昨年初夏のポルトガル旅行では、たくさんの素晴らしい風景も、
歴史ある教会、修道院もたくさん見たのでしたが、
歴史ある教会、修道院もたくさん見たのでしたが、
旅行最初に訪れたスペイン北西部の一大巡礼地、
サンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂のご案内を。

ここはやはりその歴史に相応しく、素晴らしく威厳ある高い高い
大建築とそれを取り巻く装飾、そしてかっては、漸くに
遥々辿り着いたであろう巡礼達を、その香りで清め、
陶酔させたに違いない大香炉。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂は、巡礼道をも含めて、
西洋への、中世への憧れを込めずっと想像していたものを見れた、と、
そう納得させるだけの圧倒的な凄さがありました。
大建築とそれを取り巻く装飾、そしてかっては、漸くに
遥々辿り着いたであろう巡礼達を、その香りで清め、
陶酔させたに違いない大香炉。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂は、巡礼道をも含めて、
西洋への、中世への憧れを込めずっと想像していたものを見れた、と、
そう納得させるだけの圧倒的な凄さがありました。
世界遺産にも指定されている旧市街と、大聖堂の外からの
様子は既にご覧頂きましたので、
今回と次と2回に分けて聖堂内部をご案内致しますね。
様子は既にご覧頂きましたので、
今回と次と2回に分けて聖堂内部をご案内致しますね。
詰めると1回でもOKかもしれませんが、
あの大香炉が振られるボータフメイロは、ですね、
やはり大迫力でしたから、実況中継とはいかずとも
少し並べたいではないですか、お喋りshinkaiとしましては、ネ。
という事で、よろしくお付き合い願います。
あの大香炉が振られるボータフメイロは、ですね、
やはり大迫力でしたから、実況中継とはいかずとも
少し並べたいではないですか、お喋りshinkaiとしましては、ネ。
という事で、よろしくお付き合い願います。
上の写真は、朝、参道を行く時に見かけた乗馬姿の一行で、
ご機嫌で挨拶している彼ですが、
馬の方はちょっと恥ずかしそうな感じで、可笑しいですね、はは。
ご機嫌で挨拶している彼ですが、
馬の方はちょっと恥ずかしそうな感じで、可笑しいですね、はは。
巡礼と言うと、ロバ、とすぐ頭に浮かぶのですけど、昔も今も
勿論馬での巡礼もある訳で、彼らの前にも何人かの
乗馬のグループが通って行ったのです。
ほらね、お土産が道に残っているでしょう? ははは。
勿論馬での巡礼もある訳で、彼らの前にも何人かの
乗馬のグループが通って行ったのです。
ほらね、お土産が道に残っているでしょう? ははは。
街の地図はこちらに。 n.2 中世の巡礼の街 サンティアゴの旧市街を
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/474114581.html
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/474114581.html
この朝は聖堂の裏の方から回り、これは北側にある
9.サン・マルティン・ピナーリオ修道院
地図をご覧になるとお分かりの様に、ここも大変大きな建物で、
2万平方に及ぶ広さとか、現在は神学校を始め各種に使用と。
2万平方に及ぶ広さとか、現在は神学校を始め各種に使用と。

大聖堂の横に並ぶPalacio de Gelmires・ジェルミレス宮殿
との間を通り抜け、オブラロイド広場に抜ける道。
その薄暗い道脇で、バグパイプを吹き、小太鼓を叩く2人組。
との間を通り抜け、オブラロイド広場に抜ける道。
その薄暗い道脇で、バグパイプを吹き、小太鼓を叩く2人組。

バグパイプの妙に中世を想わせる音色が遠くまで響き、
参道を行く我々にまで届いていたので、
あ、あそこにいたのか、と撮ったのでした。
こちらが大聖堂の北の入り口Azabacheria・アザバチェリア側。
修復が終わりかけ、上部は綺麗になっていて、
修復が終わりかけ、上部は綺麗になっていて、

入り口の扉にも、帆立て貝がたくさん付いているのを
撮りたかったのですが、暗くて手ぶれし。
撮りたかったのですが、暗くて手ぶれし。

こちらの入り口は翼廊部分になるので、中央祭壇に近く、

大聖堂の平面図をどうぞ。 左側がAzabacheria側の入り口で、
オブラドイロ広場側が一番下に。
街のご案内n.2で見て頂いた聖なる門・Porta Santaが右上に。
オブラドイロ広場側が一番下に。
街のご案内n.2で見て頂いた聖なる門・Porta Santaが右上に。
右下の広い四角い部分が回廊・Chiostro.

