・ ヴェネツィアの、お安く清潔、そして一等地のお宿を 

ヴェネツィアの話題が続きますが、
今日はお高いヴェネツィアにあって、お安く清潔、しかもスキアヴォーニ河岸
という一等地にあるお宿のご紹介です。

写真は、昨年6月に泊まった時の物で、食堂の隣のテラスからの眺め。
そう、こんな風にサン・ジョルジョ島が見える位置にあります。

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宿の名は、カーザ・ペル・フェーリエ・Casa per ferie・休暇の家といい、
こちらにサイト。
https://ospitalitareligiosa.it/strutture/ad/casa-per-ferie-santa-maria-della-pieta,4875

左に見えるカテゴリから、右上クリックで英語版も出ますので、
場所や部屋を選んで行きます。

こちらの事務所の方は、皆さん英語が大丈夫ですから、
予約メールも英語でご心配なく!



で、宿の位置はと言いますと、一番左に切れているのがパラッツォ・ドゥカーレで、
スキアヴォーニ河岸を東に、橋を3つ渡った所にある、
サンタ・マリーア・デッラ・ピエタ教会・S.M della Pietà。

この教会のすぐ横のホテル・メトロポールとの間の小路を奥に、緑の枠で囲った
建物の3階(日本式では4階)にあり、緑の点を打った辺りに入り口扉が。

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これがアントニオ・ヴィヴァルディ所縁のピエタ教会で、ほら、教会右脇に
小路が見えますね、あそこを入ります。
教会前はヴァポレットのサン・ザッカリーアの停留所で、サンタ・ルチーア駅から
ヴァポレットの2番、ジューデッカ島回りに乗るとここに到着です。

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教会横の小路をずっと奥に、突き当たりのホテルが見える辺りまで行くと、
左手に扉があり、このイルカ君の居る扉が入り口。

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右手にある「Casa per ferie」のボタンを押すと、
がちゃんと音がしてこの入り口扉の錠が開きますから、



こんな中庭を横に見て、矢印に従い廊下の奥に。
そしてエレベーターで3階に上がると事務所があります。

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これも昨年泊まった折、部屋の窓から奥の中庭を見下ろしたもの。

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中庭に面したロビー、

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こちらは事務所の方から見たロビー。
そうなのです、ヴェネツィアはお高いホテルでも部屋もロビーも狭い所が
多い様ですが、ここはなかなかゆったりなのです。

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こちらはダブルの部屋で、こんな感じの至ってシンプルな内装で、
シングルの部屋も似た様なもの。

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朝食付きで、2枚目のロビーの写真の右手の階段を上がった所に食堂があり、
朝食もこんな感じに至ってシンプルですが、

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で、皆さん、これでシングルが55エウロ、ダブルが100エウロのお宿です!
(ただし2012年当時のお値段。 ですが、そう値上がりしていないと)

廊下を通りすがりに既に空になった部屋を見ましたが、ベッドが5つ並んで
いるのも見えましたから、ちょっとした小グループもOKかも。

ロマンティックなヴェネツィアを、というカップルの方、はたまたお金持ちの方には
お勧めしませんが、宿は清潔であれば良い、という方にはOKでしょう?!
一日歩きまわって、宿はスキアヴォーニ河岸、しかもサン・マルコからすぐ近くなら、
このお値段で、嬉しいではないですか?!

ただし、お断りが一つ。
というのは、部屋にはトイレ・シャワーが付いておらず、2~3部屋用の共同です。
が、私は昨年、今年と連泊しておりますが、他の部屋の人とかち合った事が無く、
広く清潔です。


宿自体が、サンタ・マリーア・デッラ・ピエタ教会の、かっての女子孤児院の精神を
受け継いだ宗教機関の運営で、営利目的ではないのですね。
それは事務所におられる方をご覧になれば、納得頂ける筈。

赤毛の司祭と呼ばれたアントニオ・ヴィヴァルディが、この孤児院で才能を
認められた孤児たちに教え、彼女達はサンタ・マリーア・デッラ・ピエタ教会の
格子の奥で演奏。
その素晴らしさはヨーロッパ各地から訪れた名士の語りに由り、
今も歴史に伝えられておりますが、

その孤児院に関する博物館がこの宿の上にあり、希望すると見学できます。
昨年ガイドさんの説明も聞き、ガイドブックも買いましたが、まだ読んでおらずで。
       


で、この食堂横のテラスからの眺めが絶景!
昨年も今年も朝ごはんの後、ここのパノラマを楽しみました。

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奥にリド島が横たわり、左手前はヴィエンナーレ会場になる植物園辺りで、
今年はテラスで2度も大型クルーズ船が戻って来るのを見物!



