・ n.1 「帰れソレント」へ ・ カプリ島から

3年前の春、カプリ島から日帰りで出かけたソレント・Sorrento.
イタリア語ではソッレント、ナポリ方言ではスリエント、日本語ではソレント、ははは、
の写真を漸くに整理しましたので、見てやって下さい。

それがなんと、選び出した時点で180枚を越え、・・250枚以上撮っており!
必死に削り、漸くに今回は47枚でまずご覧頂き、次回その2はまだあと何枚か
省略の要あり、ですがとりあえず、その1を。

春の陽光麗らかなソレント、世界的に有名な観光地ソッレントのをお楽しみ下さい!
写真は、まずカプリ島から出発した所。

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カプリ島の海と空と ・ 朝と夕暮れ
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465140785.html

n.1 カプリ島の散歩道、 見晴らし台に
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465141298.html

n.2 カプリ島の散歩道、 見晴らし台に
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465141440.html

n.1 カプリ島 一周にご招待!
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465140971.html

n.2 カプリ島 一周にご招待!
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465141146.html

ナポリ湾の小島 ・ プロチダ島 ・ Procida
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462597952.html



地図をどうぞ。 ナポリ湾・Golfo di Napoliの南を囲う形で突き出す
ソレント半島の先端に近い北側に位置し、

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ソレント半島のこちら側はコスティエーラ・ソッレンティーナ・Costiera sorrentina・
ソレント沿岸と呼ばれ、
一方半島の南側、アマルフィ・Amalfiやポジターノ・Positanoのある側、
半島の付け根にはこれまた古い歴史を持つサレルノ・Saleernoがある南側は、
コスティエーラ・アマルフィターナ・Costiera amalfitanaと呼ばれます。

地図でご覧いただく様に、ナポリからは46km程の距離で、車でもまた電車の連絡も
ありますが、我々はカプリ島に泊まり、連絡線で出かけたという訳です。



カプリからはわりと近く、ソレント半島の先端を回り込むと、こんな風にずっと
陸が見える近くを行き、突き出した岬の先に、かっての要塞の塔の跡、
海賊船の見張りの塔が見えたり、

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初めての訪問とあって、どこかなどこかな、と町の建物の塊が見えるたびに・・。

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漸くに港の突堤を回りこみ・・、

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突堤の先で魚釣りをする親子の姿も見つつ、

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港に到着。

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すぐ背後に立ち上がる崖に嵌め込まれたかのような教会もあり、

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崖の上に広がる町の中心に続く階段・・!

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港の近くには広場があり、山越えで行くアマルフィ方面へのバス停留所もここに。
こんな崖を掘り込んだ工場というか、これは造船所と、なども見えますが、

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さてぇ、崖上の町の中心にはどうやって行くんかいなぁぁぁ・・!
階段のぼりや登山が大嫌いな、ははは、shinkaiは即ぼやきますが、

同行の我が友人mkちゃんは、まるで意に介さず、こんな道を歩き出します!

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暫く緩やかな坂道を歩き、前方に見えるこれ!! ぎゃおぇぇ、階段だぁ!
なにぃ、あの上まで上がらんといけんのぉ?!

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近寄って見るとぉ・・、 じゃぁ~~ん!

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じゃ、じゃぁ~~ん!!

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じゃぁ~~ん!!!
そう、まず正面を2段上がり、それから脇の長~い、急ぅ~なのを2段ね。

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そう、振り返る港への道はこんな感じで・・、

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狭いヘアピン・カーヴを階段上からだとこんな感じで、
車もゆっくりと気持ちを整え、ははは、回りこんでおりました。

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上り階段途中でスケッチするmkちゃん。

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さて、はぁはぁと上り切った所は、
お日様さんさん、オレンジの街路樹が続く町の中心広場の、

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タッソー広場・Piazza Tasso. この町が誇るソッレント生まれ、16世紀の詩人、
タルクワート・タッソー・Tarquato Tassoに因みます。
タッソーについてはチョロっと読んだだけですので、また次回にでも書きますね。

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広場の横に止まるこれ、市内観光の汽車ポッポのバス。

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mkちゃんに、観光バスがあるよとご注進すると、そう、シホチャン乗りたいのね、
いいよ、乗っても。 まさに良き友人はこうでなくてはね、ははは。



で、この横が下から見上げた町の位置で、そう、こんな風に道と港と海が見え、

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でもって、こんな風にお尻を並べる連中も、ははは、居るわけで!

