止めとこ!



すぐ近くの岸の親子。

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そうそう、中国人の団体さんがたくさん!観光バスが何台か止っていて、
わいわいとその煩い事!!



イタ鴨たちも泳いでいて、

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こちらはそれを狙って飛び込んだ、ははは、ディーヴァちゃん。
紐がついていて良かった! 怒られつつ、しっかり拭いて貰っていましたが、ははは。

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水温はかなり冷たいだろうにね。
       
早春の、まだ凍った湖はこちらで。 コルティナ・ダンペッツォの遅い春
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461526710.html



風が強く、雲の動きも早く、一瞬にして風景の色が変わって行きます。

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最後は、観光客の多い道から少しそれた裏道で見つけた花を。

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・ n.6 アッシジの春祭り カレンディマッジョ 2015 最終日

2015年カレンディマッジョのお祭りご案内も、今回が最終日!

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わぁ~い!と喜んだのは良いのですが、

実はです、へへ、先に始まる上地区ソプラの写真が少ない!
しっかり見て、可笑しな場面では笑い、おお!と思う美しい場面も記憶に
残っているのに、写真が少ない、選べるほど撮っていないのです。

この日は午前中ペルージャに出かけ、バスを乗り間違えたり、
帰りの電車の時刻表を見間違えていて1時間待ったり、
戻って来て公演会場にギリギリセーフだったので、カメラを持っていても、
どうやら頭が撮影態勢モードに切り替わっていなかったようで、はい、すんまへん。
という事で、簡単なご説明でざっと見てやって下さいませませ!


上地区の公演は、まずなにやら古書の類を調べまくっている様子からで、

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ちょうど良い写真が1枚もなく申し訳ないのですが、

実は天蓋付きベッドで運び込まれてきた権力者風人物が、舞台の右端に
寝ており、病人はベッドの上でのた打ち回る奮闘振りでありまして、ははは、
皆が寄ってたかって様々な治療を施したり、祈祷したりが、
ずっと舞台の片隅で続いています。



春が来て、お祭りも始まりますが、

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左手から、この美しい色布の一団。 なんとも美しくて見とれており・・!

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shinkaiがこの度の一番の悔い、撮らなかった場面がこの次に!
右からやって来た盾を持つ一団が船の形に変わり、
中央の竹馬に乗った背の高い女性を囲み、静々と進むという場面。

色布に見とれていて、右からの一団が船の形になったのに気が付くのが遅れ、
その鮮やかなシーンをポカ~ンと見送ったshinkai!

サイトで写真を探し回りましたよぉ!
やっとこの写真、船の後ろ部分ですが見つかりました。

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何故半分かというと、んもう、この左に人物が入った記念写真なんですぅ!
・・よくこういう時に、記念写真を撮る気になるよなぁ!
まぁお陰で半分でも写真が見つかった訳ではありますが、・・複雑な心境。

少しでもこの場面が写ったのをとヴィデオも探し、色も画質も悪いですが、
せめてshinkaiの反省の念を汲んでやってくだしゃんせぇ!
https://www.youtube.com/watch?v=q_3s40mj144

それにしても、あの水色の布の一団と船は何を現していたんだろ?
この後に祈祷が出てくるから、寒気? 良くない知らせ? 
やっぱり半分寝ていたんだぁ、ボッ・・。



色々な悪念を追い払う為か、大掛かりな祈祷も行われ、

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舞台右端に見えるベットの死に掛かった病人も見事回復、
カレンディマッジョのお祭りの木も運び込まれ、

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村人達もお祭りの準備に大わらわ。

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広場の東寄りに、大きな布の花が開き、
広場いっぱいの踊りも盛り上がり、という最後でしたぁ。

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上地区・ソプラの今年の総集編 準備や練習風景も。
https://www.youtube.com/watch?v=QNLWx2yKr6g



下地区・ソットの会場準備が始まり、
これはコムーネ広場の西端のインフォメーション、2階の窓。

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薪を積んだ荷車が運び込まれて来て、ほら、後ろに雫が垂れているでしょう?
この後も、桟敷席の後ろから灯油?の匂いが強烈に立ち上り、
今誰かタバコを吸うのにライターを点けたら、一緒にボッと燃え上がるんじゃないか、
ははは、と思った程!

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ソットの始まりには、まず枢機卿、司教様が登場し、

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続いて登場してきた町の貴族たちが、広場の東に作られたロッジャに集まり、

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続いて続々と町の人々も。

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そこに運び込まれる罪人、後ろに火を持った死刑執行人!!
       
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薪を積んだ台に縛り付けられた罪人の足元に火がつけられますが、
 
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残念、あれほど灯油をかけまくっていたのに、上手く燃え上がらずで!
あ、運ばれてきた罪人は上手く台車の下に潜り込み、
くくり付けられたのは、勿論人形ですからご心配なく! ははは。



白い大きな幕が登場、

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多分巫女達をあらわす女性達の後ろを通り過ぎ、

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その薄布の間をヴェールをかぶった女性達が通って行きます。
火刑になった人への追悼か、過去への決別か・・、

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広場に布が敷かれ、青塗りの台が運び込まれ、

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向きが変わると、竹馬に乗った人々がいて、

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広場の両側にそれぞれに人の乗った2つの高い台車の中から乙女達が登場。

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竹馬の人を真ん中に、輪になっての踊りが始まります。

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舞台の音楽隊の上には、大きな幕。
右の輪にはAQVA・水、 下にAER・空気  左にIGNIS・火
ならば上は大地かな、と別の写真で確かめましたら、やはりTERRA.