植物園の角からぬっとあらわれ、しずしずとタグボートに曳かれこちらに
向かって来て、ちょうどピエタ教会前辺りで向きを変え、

サン・ジョルジョ島の前を過ぎ、ジューデッカ島の前を行きます。

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何度か・サン・マルコ小広場で出港していく大型クルーズ船を下から
見上げた事がありますが、今回このテラスから見ていて発見した事。
それは、リド島の方から入って来て、このサン・ジョルジョの前でほぼ直角に
曲がって行くのですね。

サン・マルコ前を通りすぎるのを見る時は、なんとなしに真っ直ぐにしずしずと、
と見えたのですが、確かに地図で確かめると大変な角度があるのです。
で、その角度に従って、後ろにいるタグボートはクルーズ船の大きなお尻を、
こっち、こっちと引っ張っているというのを、発見見物し、ははは、楽しかった!

で、ジューデッカ運河に入るのにまた角度があり、やはりタグボートは
必死にお尻を引っ張り、も、高みの見物。

ヴェネツィアの街を見下ろして
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/464580222.html



このテラスは南北に長く見はらしが効き、サン・マルコの鐘楼もクーポラも見え、
手前右に見えるのは、サン・ザッカリーアのクーポラと左に鐘楼。

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5階の高さなので、周囲もこんな風に覗け、

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こちらは東側、中程に見える丸い形の教会の正面壁は、ヴィヴァルディが
生まれた家のある広場の、洗礼を受けた教会サン・ジョヴァンニ・イン・ブラーゴラ。

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A.ヴィヴァルディが洗礼を受けた教会と、その周辺を
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463740577.html



今月初めにこの宿にご一緒したOmさんとその姪のRsさんが泊まられた部屋は
一番外れの部屋で、素晴らしい夜景をRsさんの写真でどうぞ。

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所で、今日のトップの写真の左側に見えるのがピエタ教会ですが、
昨年は男性ソプラノ歌手のコンサートを、今年もここでヴィヴァルディと
バッハを聴きました。
     
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そしてピエタ教会のコンサート券は通常25エウロを、宿泊していると20エウロ!
この「I virtuosi italiani」は昨年に続き2度目でしたが、
かなりの乗りで聴かせてくれ、楽しめますぞ。

夏はコンサート・シーズンでは無いですが、こんな風に週に何度かあちこちで
コンサートがありますので、ヴェネツィアにお泊りの時はお楽しみを!

序に、パラッツォ・ドゥカーレから橋を渡った燐の牢獄宮、この2階の大部屋でも
ヴィヴァルディの四季のコンサートがあり、これも今年は楽しみました、
中をちょっと覗く楽しみと共にね、勿論!

という事で、ヴェネツィアの、お安く清潔な宿のご紹介でした。

電車で1時間ほどの所に住んでいると、逆になかなか泊まって夜のヴェネツィアを
楽しむチャンスが無いのですが、
この宿に2年続けて泊まり、私めにはちょうどの良さに馴染むと、
1人でのんびりヴェネツィア歩きも良いなぁ、と
行けるチャンスをあれこれ考慮中、という所です。

*****

昨夜はサッカーヨーロッパ選手権で、はぁい、イタリアがイギリスを下し、
しかもペナルティ・キックというきわどさで、この木曜のドイツとの準決勝に
進みましたぁ、うっふん。

我らがゴール・キーパー、ジジ・ブッフォン、素晴らしい!!
ピルロのあのキック、魔法みたいだったよねぇ、イタキチの皆さん?!

という事で、今日はにんまりのshinkaiですが、
お土産に頂いた虎屋の羊羹の味見に、先週末友人達が来た時、
美味しく、皆で頂きましたぁ! 有難うございました。

酷暑の日で、今年初めてつけようと思ったクーラーが付かず、
今日頼んだテクニコが来てくれたのですがぁ、
ぎゃはは、動かなかった原因はですねぇ、コンセントの差し込みが
抜いてあったのでしたぁ! ですが、全て点検してくれ全部順調。

はい、50エウロを払いまして、夏対策も準備万端!
さぁ、サッカーも、お絵描きも頑張るぞぅ!!


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・ ヴェネツィアで食べた美味しい物!

