・ イタリアの秋、 ヴェネト晩秋の朝の色 

こちらイタリアは本日未明より冬時間に変わり、おまけに一挙に冬に突入
の様な曇天、小雨のお天気。

今日は我が町コネリアーノに近い自然公園に、写真コースの仲間と
出かけた様子を、秋の素晴らしいお天気の最後の日だった様子をご覧下さい。

始めて連れて行って貰い知った場所ですが、広い公園内に小川が何本も流れる
いわば湿地に近い土地で、林もうっそうと茂り、朝日に湿気が湯気となって
立ち上る幻想的な風景も見、それはもう大喜びで撮りまくりまして、ははは。
       
前日出かけて来たトレントでは64o枚程、この日は250枚ほどで、
今は整理にひぃひぃ言っておりますが、

まず必死に片付けた自然公園の前半部分、草原と林の辺りをご覧下さいね。

公園の入り口、小川にかかる木橋。

1-325_GF.jpg

朝9時頃でしたので、まだ光線が斜めに差し込み、光の帯を作る様子に、
まず夢中になったのでした。



細い小川が何本も。 差し込む光に湯気が立ちます。

2-326_GF.jpg

3-327_GF.jpg



最初に広がる小さい草原。 イタリアの秋独特の、柔らかい黄色から茶への黄葉。

4-331_GF.jpg



公園内には細い道が続き、草原以外は林や丈の高い叢ですので、
所々にこんなコースの矢印の標識。

5-337_GF.jpg



どこにあるか、地図をどうぞ。 コネリアーノから西に約20k、
セルナーリア・デッラ・バッターリア・Sernaglia della Battagliaという
コムーネの、フォンターネ・ビアンケ・Fontane bianche・白い泉(複)の意。

6-agli_GF.jpg

白い泉、というのは、この一帯に幾つかの湧水があるようで、
それがピアーヴェ河、地図に見える蛇行する流れに注ぎます。

地図に見えるB地点の下に楕円形に広がる高地、この辺りは第一次大戦の
激戦地だった場所で、地名に残るバッターリア・Battagliaというのは戦闘の意で、
Nervesa della Battagliaには大慰霊廟もあります。



もう一つ木橋を渡りつつ、

8-341_GF.jpg



ほら、水が素晴らしく透明。

9-343_GF.jpg



木橋に散る落ち葉、

10-345_GF.jpg



川下に見える光景に夢中になり・・。

11-347_GF.jpg

12-349_GF.jpg



そして出た広い草原。 タンポポの落下傘部隊もじっとりと露に濡れ、

13-360_GF.jpg



草原の蜘蛛の巣にも、小さな水滴がいっぱい!

14-363_GF.jpg



茸採りのシニョーラ。 素敵ないでたちで、声をかけて撮らせて貰いました。

15-370_GF.jpg

16-372_GF.jpg

今日はまだ全然採れない、と言いつつ、しっかりとした足取りで、また林の奥に。



ほら、こんな風に、草原の奥が立ち上る湯気でもやるのです!

17-408_GF.jpg



逆光に光るタンポポと野草、細い無数の蜘蛛の糸。

18-373_GF.jpg

19-375_GF.jpg

20-399_GF.jpg



素晴らしいお天気になりそうな朝で、黄葉も輝き、

21-378_GF.jpg

22-384_GF.jpg



半ば落ちた葉の間に、固い実が見え、あれ、頭に落ちたら痛いだろうなぁ!

23-390_GF.jpg



一緒に出かけた写真仲間。 先生も務まるジョヴァンニと、ジャンナ、ラファエッラ、
ミレーナ、そしていつもいつも遅れるタータ!

24-382_GF.jpg

ジョヴァンニは写真のテクにも勿論ですが、ここの自然公園の常連らしく、
掌を指す如く良く知っており、他の自然公園の事も、あそこにこれがある、
なにがある、と。

ジャンナはもう頼りっきりでうるさいほどの質問責めですが、我慢強いジョヴァンニは
丁寧に教えてやり、いつも遅れるタータにも、道に迷わぬようじっと待ち・・。

こういうのにはまったく素っ気ないshinkaiは、
遅れて迷ったら泣くからわかるよ、行こう行こうと。ははは。



素敵な予感がするでしょう、こういう道?!

25-379_GF.jpg



そして、林の向こうは、こんな感じ!!

