今日ご覧頂くのは、トスカーナはオルチャの谷。
なんとも雄大な風景が広がり、世界遺産にも指定の土地ですが、
その中でもシンボル的存在で一際愛される糸杉の林、
それをあちらこちらから、じっくりご覧頂こうと、はい。
なんとも雄大な風景が広がり、世界遺産にも指定の土地ですが、
その中でもシンボル的存在で一際愛される糸杉の林、
それをあちらこちらから、じっくりご覧頂こうと、はい。

春が待ち遠しい今日この頃ですね、という事で一足早く、5月初旬の緑溢れる
トスカーナをご覧下さいね。 写真が少し多くなりましたが、難しいご説明なし、
はは、どっぷりとトスカーナの春に浸って下さいませませ!
トスカーナをご覧下さいね。 写真が少し多くなりましたが、難しいご説明なし、
はは、どっぷりとトスカーナの春に浸って下さいませませ!
上の写真は、昨年5月に出かけた時の最後の宿がオルチャの谷の西の端
モンタルチーノ・Montalcinoで、朝7時前にオルチャの谷に別れを告げるべく、
町の門を出てきた所。
オルチャの谷のもう一つのシンボル、ヴィタレータの礼拝堂
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461834190.html
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サン・クイリコ・ドルチャのご案内
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461279240.html
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ヴァル・ドルチャ、シエナのクレーター全体は
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460834418.html
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少し靄がかかり逆光で余り色が良く出ませんが、雄大な眺めの一端を。


道はカーヴの多い坂道下り坂、こちらは左右を眺めつつゆっくり下りたいのが、
平日の朝となるとそうも行かず、後ろから追っかけられる感じで、・・ん、もう!
平日の朝となるとそうも行かず、後ろから追っかけられる感じで、・・ん、もう!
まぁ、でもね、路肩に止まれそうな場所を見つけては、じっくりと愉しみつつ、





さて、お目当ての糸杉の林、道脇に車を止め・・。

道脇両側に車寄せが造られていて、安心して停められますが、この朝は
一つ計画が。 上の写真の様に、傾斜地の少し奥に林が見えますが、
土地の起伏は余り見えません。
一つ計画が。 上の写真の様に、傾斜地の少し奥に林が見えますが、
土地の起伏は余り見えません。
ところがガイドブックなどで見る写真は、この林の手前に小さな丘の起伏が
幾つも重なり、林からの裾野が長いのです。
春に8日間オルチャの谷に目的を絞って出かけた時は、東のピエンツァから
西のモンタルチーノの手前までを何度も行ったり来たりしたのですが、
幾つも重なり、林からの裾野が長いのです。
春に8日間オルチャの谷に目的を絞って出かけた時は、東のピエンツァから
西のモンタルチーノの手前までを何度も行ったり来たりしたのですが、
この林の見える車寄せから西側すぐに橋があります。水のない谷に架かる橋で、
その橋を渡った位置から、糸杉の林の前に丘の起伏が広がるのを運転しつつ
その橋を渡った位置から、糸杉の林の前に丘の起伏が広がるのを運転しつつ
横目で発見し、そうか、ここからか、なら最後の朝に寄ろう、と。
という事で、橋の端をそろそろと渡り、ここは州道、車専用で歩いてはいけない
のかも知れませんが、この際そういう事にはかまっておれませんで、
お巡りさん、来んといてや、ははは。
で、こんな感じ! やっと見れたぞ!
そう、やはり裾野が広い!! 丘の起伏が見事!
そう、やはり裾野が広い!! 丘の起伏が見事!

いつ誰によって植えられたものか、ほぼ丸い林を形作り、道行く人々を、
トスカーナの風景を愛する人々を魅了する糸杉の林。
一見なんの目的も無さそうなこの糸杉の林が、多くの人々を引き付けるのが、
カッコ良いと思われません?!
カッコ良いと思われません?!
裾野の広がり、