皆さんこんにちは! 先週末から酷暑に襲われているこちらイタリアで、
今週いっぱい暑さが続きそうで、大都市では38~40度位になりそうとか!
我が家のある田舎は暑いとはいえ、雨戸を殆ど閉め、窓を閉めると
まだひんやりで、例年の如く、薄暗い中でのゴキブリ生活。

おまけに、泣く泣く・・、あれ? ブログ休暇から復帰のshinkaiで~す。
とはいえ、まだ休みボケで自前の写真がないので、ヴェネツィアの休みを
ご一緒したRsさんが送って下さったヴェネツィアの旨い物編をどうぞ!

トップはお存知、ジェラート。

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Rsさんの話によると、注文する時にどちらを先に言うかで、先に下に
たっぷり詰めてくれる品が決まる、とどなたかブログに書いておられたとか。
で、彼女が試しましたが、勿論、時によりけりで、
ええ、まぁ、イタリア人がそんなに画一的とは、あり得ませんねぇ。



こちらはトラットリーア・アッラ・ヴェードヴァ。 ここの評判は前から聞き、
以前行った時は満員でダメで、今回運良く座る事が出来ました。

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写真で見るとかなりゆったりの店内、テーブルに見えますが、
実際はかなり狭く、我々もちょうどの相席。

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このお昼に頂いたのは、左奥が季節の野菜類盛り合わせ、
野菜のグリルや煮物、マリネー類で、手前が魚類、イワシに蛸に
貝柱に小海老等。 どちらのお皿も量もたっぷり、美味しかった!!

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他に何を食べたか覚えておらず、遅目に着いた我々が食べ終わる頃には、
店も閉める時間となり、バールも閑散と。
見えるお兄ちゃんが、我々にサーヴィスしてくれた人。

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勘定をすませ、店の名刺を、と言うと、店主らしいでっぷりのシニョーレが、
茶の紙切れにドンと判を押してくれ。

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場所は、カ・ドーロへの入口の小路の反対側、ストラーダ・ヌオーヴァを
つっ切て入った小路で、すぐ分かります。 木曜と日曜朝がお休み。
評判通りの美味しさで、お値段もお安く、あの辺りをお通りの時は
是非どうぞ! 夜は予約した方が良い、とも聞きました。



通りすがり、魚に目のないRsさん、そしてshinkai。

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ご存知ピッツァ、 どこで食べたっけ?

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フジッリのパスタに、小海老、黒オリーヴ、ズッキーニ、プチトマト。

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サン・マルコ聖堂の北側を東に、橋を1つ渡り、次の橋の袂にある店、
アッラ・リヴェッタ。

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ヴェネツィア・ガラス店の女主人の勧めもあって行ったのですが、
まぁ、味も値段も悪くは無かったですが、かなり観光客ヅレして。



Rsさんのカメラに収まったヴェネツィアで見た食べ物類。
まず、冷やしたフルーツ類、

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こちらは本物かと思うほどそっくりに作られた果物類、
そうそうと、私も初めて見た時驚いた事を思い出しました。

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お菓子。

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お茶休憩の一時。 ジェラート盛り合わせに、ミルクシェィク、
shinkaiはもっぱら、スプリッツ。

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スプリッツは美味しいですが、も少し甘くなければもっと美味しいのでは? 
と思うのは私だけかな?



こちらはカンナレッジョの少し外れの方のバールで、各種おつまみの
並んだ棚と、左に見えるのが若い店主で、

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各人2つづつのおつまみとスプリッツで、食事時間の始まりを待つうちに、
更にもう2つづつとなり! ははは。

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何処で夕御飯を食べようか、とぐるっと近くを1回りしつつ、
アルセナーレ・造船所の前の良さげなトラットリーアを見つけ、

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そうなのです、ここには鰯がありました!  鰯のマリネと、

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なんと嬉しい、鰯のグリル!!  ヴェネツィア広しといえども、なぜか初めて
お目にかかった鰯のグリルで、ポルトガルの大きな鰯には負ける物の、
美味しく美味しく、にんまりと頂きましたです。

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アサリのスパゲッティも食べ、デザートも食べた筈ですが、
Rsさんに由ると、食欲に負け、写真なし!