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う~ん、何が始まるのかな、と思ううち、



こんなのが幾つも運び込まれ、

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見えますか、左はLavandula・ラヴェンダーの文字と図で、
右にはMelissa・メリッサ、つまり薬用植物図鑑みたいになっていて、

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上の覆いを取り除けると、その実際の植物が植えられていて、
これには桟敷席から大きな拍手!!
修道士達が手入れや採取にやって来て・・、

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会場の進行状況そっちのけで、写真右上、お喋りに興ずる2人がいて、ははは、



舞台奥の円柱の影には、まだこんな2人がいて、へっへっへっ、

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進行状況、薬草の効果について論ずる進行係。

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明るさを取り戻した会場は、布が敷きかえられ、
春の色とりどりの女性達が登場して踊りが始まり、

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登場者たち全員が手を叩き、雰囲気を盛り上げ、

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小旗を持った若者達も走りこんで来て、

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なんと台の中からまた競り上がってきた2人!  小旗が揺れ、踊りが終り、

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達成感に満ちて叫ぶソットの人々!!

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という、最終日の昼公演でしたが、実はこの夜恒例のコーラス合戦がありました。 
ええ、夜の9時半から。
暗い広場にソプラの人々が手燭で集まり、広場に2列に並び合唱団を迎え、

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こちらがソプラ・上地区の合唱団。

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ソットの人々もやはり手燭で合唱団を迎え、

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ソットの合唱団。

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こうして始まった合唱競演だったのですが、2曲ほど聴くうちに、へへ、
ふっと意識不明になりかけの自分に気が付き、
こりゃいけん、明日は運転して家に帰るんだもんね、と中途退散を。

最後に2015年度の勝者発表が行われ、これは通常夜中の2時3時と聞いており、
最後までは到底無理でして。

下地区・ソットの今年の総集編。 最後に今年の審査発表の模様も。
https://www.youtube.com/watch?v=d1nVCYcPt-8

はい、今年度はソット・下地区、赤チームが勝ちとの判定。
ソプラのあの盾の船が進む場面のように、なんともエレガントで素晴らしいアイディア、
演出がソプラに見られる気がするのですが、
ソットの赤色の迫力というのか、地区全体の参加人数も多いのでしょう、
力で押し切る強さみたいな感じですねぇ。

イタリアにはそれぞれの町、街に、たくさんの伝統あるお祭りがあり、
住む人々の熱狂に支えられていますが、
こうして町の人々自身が作り準備し自分も参加、それもアイディアを出し合い、
毎年違ったストーリーを展開し、見せ場を繰り広げ、自分達も大いに楽しむという、
この独特のお祭りが、今年も大いに酔わせてくれました!

素晴らしきかな、アッシジの町、アッシジの人々!!



最後におまけの2枚を。
高い台車の上のシニョーラ、下りるのに手間取るの図で、
そう、あの貫禄ある胸と胴回りでは、梯子段の足元が見えにくいよね、ははは。

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サイトで見つけた、いとも美しき女性!

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6回に渡ってのお付き合いを頂き、本当に有難うございました!!
お楽しみいただけました様に。

いつかアッシジのお祭りの時期にお出かけの折は、
是非とも、例え半日でも、あの桟敷席に座って町の人々の熱気と、
中世の雰囲気を味わってみて下さいませ。 お勧めいたしま~す!!


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・ n.5 アッシジの春祭り カレンディマッジョ 2015 夜公演

ついに7月に突入! 涼しくて曇天や雨が続いた北イタリア、
漸くに夏の気配が戻ってきそうです、やれやれ!

アッシジの春のお祭りカレンディマッジョのご案内、こちらも漸くに4日目の
夜の公演に辿り着き・・、へへへ、頑張って参りますので、よろしくぅ!

トップの写真はコムーネ広場の時計塔。

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公演開始の9時半を指しておりますが、この後アナウンスがあり、どこやらの道で
公演用設備がストップしたとの事で、結局1時間も開始が遅れたのでしたぁ! 



待つうちに雨粒がポツポツと! それに寒い寒い!! うっかり薄い上着のみ
だったのでどうなる事かと思っているうちに、何とか空が明るくなり、
やっと夜の公演の始まりで~す。

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まずは上地区・ソプラの公演から。 最初の始まりが、夜の闇の中を悪魔達が
うごめいている素敵な始まりだったのですが、

なんとも照明が暗すぎて望遠ズームで撮れず、コンパクトに替えると撮った後の
次OKまでの待ち時間がかかり過ぎで、イライラshinkai!
写真の出来もイマイチのが多々ですが、ご了承願います。

火槍を持った悪魔達が続々登場し、

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ほら、火噴き男がいて、火の玉がボッとあちらこちらで!