下に見えるPortico della Groria・栄光の柱廊とでも、
ここが修復中でしたが、最後にご覧を。
入って行った時がちょうど朝のミサの最中で、中央にはカメラを
向けぬよう、と注意され、最初は守るのですが、へへ。
とりわけ神父たちの明るいブルーの僧服に、上から頭巾付きの
黄色い前後に垂れる袖なしの上着姿。
こんな色を初めて見たので、写したくてうずうず。
注意されているので正面からはカメラを向けられず、
1枚やっと写したのが大ぶれで、ご覧にいれられず残念。
黄色い前後に垂れる袖なしの上着姿。
こんな色を初めて見たので、写したくてうずうず。
注意されているので正面からはカメラを向けられず、
1枚やっと写したのが大ぶれで、ご覧にいれられず残念。
翼廊から見る中央の身廊部分。 建物が13世紀と古いので、
全体がとても暗く、差し込む光が筋を作る程。
全体がとても暗く、差し込む光が筋を作る程。

ガイドブックからの写真で、内陣のサンティアゴのお墓の周囲を
巡る部分で、外側にはたくさんの礼拝堂があり、
巡る部分で、外側にはたくさんの礼拝堂があり、

こちらはその1つ、Pilar・ピラールの礼拝堂というのだそう。
帆立て貝が様々にデザイン化され装飾され、1つ1つの礼拝堂が
素晴らしく豪華絢爛で、最初に聖堂が建設された後、
長い歴史の中で次々と追加美化された様子が良く分かります。
素晴らしく豪華絢爛で、最初に聖堂が建設された後、
長い歴史の中で次々と追加美化された様子が良く分かります。

壁の窪みの帆立て貝に見える十字架、剣の様に見える十字が
サンティアゴの十字と呼ばれる物。
サンティアゴの十字と呼ばれる物。
内陣中央のサンティアゴのお墓を囲む部分で、

こちらが中央のサンティアゴ像。
撮ってはいけないと言われてもですねぇ、説明を聞きつつ
移動していて、あ、見えた!となるとつい、はい。
移動していて、あ、見えた!となるとつい、はい。

これが高さ約1,6m、重さ70Kという大香炉。
青銅に銀メッキの、世界一大きな香炉だそうですが、
詳細は次回のボータフメイロの時に。
青銅に銀メッキの、世界一大きな香炉だそうですが、
詳細は次回のボータフメイロの時に。

天井のこの大きな滑車を使って、大香炉が振られるのですね。


写真追加を。 ophthalmosさんから、こんな大きな香炉を
振り回す滑車の仕組みが良く見えない、との事で、
この部分のみアップして見たのですが、少しブレていて。
これで分かるでしょうか?
パイプオルガンの管が横に突き出す形。 これはポルトガルでも
たくさん見ましたが、イベリア(半島)式というのだそう。
たくさん見ましたが、イベリア(半島)式というのだそう。
どんな響きなのか、聴いてみたいものですね。

身廊側から見る御本尊、というか内陣のお墓部分。
意外と身廊部の幅が狭く、建設年代が古い事が分かります。
意外と身廊部の幅が狭く、建設年代が古い事が分かります。
中央のお墓の照明が強く、周囲が暗く色が飛んでいますが、
この部分は2層になっていて、
この部分は2層になっていて、

下側に、上でご覧頂いたサンティアゴ像があり、ここは像の後ろを
通り抜けながら、巡礼達が聖人を抱きしめる事が出来、
はい、私も背中に手を置かせて頂きました。

その上部にもやはりサンティアゴ像があり、手ぶれご容赦、
こちらは白馬に跨り剣を振りかざし、
イスラム教徒をなぎ倒す勇ましい聖人像。
こちらは白馬に跨り剣を振りかざし、
イスラム教徒をなぎ倒す勇ましい聖人像。

これは内陣を取り囲む礼拝堂の1つ、聖遺物礼拝堂と呼ばれますが、
祭壇でもある木製の素晴らしいもので、王家の埋葬礼拝堂でもあったと。
祭壇でもある木製の素晴らしいもので、王家の埋葬礼拝堂でもあったと。

現在のはどうやら新しい様ですが、その素晴らしさに皆がカメラを
向けると即たしなめられ、でもshinkaiは既に撮ってしまったもん。
向けると即たしなめられ、でもshinkaiは既に撮ってしまったもん。
これはガイドブックからで、栄光の柱廊部分。
オブラロイド広場から入った所にあるのが、ちょうど周囲上部を
修復中で、この素晴らしい全体が見れませんでした。
オブラロイド広場から入った所にあるのが、ちょうど周囲上部を
修復中で、この素晴らしい全体が見れませんでした。

中央の円柱上部にサンティアゴ像があり、光輪に嵌め込まれた
宝石が光るのが見え、足元にはライオンが猫みたいに擦り寄い、
宝石が光るのが見え、足元にはライオンが猫みたいに擦り寄い、

手の届く部分の像は、長い歴史の中で巡礼達に撫でまわされ、
彫りが薄くなっていて、
彫りが薄くなっていて、

円柱の1番下の部分はこんな形で、両脇の口を開けた像が、
何かの意味の説明を聞いたのですがぁ、
何かの意味の説明を聞いたのですがぁ、

こちらはガイドブックからで、敬虔に祈る信者の姿を。

という所で、今回はお終いに。
大聖堂の続きを、よろしくお願いいたします!
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