さて、ヴェネツィアで観光客をするとなると、やはりサン・マルコ広場の
カフェは外せず、広場北側カフェ・クワードリの東隣の1番新しいカフェに。
やはりここにもカルテットがおり、クワードリと交互に演奏を。

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こちらは、カフェ・クワードリの方。

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こんな風に鳩達の襲撃もあるのですけど、

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夕暮れ時のサン・マルコ広場のカフェ、となると、なんと言っても
映画「旅情」ですねぇ。

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このカフェは、広場南側にある老舗カフェ・フロリアーンで、
キャサリン・ヘップバーンがサングラスをかけているシーンは、
既に後ろのイタ男が自分を見つめているのに気が付いた後で、



なんとまぁ、こんな目で見つめていたんですねぇ!
またDVDを見直して見よう、ひひ。

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おまけにもう一場面を。 サン・バルナバ広場の隅にある骨董店、
という設定の店内で、背景に見える運河に、彼女は落ちたのでした。

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ああ、映画って本当に素敵ですねぇ、 ・・と誰かさんの真似をし!



てな事で、我々の赤いスプリッツに乾杯!

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それにしても、サン・マルコ広場のカフェは高すぎる!
カフェ1杯が、11,5エウロもしましたぜ!!


***

今回のブログ休暇中お客様のお伴方々あちこちを歩き、
ヴェネツィアにも4泊という、有難い事でした!

ペギー・グッゲンハイム美術館も初めて、ははは、訪問、
まだ少し未修復が残っているものの殆ど済んだアッカデミア美術館、
漸くにゆっくりと鑑賞できるようになりました。

おまけにシニア料金のみならず、ヴェネト州在は無料、というのも発見。 
カ・ドーロもヴェネト在は無料。
日本からはるばるお越しの方々、申し訳ないです!
せめてシニア料金を試みてくださいませませ。

という事でブログ再開ですが、次回からは5日置き、という事に
させて下さいませませ。 秋の個展に向けて、少し馬力をかけませんと!
宜しくお願い致しま~~す。

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・ 旨くて安い野菜果物、トラットリーア ・ アーゾロ、コネリアーノ

皆さま、ご無沙汰しております!
元気でブログ休暇を過ごしておりますが、少しネタもできまして。
       
つまりです、先日出かけたアーゾロで買った安い野菜果物と、
少し高めなれど、はは、美味しいワインなど。

そして我が町コネリアーノでかねてから評判を聞いていた安くて旨い
というトラットリーアに出かけ、やはり評判通りだった事を確かめ、
送って貰った写真と、私めの以前の写真も含め、ご覧頂こうと思います。

写真は、アーゾロの町中から見上げる山上の要塞。

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アーゾロは何度もご案内しているので、こちらヴェネトからどうぞ。
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460835147.html
       


町の通りは古い面影を残しながら、並ぶ店々は高級品を扱う店も多く、

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ヴェネツィア共和国の養女としてキプロス王に嫁ぎ、後にこのアーゾロの地に
宮廷文化を持ちこんだカテリーナ・コルナーロ所縁の城跡が奥に。

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アーゾロを彩る女性ふたり ・ アーゾロ市立博物館 n.2
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463693935.html



という感じで典雅な町を楽しんだ後、町の門近くの食料品店に。

我が家には白ワインしかないので、赤ワインが欲しい、というお客様Omさん
の要望で「美味しい!」と勧められたのを1本と、
蜂蜜につけたナッツ類とラディッキオのペーストを買い、

アーゾロの山から下って県道に入ってすぐの所に、何度か寄った
大きな野菜果物店があるのでそこに。

家に不足の野菜をちょっと、という事で、品数は少ないですが、
帰ってすぐ、テラスに買ってきた物を広げて撮ったのがこれ!!

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と言いますのも、ワインと小瓶類を除いて野菜と果物類全部で、
幾らだったと思われますか?! なんと7エウロ、だったのですよ!!



証拠にこれを。

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ネット入りのオレンジ  8,14エウロ
新玉ねぎ        0,67
アーゾロのサクランボ  1,45
茄子           1,96
プラム         0,42
桃           0,54
合計         7,08 をおまけしてくれ7エウロ!!
一瞬驚いて、え、これ全部で?!と。

普段スーパーで野菜を買うと他の品と一緒に払いますし、
品物の値段、見当が付かないという、 はぁ、自慢では無いですがぁ、
食品の値段を知らないshinkaiで、と小さな声で。
      


で、赤ワインはこれ!
店のシニョーレが「これが美味い!」と自慢げに棚から取り、

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おまけにぃ、という感じでラベルの裏を見せ、2006を指でポンポンと。
ふぅむ、と頷くshinkai。

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ですがねぇ、正直な所2006年がワインの当たり年だったのかどうか、
そんな事は何も知らず、がはは、ただこの特徴あるラベルはね。
ルイーザの夫レナートが、フリウリのレストランの棚にあったこれを見て、
これは美味いよ、と教えてくれたので。

値段を聞くと、28,5エウロというので、
Omさんに、半分づつ払う事にしよう、と提案し!
美味しかったですねぇ!!