そうなんです、奥にもう一つ、糸杉の林があるのですが、それは後ほどご覧にね。

道の北側の広がりはこんな感じで、



既にカメラで狙う人の姿。

車に戻り、これが5月の糸杉の見納め。

はい、9月にも出かけましたが、この時は土砂降で、余りにも降りが酷く
ここの車寄せでしばし休憩するほどだったのですね。
その時には友人共々、ほらっ、と窓を開けては各自一枚ずつ撮り、
その間にも左脚がぐっしょりとなりましたっけ!
まさに人生は一瞬先が闇、というが如く、ははは、9月には暗い林の写真が
一枚だけに終わったのでした。
人生の春は短し、恋せよ乙女、 ・・ん?! あれ?!
一枚だけに終わったのでした。
人生の春は短し、恋せよ乙女、 ・・ん?! あれ?!
所でこの糸杉の林はどこにあるか、地図をどうぞ。
東に囲った所がサン・クイリコ・ドルチャ・San Quirico d'Orciaで、
西に半分名が見えるのがモンタルチーノ。 林は真ん中の赤線で囲った所に。

サン・クイリコ・ドルチャからモンタルチーノまでは14,3km、車で17分と出ますから、
サン・クイリコから4~5kmの位置になりましょうか。
2つの町を連絡するバスも日に5回あるそうですが、ここは停留所もないので、
車か観光バスでの途中下車のみ、という事になりますね。
部分をアップすると、こんな感じ。
そうなのね、人工衛星からもちゃんと見えるんですねぇ! ははは。

グーグルのストリート・ヴューだと、南北に見える道も車で通れそうなのですが、
実際は歩きのみ。 道を塞ぐ鎖もありましたから、関係者の車のみOKと。
地図の道を南に辿り、手前の林の奥に道を両側から丸く挟む形で見えるのが、
ほぼ点線の様に見えるのが奥の林。
ほぼ点線の様に見えるのが奥の林。
実は帰る日の2日前にこの周辺をウロウロしましたので、次にそれらをどうぞ。
車を止め、林のある南側に下りてきて、それから上り道を辿りますが、
見えるカップルはフランス人、彼の方は体を傾け、花を入れての傑作を狙い中!
見えるカップルはフランス人、彼の方は体を傾け、花を入れての傑作を狙い中!

上り道は林からかなり離れており、いま林より少し高い位置。
まぁ、傍によっても柵があり、近寄れない様子。

州道の北側もこんな高さで見えますが、

上り道をも少し上に行った所からの、北の眺め。


こちらの西側、遠くに見える農家、 手振れご容赦。

モンタルチーノの町。 美味しいワイン、ブルネッロの郷!

谷の北側。 右の土色の丘が切れる辺り、あの辺りまでこの後上りました。

北側の谷にもこのカメラマン。 この人は何を狙っているのか、ずっと定位置で、
後でshinkaiが行った時もここにいましたっけ・・。

こちら、丘を上りきった所に、この奥の糸杉。
ここのは円を描くように植えられており、資材置き場様に石がごろごろで、
少しがっかり・・。

丘の南向こうには、こんな風景が広がり・・。


こちら側、林越しに見える北の丘。 橋もちょっぴり見え、

上って来た丘を下までゆっくり下り、

州道の両側をきょろきょろと見渡し、はは、走って横切り、
今度は北側の丘の道を辿ります。 丘の稜線、ずっ~と遠くに農家。

道はこんな風に上ったり下ったりしながら奥に、奥に。
あの奥の畑が見える辺りまで行きましたっけ。

さっき見えた家が今また左奥に姿を。 丘は3色で、手前は乾いたままの
荒れ土で、奥に見える茶色は、麦が植えられていなくとも、筋が見え、
昨年の麦刈りの後、株根を一旦耕した時の物かも。

大分上ってきたでしょう?!
黄色は麦畑の中に咲く小さな花で、広がると色違いの絨毯を広げたよう!

見晴らす辿ってきた道。 橋も、糸杉の林も、奥に辿った道も、奥の糸杉も。


橋の東袂にある車寄せの位置も分りますね。
行かれる方、カーヴが続きますのでご注意を。
ここの麦は大分背が高くなっていて、

ほらね、こんな風にもう穂が膨らみかけている!

丘越しに見るモンタルチーノの町。

最後にもう一度。 ではね、元気でね、またいつかね!!

青空の下に広がる雄大な丘の起伏の眺め。
気持ちの良い散歩をしっかり楽しんで下さいましたように!
気持ちの良い散歩をしっかり楽しんで下さいましたように!
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