26-400_GF.jpg

27-402_GF.jpg

28-404_GF.jpg



開けた場所、日の当たる側にはこんな実や、濃いオレンジの葉。

29-405_GF.jpg

30-434_GF.jpg


ゆっくりと撮りながら移動するうちにも、日の当たる側の林の色が変わり、
姿を現わし初め・・、

31-412_GF.jpg



小道はまた次の林に向かい、

32-415_GF.jpg



小川沿いのこんな奥深い林の中に。

33-419_GF.jpg

という様子で、お腹が減ったと言いつつもお昼まで撮り歩き、
靴は泥だらけで中までびしょ濡れ、ズボンの裾もずぶ濡れにして、
でも大満足で家に戻りました。

ここではひとまずヴェネトの晩秋の朝を終えますね。
チャンスがありましたら、また!


*****

ブログご訪問、有難うございます!
見たよ! の応援クリックも宜しくお願い致しま~す!


*****

コメントの書き込みについてのお願い。

ブログの記事下に、「コメントを書く」が出ていない時は、
上か右の、記事タイトルをクリックして頂けると
記事の一番下に「コメントを書く」が出ますので、よろしくお願いいたします。
非公開コメントをご希望の場合は、非公開で、と書いて頂くと、  
コメント承認制ですので、保留にし、お返事だけ公開しますので、
それもご了承下さいませ。

・ 改めまして、 の自己紹介を、  新開です。

いつも当ブログをご訪問して頂き、有難うございます!
改めまして、ご挨拶と自己紹介をさせて頂きます。

当「イタリア・絵に描ける珠玉の町・村、そしてもろもろ!」
と、分家の「色鉛筆+水彩画分室・絵に描ける珠玉の町・村」
の主、新開志保です。
      
1-389.jpg 

ブログを初めこの12月で既に8年目に入りますが、
今迄ブログには自分の顔写真を載せた事がありませんでした。
グループ皆との記念撮影写真は1度ありますが、
余り美的でない物は載せない、という主義でして、ははは、
そのまま来たのでした。

が、先日は長野朝日放送の「おお、信州人!」に出させて頂き、
放送を見て下さった皆様、本当に有難うございました!

送って頂けるというDVDもまだ届きませんので、
ブログのコメント欄に書いて下さった「良い放送だった!」に
ああ、やれやれ、とは思ったものの、
自分がどんな顔を晒しているものやら・・!

すると「開田のポッポ屋」さんが、ご自分のブログに
放送場面の写真を撮って載せています、とお知らせ下さり
拝見にあがりました。
こちらです。
http://kaidapoppo.exblog.jp/16608973/

今更、美人に映る訳が・・! とは思いつつ、わぁ、きゃあぁ、が本当の気持ち!
この歳になってもなお、切ない女心もありますし、・・あるよぉ!

「気骨の女流画家」なんぞという字が見えると、
えっ、気骨って本当はどういう意味だったっけ?!と
辞書を引いたりの、何か自分以外の感じもする、複雑な想いです。
       
が、既に長野県の方には放送を見て頂いた事ですし、
開田のポッポ屋さんの写真も長野県外の方に見て頂くのであれば、
思い切って顔写真も載せ、住んでいる家も見て頂こう、と、
いわば8年ぶりの、改めての、初めましてこんにちは!で

今日は、当ブログできちんと自己紹介をさせて頂きます。
上の写真はこの夏撮影班が来た時に、11月の個展会場での模擬展示の際、
カメラマンの森田さんが私のカメラで撮って下さった物で、
今回を持ちまして再度顔写真は載せませんので、我慢して見てやって下さいませ!

158cm 48~9kg の平均サイズ。
最近、肉のつくべき場所が偏っておりますが、一応平均サイズ、並、でございます。

「おお、信州人!」の撮影班来伊の様子は、こちらに。
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/473368345.html



で、まず家の様子を。
コンドミーニオ1階にある我が家のテラスから。
夏の間は緑が茂り、向かいの家も、オリアーノ村も殆ど見えません。

2-627.jpg

3-630.jpg

4-655.jpg



家は、所謂ミニ・アパートと呼ばれる広さで、この広い部屋と、お昼と晩御飯は
ここでTVの前に座って食べます、他に台所、トイレ・バス、寝室、ガレージ、
そして地下に物置きが。

5-633.jpg

TVはソニーのアナログ、現在は49インチの大型デジタルに、ステレオはパイオニア、
こちらも現在はヤマハのデジに、最近お絵描きの後ろに置いていたポータブルの
デッキがついにアウト、ここのステレオでCDを流し、お絵描きを。 
今はこれもお絵描きの机の後ろに移りました。



