・ ミラノのドゥオーモ ・ Duomo di Milano

年明け早々に出かけて来ましたミラノの街。
今日は皆さんも良くご存じの、イタリアでは珍しい、高い尖塔が何本も
聳えたつゴシック様式の大聖堂、
如何にも北の雰囲気を伝える、ミラノのドゥオーモのご案内です。
       
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一般にミラノのドゥオーモ・Duomo di Milanoで通っておりますが、
正式の名はサンタ・マリーア・ナシェンテ・Santa Maria Nascente・
生まれつつある聖母、というのも改めて知りました。

上の写真をご覧になられ、なんと横着な写真を撮ることよ、
と思われた方も多いと・・。
はぁ、ほんのちょこっと自分が動けば街灯がドゥオーモに重ならず、
画面右の〆にもなる物を・・。
次、行こうぜ!と少し急いでいる時のずぼらshinkaiが
良くやらかす事でして・・、 これは悪い例でございます、はい。



夕暮れ前の陽を受ける正面。

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余り数字は書くまいと思いつつもウィキを読んでおりましたら、あれこれ
興味深い事も知り、はぁ、つけ刃の受け売りを少しばかり。

ミラノのドゥオーモは、面積から言うとヨーロッパで4番目、11700平方。
一番は勿論ヴァティカン市国のサン・ピエトロ大聖堂で、
続いてロンドンのセント・ポール、スペイン、セヴィーリアの大聖堂となり、

体積となると中央身廊の高さ45mでイタリア国内では一番、
が、イタリア半島となると、やはりサン・ピエトロが一番大きいと。

以前この場所には2つの聖堂があり、その鐘楼が崩壊したのをきっかけに
1386年5月に建設が始まり、5世紀を掛けて建設終了が1892年。




1745年、建設途上のドゥオーモの様子と、

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19世紀の写真、 多分完成直後の歴史的写真と思われる物。 
いずれもウィキぺディアから拝借。

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天を刺すばかりに聳えたつ尖塔数 135本
一番上に見えるマドンニーナ・Madonnina と呼ばれる金色マリア像の
地上からの高さ108,5m
聖堂の奥行き外側158m   内側148m
正面壁の幅67,9m
尖塔の上等にも見える像は外側だけで2300、内側共だと3400になると!



という様な事で、では聖堂内部に。

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身廊は5廊式で、こちらが中央部分。 最初のプランでは3廊式で
その外に礼拝堂が飛び出す形だったとか。
見える絵については、また後ほど。




これは聖堂内一番右、つまり南側の壁のステンドグラスですが、

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旧約聖書のお話が描かれているのに、気が付きました。

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床の大理石模様。

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中央右横の側廊。  
中央の身廊は幅が広いのでそんなに高さも感じませんが、
側廊は狭いので尚の事天井が高く、横の円柱が聳えたつ威圧感を。

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さて中央身廊で、この大きな絵画の展示に出会い、
あれ、以前あったっけ? クリスマス用かな? と思ったのですが、
はい、既に4度目位のドゥオーモ訪問でして、
ウィキに説明を見つけました。

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毎年11月から、ミラノに尽くした大司教、枢機卿そして列聖された
サン・カルロ・ボッロメーオ・San Carlo Borromeo に捧げる、
彼の生涯を描いた絵の展示だそうで、
サン・カルロの絵・I Quadroni di San Carloと呼ばれる物だそう。

この聖人は16世紀貴族ボッロメーオ家の出身で、若くして枢機卿となり、
ミラノの大司教の時にペストに襲われたミラノの市民達の為に私財をなげうち
大いに奔走されたのだとか。



内陣奥の様子。 手前に大きな明かりが燦然と輝いておりまして、

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ちょうど両側のオルガンの扉も開いており、も少し良く見えるこちらを。

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円柱の上の聖人たち。

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円柱と言いましても、さすがこの高さを支えるだけあって、太い太い!
直径が3,4m  高さ24m  全部で52本あるのだそう。

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左側廊には幾つかの礼拝堂があり、その前に信者達の捧げる蝋燭。

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今頃は普通の小さな教会などでは管理の目が届かない事もあってか、
蝋燭の形をした電球もあったりするのですが、
やはりこの長い蝋燭の火が揺れるのが美しいですねぇ。



隣にいたアンナリーザがぷっと吹き出したこれ。
キリストのウェブサイト!! http://www.jesus1.it

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はい、何が出るのかと訪問して見ました、勿論。
ジェズが君の心に直接に応えます、と。 いえ、人生相談ではなく
宗教についてで、英語版もあるので、お悩みの方どうぞ!