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観光バスの出発時間までちょっと間があったので、すぐ近所を覗き歩きに。
奥の広場の向こうに見えるのは、どうやら市役所で、

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木製の素敵なレトロ調の、ピッツァ・レストランもあり、

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すぐ近くの店のウインドウで見かけたのはこれ、嵌め木細工の凄いやつ!

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どうやらこの町は、嵌め木細工が盛んな所らしい、と思っておりましたら、



これは後に町を歩いていて見つけた看板で、確かに、嵌め木細工の博物館もあり。

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古い城の中の細工に嵌め木が使われていたり、また石の嵌め込み細工の装飾品も
見ていますが、さぞ歴史を持つであろう職人仕事が、まだしっかりと残っている、
これは素晴らしい事ですよね?!



さて観光バスの出発時間となり、乗り込み発車。

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まずは通りの先の、海が見える所でぐるっと回り、

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彼女の脚の線、素敵でしょう?! あ、向こうに見えるのはヴェスヴィオ山で、はい。



いかにも南国風の植物の前庭の奥にあるお屋敷か、ホテルかもですが、

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市役所の前の公園をぐるっと回り、真ん中の石像は、多分町の守護聖人
サンタントーニオ・アバーテ・Sant'Antonio abate・大アントーニオと呼ばれる方。

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向き合う建物が、その名を冠される聖堂。



市役所前のオレンジの木も実がたわわ!

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さて細い道を港に向かって下りますが、

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なにせ道が狭いので、すれ違いが大変!
ね、向こうのバスのバックミラーが、防護塀にこすれそう!

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見晴らしが良く、お天気も良く、観光バスを見ると皆にっこり。

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港からの道で遥かに見上げたホテルも、今の道ではまだこの高さ!

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港への車道、またはゆっくり歩きたい人が通るこの道は、ゆるゆるとカーヴを
取りつつ下り、港脇の公園まで行くと、先ほどの建物がこの高さに。

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港でぐるっと周り、再度町の中心タッソー広場に戻り、

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バスの発着所、見晴らし台の横を通り、

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今度は町の東に向かいます。 見える教会はカルミネ・Chiesa di Carmine.
ここに見える像も、多分大アントーニオと。

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この通りはかなりの繁華街。

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町の地図は次回にご覧いただきますが、こちらは一番町の東外れにある
コッレアーレ・ディ・テッラノーヴァ博物館・Museo Correale di Terranova.

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ここにはギリシャ・ローマ期の発掘物とナポリの陶器、絵画などの展示、庭園から
素晴らしい眺めが楽しめるそうですが、その辺りからまたタッソー広場に向かい、
観光バスは終了。

実際に自分で歩くとしたらかなりの距離を見て回るわけで、垣間見える青い海、
傍らに続くオレンジやレモン畑の眺めも、なかなか良いものでした。

大きな街には真っ赤な2階建てバスが走りますし、小さな町にはこんな汽車の形の
観光バスがありますので、ざっと見て雰囲気を掴むにも、お勧めです。
はぁ、勿論shinkaiは嬉しがり屋で、こういうのは欠かせませんです、ははは。



バスを降りたタッソー広場の傍らで、なにやら美人を囲み2,3人が撮影会を
しているので、勿論私めも参加!

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すると1人が「ウン・エウロ!」と言うので、1エウロ払えって言ってるよ、と
mkちゃんに伝えつつ、勿論冗談なのは分かり、プッと吹きましたら、
彼はイタリア語が分からないと思って言ったらしく、
そうじゃないと分かった途端に大いに恐縮し・・、ははは。

と言うところで、今回はお終い、次回をお楽しみに!


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