上の写真の部屋の右の壁。
広島で最後に描いた50号正方形の「カ・ドーロ」と、
その下、約350本ほどのDVDを置いている場所。

6-634.jpg



部屋の反対側。 ソファーベッドがあり、後ろに暖炉。
友人達が来た時は、このソファー・ベッドか、
最初の写真の、右のシングル・ベッドになるのがお待ち兼ね。

7-638.jpg

ソファーの上にかかっているのは夏用のキルトで、刺子の柄をキルト糸で刺した物。
その上に見えるパッチワーク・キルトは、そろそろ寒くなる今、晩御飯の後ここに座って
TVをちょっと見るのに使っていますが、・・じきに意識不明になるのですよねぇ。

左奥に見えるドアから出ると、



玄関入り口部。
藍暖簾がかかっている奥が私めの部屋で、その手前右に台所。

8-657.jpg

藍暖簾の横、小さなハッピのある奥にトイレ・バス、
その左の鏡の横にガレージへの扉。



台所。 至って質素で簡素でしょ?

9-640.jpg

美味しい物を頂くのは大好きですが、自分1人ですし、簡単に手早く出来る
野菜料理が殆ど。
右の手前に小さな電気オーブンと、電子レンジがあり、
ご飯は現在小さい2合炊きの炊飯器を購入して炊いています。



さて、藍暖簾の奥の私の部屋、これは入り口からで、かなり細長い部屋です。

10-647.jpg



仕事机。 これはとても気に入っていて、厚板で長さが2,8mあり、
手前にパソコン2台、現在はデスクトップが1台、その奥にお絵描き部分。

11-642.jpg



ここは既に見て頂いてますが、 小筆が増え、自分で作ったインクの色も増え、
最近はカランダッシェのグワッシュも使っています。
現在は殆ど水彩を使わず、色鉛筆が殆どとなり、560色ほどになっています。

12-643.jpg

曇天の日も多くなり、右と左に自然光のランプを置き、右側だけ点けたりで、
冬に向かい一層重宝する事でしょう。 現在は左に脚付きの高いランプを。



こちらは我がベッド。
水撥ねが怖いので、描きかけの絵の置き場でもあります。

13-650.jpg

壁の時計はウンブリアの有名な陶器の町デルタで買ってきた物で、
そこにサンティアーゴ・デ・コンポステーラの貝殻が下がります。

ベッドの上のキルト、可愛いでしょう? ええ、これも自作で、間にキルト綿を
2枚挟んでいるので、本格的な冬用の羽根布団になる前はこれを使います。
・・あのゴンドラの水の色に手こずっておりまして。



で、上のパッチ・ワーク・キルトの下には、刺子のモチーフを繋いだベッド・カヴァー。

14-652.jpg

刺子のモチーフは、昔あれこれ刺したのが溜まっており、こちらの友人達の
羨ましげな目つきにほだされ、ははは、このクリスマス・プレゼントに何か作る約束で、
先日裏布やらキルト綿を買いこんでは来たのですが、
・・このクリスマスに間に合うかどうか、我ながら疑問です、はい。

そうです、以前はパッチ・ワーク、キルト、刺子、毛糸編みもあれこれしたのですが、
つまりは上手くいかなかった結婚生活の憂さの吐け口でした。
そして夫が交通事故で寝たきりの植物人間状態となり、2年半の介護の後亡くなると、
鎖が切れたように旅行をし、写真を撮りまくり・・。

そういう4年半が過ぎ、全ての精神的な拘束から解放された昨年、
素晴らしい!と思う風景を見つつ、これは描ける、と常にどこかで思いつつ
写真を撮って来たのも溜まりに溜まり、
もう自分はいっぱい! また絵が描きたいなぁ! と。

夫の介護中に両目に問題が起こり、日常生活に支障はないものの、
絵を描くには遠くのピントが合わずでスケッチが出来ず、
おまけに何年間か描かずにいましたし、
もう絵を描く事はないだろうなぁと、切り離した部分でした。

なので、実際に何をどう描くか、画材は、等など問題が多くありましが、
描き始めるともう夢中になりました。
そしてブログを通じて知り合った日本画家の二木(ふたつぎ)一郎さんの、
彼の心からの教えと励ましを受け、本当に有難い事に
これ以上には無い程に、順調に絵を再開する事が出来たのでした。



「おお、信州人!」の番組中で、長野朝日放送さんのご仲介により、
私が長野市で6年間通った芹田小学校に絵を寄贈する事が出来ました。

芹田小学校の写真を青池さんが送って下さいましたが
こんなに大きな校舎が隙間なく建っているのですねぇ!