ミラノのドゥオーモのサイトは www.duomomilano.it/

そうそう、ドゥオーモ内で写真は一応禁止なのですが、入り口の
左横辺りに受付があり、そこで写真許可をと2エウロ払うと、
カメラに紙リボンをつけてくれ、これでOKです。



さて、ドゥオーモの上に上がります!
歩きとエレベーターと両方あり値段が違い、エレベーターが12エウロ。
       
どちらもドゥオーモの北側奥に入り口があり、手前が階段、エレベーターは
一番奥横。 エレベーターの切符は、ドゥオーモの裏道を南に行くと角に
ドゥオーモ・ポイント・Duomo Pointと出たショップがあり、そこで買います。


下の道は既に薄暗くなっていましたが、
上に上がった時はまだ夕暮れの雲の色が美しく!

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ですが、上がる前から「私は高所恐怖症なの」と言っていた
アンナリーザは本当にその近くにしゃがみ込んでしまい・・!
高上がり大好きのshinkai一人、あちこちきゃっきゃと歩き・・、ははは。
そう、女の友情なんて薄情なものなのよ、がはは。




ライトアップが鮮やかになり、空の色もぐんぐん変わって行きます。

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むか~し一度上がった事があるのですが、あの時は昼間でしたし、
夕暮れ時は初めてで嬉しいばかり!




狭い脇道、つまり聖堂の横に当たる部分を辿りながら、前に進みますが、

ガッレリーアの天井部分の紫が綺麗に見え、

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遠くのビルの角かどに、赤い電球が点いたり消えたり・・。
アンナリーザが、多分あれはピレッリ・Pirelli・タイヤ・メーカー、のビルよと。

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隣のピンクは上にUniCredit・ウニクレディト・銀行名と見え、
手前の三角はスカラ座の上部。  夜の方がとても綺麗!




せっせと一番手前、広場側に来ましたら、こんな夕暮れの名残の色!

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ここから中央身廊の屋根の上、テラスに上る階段があるのですが、
アンナリーザは下で待っていると言い、ほいよ、行ってくるからね!




細い階段の脇、広場側には金網が張ってあるのですが、
これが可笑しい事に、所々ちょうどカメラのレンズが
突き出せるように破ってあるのですね、ははは。

で、そこから見下ろす広場。
この広場に摸様が描かれているのを初めて知り、

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明かりが灯って、本当に綺麗!
クリスマスツリーの周囲は時計になっていたんだぁ!




最後の塔の中を巡る螺旋階段は、一人がちょうどの細いぐるぐるで、
上から子供の団体が降りてくるのにめげずに、せっせと横をすり抜ける私。
だって、メトロで戻る時間を決めているのですもの、急がないとね!

こうして上がったドゥオーモの屋根の上。
そう、屋根の形に傾斜が両方にあるのです。

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我々は幸運でした。
真ん中のマドンニーナのいる主尖塔は修復の覆いがありましたが、
でも、青銅金塗りのマドンニーナの修復は済んでいて、
燦然と輝く姿が見れたのですもの。

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南側のテラスの端。 大きな段差は無いのですが、
階段状に傾斜になっているのが見えますか? もう足元はかなり暗く、
滑ったりせぬ様、そろそろと気をつけて移動し、

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朝訪問したピカソ展会場、王宮を覗くと、   手振れご容赦、
ひひひ、まだ列が並んでいるぅ!!

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ええ、まだ5時半頃ですから、開いてはいるのですけど、
皆さん辛抱強いですねぇ!



そろそろと脇階段を降りながら、ガッレリーアの入り口付近を覗き、

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最後にもう一度、金網の破れからレンズを突き出し、
名残の空の色、そして名残の広場を。

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という事でメトロに乗り、中央駅に。
そしてコネリアーノに夜10時頃に戻りましたら、
なんと、駐車場に止めていた車のフロントガラスに霜がびっしり!

本当に楽しいミラノ行きでした。
もう一つ訪問したスフォルチェスコ城のご案内は、また暫く先に。
お楽しみに!


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