多分私めが(半分ですけど)自前で飲んだワインでは1番高い1本で、
モンタルチーノで買って飲んだブルネッロも25位だった筈、
・・はぁ、その意味でも美味しかったですぅ。 ははは。 



蜂蜜漬けの胡桃とナッツ類、そして、アーゾロのサクランボ。

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アーゾロのサクランボ、と聞くだけで美味しそうなイメージですが、
はい、良く熟れて、色も黒い赤ではなく、甘かったです。



さてお次は、我が町コネリアーノのトラットリアのお話で、
この広場は、ご当地出身15~16世紀の画家
チーマ・ダ・コネリアーノにちなみチーマ広場。

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n.1 チーマ・ダ・コネリアーノ展 ・ コネリアーノの町
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463847804.html  
     
n.2 チーマ・ダ・コネリアーノ展 ・ コネリアーノの町
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463848078.html



広場の西側にテントが張られたここはバールですが、

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並ぶ建物の一番右奥、濃い緑のテントが張りだしているのが見え、
このテントに下に、



狭いポルティコの続くこの通りの角に、アーチにはこんなフレスコ画も
あるこの通りに、トラットリーア・ステッラがあり、
安いしなかなか美味しい土地の料理を食べさす、と聞き、行くチャンスが
あった時は日曜でお休み、で、今回初めて味わうチャンスが。

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写真はチーマ広場の南側、くりこんだアーチをくぐり、石段を下り
真っ直ぐ行くとコネリアーノの駅が正面突き当たりに少し見えます。
この古い井戸のある小さな一郭の左に青いテントの掛かった屋台、
ここは八百屋さんで、新鮮野菜をお昼過ぎまで売っているのですが、
トラットリーアに行く前にここで白アスパラガスやあれこれ、日本からの
お客様に珍しい物を買い、

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ついでに、この辺りでそう高くなくて美味しい店をと聞きましたら、
即この店を教えてくれ、ついでに電話をしてくれ席があるか、と。



そうか、やはりこの店は定評がるのだと納得もし、はい、美味しかったです!
食べ物の写真は、Omさんの姪Rsさんが携帯で撮ったのを送ってくれ、
有難く拝借しここに。

白アスパラガスとホワイト・ソースのクレープ。

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白アスパラガスの生は日本ではなかなか食べられないというので、
八百屋さんで買ってその夜も皆で食べたのでしたが、
このクレープ包みは、大変良心的にたっぷりの白アスパラ入り!



他に何を食べたのかよく覚えておらず、写真も無く、奥がジェラート。

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これはプリンというより、クレーマ・カタラーナともこちらでは呼びます。

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トラットリーア・ステッラ
木曜夜と日曜がお休み、土曜の夜はレストランのみ開店
コネリアーノにお出での節は、是非ここで!

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最後は、このチーマ広場で毎年6月に行われる、今年は今夜15日と
16日に行われる「ダーマ・カステッラーナ」の模様をちょっぴり。

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スバンディエラトーリ・sbandieratoriと呼ばれる旗振りが
大変素晴らしいので、お祭りで出会うチャンスがありましたら、是非どうぞ!

我が町 コネリアーノ ・ ダーマ・カステッラーナのお祭り
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463527210.html

時代衣装の彩を ・ ダーマ・カステッラーナのお祭りの
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465414665.html


という、久し振りのブログアップでしたが、
次回はヴェネツィアで食べたあれこれを、ご覧頂きますね。 お楽しみに!

お客様のお伴から一時離れ、と思ったら、ジュリアーナ達が、明日ヴェネツィアに
クリムト展を見に行く、一緒に行くか、というので、勿論! 
この週末は暑くなる、との予報もありますが、頑張って行って来ま~す。


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・ 犬の社会  勤め人の様子

皆さま、お久し振りです!
お休みしてそろそろ2週間経ちますが、お陰さまで楽しく過ごしています!!
顔も真っ黒に日焼けし、ヴェネツィア焼け! ははは、
あともう2週間ほどお休みをさせて頂きます。

が、友人のジャンナから抱腹絶倒の写真が届きましたので、
ここに皆さんにもお裾分けを致しますね。

説明要らず、ただ写真をご覧頂ければ、この世の憂さを忘れますです!!
では、ごゆっくりどうぞ!

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最後の笑顔は、今のshinkai のでございます、ははは。
では皆さまも、良い初夏をどうぞ!


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