今月16日、雨続きのお天気が漸くに晴れ間を見せた朝、写真仲間と
一緒にカンシーリオの森と平野・Cansiglio、と、アルプス一帯の植物を
集めた植物公園・Giardino Botanico Alpinoに行って来ました。
一緒にカンシーリオの森と平野・Cansiglio、と、アルプス一帯の植物を
集めた植物公園・Giardino Botanico Alpinoに行って来ました。

まず地図をどうぞ。 コネリアーノからだと40kほどで、1時間弱の行程ですが、
上りの傾斜がきつく、おまけにやたらカーヴが多い道。

自分一人で運転していくには好みではありませんが、ははは、
仲間5人で車2台に分乗なので、座っていればOK!
我が家の前で拾ってもらい、喋っているうちに到着。
車の免許を取ってすぐの頃、運転練習で出かけた事がありますが、
その時のご案内は。 ヴェネトの奥には、まだ雪が ・ カンシーリオの森
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462783728.html
その時のご案内は。 ヴェネトの奥には、まだ雪が ・ カンシーリオの森
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462783728.html
こちらはサイトの、現在国有林であるカンシーリオの森一帯の地図で、
植物園の位置が分りますね。
植物園の位置が分りますね。

薄い緑色のPian del Cansiglioが広々とした平野で、
植物園のある一帯の黄緑色は林というか、一般人が散歩できる小道や
ピクニックの場所もあります。
ジョヴァンニの写真で。 ヴェネトの奥、カンシーリオの森 晩秋風景
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465415971.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465415971.html
カンシーリオの平野に到着してすぐの南の端辺り。
乗馬を楽しむ人々の姿も遠くに見え、
乗馬を楽しむ人々の姿も遠くに見え、

少し向こうの平野には、草を食む乳牛たちの姿。

平野をぐるっと囲む森林。

平野にはバール・トラットリア・アグリトゥリズムが何軒かのみで、規制されて
いるものと。 森林警察のパトロールが回っているのも見かけます。
いるものと。 森林警察のパトロールが回っているのも見かけます。
バールで元気付けのカフェを1杯やり、少し奥に駐車し植物公園まで歩きます。
到着が9時半頃だったと。 雨が続いていたのと、この一帯は大変に湿気の多い所
だそうで、朝日が射し込み温度が上がりかけ、ぼうぼうと靄が立ちこみます。

この写真、草原の緑色、靄のかかる林の濃い緑色、綺麗でしょう?!
と、お褒めを強要する、ははは、自画自賛なのですが、
実は今回初めて、RAWの設定で撮ったのですね。
重たい、後の整理が大変というので、RAWで撮らないとダメとジョヴァンニにも
勧められながらも踏み切れなかったのですが、
5月に出かけたトスカーナの緑がやはり思うようには出ず、遂に思い切ったという訳で。
勧められながらも踏み切れなかったのですが、
5月に出かけたトスカーナの緑がやはり思うようには出ず、遂に思い切ったという訳で。
で、結果は、はぁ、もう、大快感!! こんなに緑色の出方が違うとは!!
藤色、紫色なども出しやすい事でしょう。
藤色、紫色なども出しやすい事でしょう。
・・それにしてもやはり整理に時間がかかり、既に2週間近くたつのに、
375枚撮った内の70枚ほどはまだ未整理で、あああ~!
375枚撮った内の70枚ほどはまだ未整理で、あああ~!
植物公園への道をそれ、ちょっぴり林の中に入り込みます。

ジョヴァンニはこの一帯の常連で、良く知っていますから、こちらは足元のぬかるみと、
苔に滑らぬよう気をつけつつ、彼の後ろについて行きます。
苔に滑らぬよう気をつけつつ、彼の後ろについて行きます。
ね、ちょっと神秘的でしょう?!

足元はこんな感じに、すべてびっしりと苔で覆われ、

所々射しこむ光に、緑色が本当に美しく浮かび上がります。


が、1人では到底入り込む勇気はないですね、ははは。
公園への道を辿っていくと隣の牧草地を、もぉぅ~、むぉ~と大きな声で
鳴きながら、牛達が皆、前を行くシニョーレを追いかけて行きます!
鳴きながら、牛達が皆、前を行くシニョーレを追いかけて行きます!

こちらの端にいた白黒も、何なんだぁ~、もぉう~、と文句を言いつつ、
のように聞こえましたが、ははは、それでものそのそ追いかけて行くのですね。
何があるんね?!と言いつつ、
こちらも緩やかな傾斜道を辿り、

牛たちが集まっている角まで行き、意味が判明。
つまり先頭を歩いていたシニョーレは飼い主兼牛たちの友人で、
何か貰えるかと後をつけていた、という事なんですと・・。
つまり先頭を歩いていたシニョーレは飼い主兼牛たちの友人で、
何か貰えるかと後をつけていた、という事なんですと・・。

それにしても、そばで見ると本当に彼らは大きい!!
そしてね、どっちのお目めを見て話したらよいか、分らないよぉ!

さてこちらが、植物公園に入った場所からの眺め。
敷地はそう広いとも思えませんが、かなり奥深く、各植物の好みの地域を選び、
自然発生的に育てている、という感じ。
敷地はそう広いとも思えませんが、かなり奥深く、各植物の好みの地域を選び、
自然発生的に育てている、という感じ。

奥の山に白く見えるのは、雪ですって。
最初は真面目に1種写すと、横の標札も写していたのですが、
到底追いつかずと悟り、ははは、じきにお花だけを好きな様に・・!
蜂たちがせっせとお仕事中で、


可憐な花も、


横からだと、まさに動物的に見えるのも!


入り込んで踏まぬよう、適当に仕分けられ、

散々に噛みとられ、影絵のよう!

大きな、殻が5cmほどもの大カタツムリ!

ジャンナが歩いていて一つ踏み潰し、ははは、グシャッ!!と大きな音に、
ひとごろしぃ!と叫ぶshinkai。
既に赤くなった小粒の実もあり、

リンドウかな? 横線 背が高く2mほどにも。

これは何処にでも咲いていますよね? ヒメジオンだったっけ?

名前は知らないままですが、ウンブリアの奥、カステルッチョでも見た花。

野性の蘭の種かな?

これは如何にも高山植物ですね。 後ろの岩場は半人工的に作ったもの。

野生のイチゴもあり、つい一粒口に入れ、その後でそっとあたりを見回して、ははは。

薄いピンク色も、紫色も発色がよく、やはりRAWで撮るのが良いなぁ、と思います。



この可憐な黄色も、如何にも高山植物。

最後は、奥に見えた山を少しアップで・・。

植物園の花はもっともっと撮っており、へへ、お昼も仲間と一緒にアグリトゥリズモで。
午後また林の中を少し歩き、実は鹿の子にも出会ったのですよ!
という様なことで、次回もう1度カンシーリオの森の続きを!
お楽しみに、そして、どうぞよろしく!
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