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火の威力というのは凄い物ですね。
桟敷席の一番上にいるshinkaiの所まで、暖かくなるのですよ!



ほら、火の玉が上がった瞬間!!
舞台の奥には、教会を示す薔薇窓の布が下がります。

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アッシジのこのお祭りでは、以前見た時も盛大に火を使っていましたし、
他のお祭りでも「生の火」を、ははは、たくさん見かけます。
こんなのは日本では「消防法」なんとかで、絶対見れないだろうなぁ!と思う瞬間。



悪魔達を鎮める為、教会、修道士達の行進があり、舞台の上にもお祈りの人々。

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悪魔も修道士達も、皆素足!
冷たかろうねぇ!と心配する、寒がりshinkai。



舞台上の垂れ幕が蕾に変わり、白い布が敷かれた上を人々が登場し、

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踊りが始まり、その向こうではお祭りの晩餐会。

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花びらの布を持った乙女達の踊りも始まり、

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舞台上には、ソプラ地区シンボルの青色の旗を持った獅子の大きな垂れ幕が
下がり、花びらの色もブルーに変わり、
青の小旗を持った大勢の人々がやって来て、一斉に踊ります。

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広場いっぱいの人々が、一斉に踊り終わって大拍手!

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上の写真の奥に見える、燃えるソプラのシンボルの双子の獅子のマーク。
今漸くに形が良く見えますが、最初これに火が付いた時は物凄い大きな爆発音で、
何事かと思ったほど!
よく燃えるよう、余程念入りに油を振り掛けた物と、ははは。
中世の音楽をどうぞ!

カレンディマッジョのお祭りのテーマソングとでも言える、エッコ・ラ・プリマヴェーラ。
https://www.youtube.com/watch?v=swRbSRFBrkE



さて、下地区・ソットの音楽隊が舞台に上がり準備を始め、

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各持ち場の責任者が、もう一度それぞれの役周りに念をいれ、 

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ソットの始まりぃ。
子供が父親に「何で?・ペルケ? ペルケ?」と
カレンディマッジョのお祭りに謂れについて問いただすうちに、

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白い布が敷かれ、人々が登場。
下が膨らんだ茶の布の中から、枯れ枝が見え、
左の地面が少し白いのは、今盛んに雪が降っているのです!

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舞台に春を呼ぶ笛吹き男の垂れ布が下がると、地面の白かった布が緑に変わり、
枯れ枝も緑の木になり、はい、枯れ木の茶の布の中には、緑の枝が入っていて、
乙女達が登場。

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広場の東のほうでは、明かりを持った乙女達の間を何かな、黒服が通り過ぎ・・、 

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向こうから火を持った白い一団がやって来て、こちらもそれを迎え撃つ一団の登場。 


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こちらの一団は、緑のマントと帽子にオリーヴの葉の輪。
あ、そうか、春の訪れを妨げる冬の戻りに立ち向かう一団なのね!     
        
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この度はコンパクト・カメラで何とか撮るのに必死で、殆ど劇進行の説明を
聞いておりませんでしたが、何とか判読。

この時は、これだけ火槍を持ったのが下の広場に立ち止まったので、
いやぁ、暖かくてホッとしましたっけ!



こうして寒波の戻りも退散し、

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舞台後ろの垂れ幕も、冬の枯れ枝に笛吹き男が花を咲かせ、寒さの戻りも
お祈りで逃れる事が出来、漸くに本当の春の訪れ、を表す5枚に変わり、

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ソットの人々の登場口に、ソットのシンボルの塔の印が灯ります。

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ソットのシンボル・カラーの、赤い大きな布が登場、敷かれ、

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高い塔が立ち、赤い布が広がり、その下で乙女達が踊ります。

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たくさんの赤い小旗を持った人々も登場し、広場いっぱいに踊りの輪が広がり、
最高潮に。 舞台上の音楽隊のリズムも早くなり、大変な盛り上がり!
       
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こうして金曜の夜公演が終わり、はい、始まるのが遅れたので終わったのは12時半!
       
暗~い夜道を宿に戻る途中、何、まっすぐ行って10分弱で問題ないのですが、
小さな子供連れの父親が、サン・フランチェスコ聖堂への道はこれで良いのか?って。
そう、イタリア人は外国人と明らかに分っていても、道を聞くのですよねぇ、ははは。



てな事で、暗い夜写真ばかりでしたので、
気分を変えて頂くのに、美しい、可愛い写真をちょっぴりどうぞ!

青い瞳はイタリア人には少ないのですが、
茶色の瞳とは断然目元の印象が違うのですよねぇ!

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ソットの太鼓隊の、shinkaiが最初から目を付けた、もとえ、目を留めた、
ははは、若者。

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ちょっと丸顔の可愛い女の子、末は美人さんね。

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隣同士の若者2人。

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真ん中、まだ幼さが残る顔つきの、

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ソットの音楽隊の彼。

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これ、良い雰囲気でしょう? 親子の衣装の色もピッタリですよね。

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やっと最終日の公演を残すだけとなりましたぁ、やれやれ!
最後もう一度お楽しみに、よろしくお願い致しま~す!
       

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