15-5.jpg



こちらが私の手元にある芹田小学校の木造校舎。

16-636.jpg

前庭に桜の木が何本もあり、そう、二宮金次郎の銅像もあったっけ!!
プールは今もあるようですが、
海のない長野県、私はプールの出来た6年の夏に泳ぎを覚えたのでした。

       

小学校卒業写真。 足元には雪。
昭和33年春、後ろから2列目、右から2人目が、まだ可愛い志保ちゃん。

17-634.jpg

どなたか、この写真に見覚えのある方はおられませんかぁ?!
担任は正面右側、6年間同じ恩師の祢津睦生先生です。



私の絵の前で、後輩たち!!  現在は正面玄関を入った位置に。

18-3.jpg



こちらが寄贈した絵 シロールの山の家。  

19-017-1.jpg

絵の寄贈の話が出た時、どんな絵が良いか、と考えました。
私の通っていた時代と今とは違うとはいえ、
それでも、ヴェネツィアのゴンドラの絵などを贈りたくはなかった。
そして、ちょうどそのお話の少し前から描きだしていた
このシロールの山の家の絵が良いと思ったのですね。

イタリア、という言葉の響きから受ける普通一般のイメージ、それはまずファッション、
スパゲッティであり、赤いフェッラーリであり、ミケランジェロかも。

でもそんな華やかな物の奥に、着実な一般人の暮らしがあり、
厳しい山の民の暮らしがある。
信州出身者の目を通してのそんな想いを、贈りたかったのです。

絵の寄贈なんぞは、もっと有名な力のある画家のする事、と
自分は考えた事も無かったのですが、
今年はそんな事も、すらっと出来てしまった不思議な年。


そして番組の中で、「長野で個展をしたい」と言った事、
実はこれも既に決定しております。
来年秋、10月に上諏訪の「ギャラリー橋田」さんでさせて頂ける事になりました。
http://www.hashida.jp/index.html

ギャラリー橋田さんは、二木さんが懇意にされている画廊で、
私が長野に知り合いも基盤も無い事から紹介して下さり、
すんなりと橋田さんからOKを頂けたのです。 師匠の七光り、とはまさにこの事!

貸し画廊ではなく、きちんとした画廊で個展が出来る、
もう本当に願っても無い有難い事!!  感謝!!
私新開は、本当に幸運者だと思います。


11月のこちらコネリアーノでの初個展用の絵は既に予定分16枚が済み、
+2点の18点、
実は17枚のつもりでしたが、イタリアでは17は縁起が悪いから
18枚にしないとダメよ、との友人の言葉で古いテンペラを2枚追加。

で、既に今描いているのは、来年の秋を目指しているもの。
皆さまのご親切なお心遣いに恥じぬよう、
しっかり頑張ります!!
       

昨年暮れから絵を再開し、年明けにはすぐ11月の個展が決まり、
勢いで、絵画分室のブログも開設。

そして厚かましく、では来年はどこで、と考えた時、
広島で、とは不思議に考えず、長野か大阪で出来たらなぁ、と。

そうこうするうちに長野朝日放送さんから番組出演のお声がかかり、
すらすらと話が進み、ずっと遠かった長野が、急に驚くほど近くなりました。
二木さんが松本近くのご出身である事は知っておりましたが、
私のブログにコメントを下さるようになったkazuさん、
段々親しくなりメールのやり取りをさせて頂いておりますが、
彼女が二木さんの高校の先輩である事も分かり、
なんとも縁の絡み合いの不思議さを思います!

長野の皆さま、出戻り者をどうぞよろしくお願いいたします!
そして、ブログを訪問して下さる方々にも御礼を!
こんな新開でございます。

ブログはまだまだ続けるつもりでおりますので、
皆さま、どうぞ今後ともよろしくよろしくお願いいたします!!

   
   
最後のこのデブ猫ちゃんは、スピッロ・spilloと言い、花屋さんのおぼっちゃまで、
8年前私のブログの一番最初に登場した猫ちゃんなのです。

20-spillo.jpg

先日久し振りに店に行きましたら、歳を取ってはおりましたが、まだ元気で
椅子の上に座り、声をかけてさすると、喉を鳴らしながら愛噛をしてくれ、
ああ、幸せ!! 心がとろけました。
元気で長生きしようねぇ!

「追記」
スピッロも3年前に亡くなったそうで、2代目がお店にいるそうですが、
まだ会った事はありませんので、その内に!


*****

ブログご訪問、有難うございます!
見たよ! の応援クリックも宜しくお願い致しま~す!


*****

コメントの書き込みについてのお願い。

ブログの記事下に、「コメントを書く」が出ていない時は、
上か右の、記事タイトルをクリックして頂けると
記事の一番下に「コメントを書く」が出ますので、よろしくお願いいたします。
非公開コメントをご希望の場合は、非公開で、と書いて頂くと、  
コメント承認制ですので、保留にし、お返事だけ公開しますので、
それもご了承下さいませ。