新年も3日目の今日この頃、日本の皆さまもそろそろ
お正月の美味しい上等なご馳走に飽食されたのではないかしかん?!
・・悔しいなぁ、こういう時はまったくもって!
お正月の美味しい上等なご馳走に飽食されたのではないかしかん?!
・・悔しいなぁ、こういう時はまったくもって!
てな事で、こちらも負けずに、ははは、特別な食べ物でもなく、目にも
特別美しくもなく、盛り付けも自分でお皿にドバッとよそう、ですが、
これがまたとても美味しいの、という事でこのブログにはちょいちょい登場の、
旨く安くたっぷりの、イタリアの山村奥深くのアグリトゥリズモでの、
仲間と一緒のお昼の様子をご覧下さいね。
特別美しくもなく、盛り付けも自分でお皿にドバッとよそう、ですが、
これがまたとても美味しいの、という事でこのブログにはちょいちょい登場の、
旨く安くたっぷりの、イタリアの山村奥深くのアグリトゥリズモでの、
仲間と一緒のお昼の様子をご覧下さいね。
写真は、ルーゴロ・Rugoloという村にあるアグリトゥリズモの駐車場から
眺めるモンタネル・Montanerという村。
眺めるモンタネル・Montanerという村。

美しいでしょう?! かなり高く上って来て、そこからまた奥に村が見える、
となると、早速に名前を訊ね、古い謂れも教えて貰い。
一番奥の山並み、電波中継塔が見える山並みは我が家からの写真で
お馴染の、ヴィゼンティンと呼ぶ北の山、1763mですが、
今日眺めているこの場所は、かなり北東に寄った所からで、
手前の山との間を、北国に抜ける古くからの街道、山間民族との道とも呼ぶ
アレマーニャ街道が抜けて行きます。
お馴染の、ヴィゼンティンと呼ぶ北の山、1763mですが、
今日眺めているこの場所は、かなり北東に寄った所からで、
手前の山との間を、北国に抜ける古くからの街道、山間民族との道とも呼ぶ
アレマーニャ街道が抜けて行きます。
この辺りの地図をどうぞ。 1番下に我が町コネリアーノ・Coneglianoがあり、
丘の上の鐘楼を時々ご覧頂くのがオリアーノ村・Oglianoで、
私の住んでいるのがスコミーゴ村・Scomigo.

東にコッレ・ウンベルト村・Colle Umbertoがあり、
北にヴィットリオ・ヴェネト・Vittorio Venetoの町。
北東に印を付けたサルメデ・Sarmedeで毎年12~1月に
子供の為の絵本国際展が開かれ、今回はこの展覧会に皆で。
そして、ルーゴロ・Rugoloに住み付き、サルメデの家々の壁に幾つかの
壁画を描き、子供の為の絵本国際展の元を作ったチェコ人画家・
シュテファン・ザヴレル・Štěpán Zavřelの家も見て、
ルーゴロでのお昼だったのですね。
子供の為の絵本国際展が開かれ、今回はこの展覧会に皆で。
そして、ルーゴロ・Rugoloに住み付き、サルメデの家々の壁に幾つかの
壁画を描き、子供の為の絵本国際展の元を作ったチェコ人画家・
シュテファン・ザヴレル・Štěpán Zavřelの家も見て、
ルーゴロでのお昼だったのですね。
サルメデのコムーネに、ルーゴラの村もモンタネルも含まれるのですが、
サルメデは麓に位置し、そこから見上げる高さにルーゴラがあり、

一旦アグリトゥリズモの駐車場に車を置き、歩いてザヴレルの家博物館に
向かう途中の眺めですが、
見はるかす平野は、ヴィットリオ・ヴェネトの北はずれ辺りかな。
向かう途中の眺めですが、
見はるかす平野は、ヴィットリオ・ヴェネトの北はずれ辺りかな。
なんで皆、お喋りしながらせっせと早足で歩くんだろ?!
こんなに眺めの良い場所なのに、大して見もしないのですよ。
こんなに眺めの良い場所なのに、大して見もしないのですよ。



shinkaiは早撮りでパシャパシャやりながらも結構歩くものの、
それでも1隊の最後。
ですが今回はノロい、失礼!タータもカメラを構えているので、彼女が常に
1oo歩遅れの最後尾で、気が楽でしたねぇ! ははは。
それでも1隊の最後。
ですが今回はノロい、失礼!タータもカメラを構えているので、彼女が常に
1oo歩遅れの最後尾で、気が楽でしたねぇ! ははは。
シュテファン・ザヴレル(1932ー1999)の家は現在博物館になっていて、
彼が小さな山中の農家を買い取り、自分の夢を込め次々と
自分と仲間の手で修復建て増しをしたもので、
床モザイクや、如何にも山の素朴な家の面影が興味深かったので、
子供の為の絵本展と共に、またご案内致しますね。
彼が小さな山中の農家を買い取り、自分の夢を込め次々と
自分と仲間の手で修復建て増しをしたもので、
床モザイクや、如何にも山の素朴な家の面影が興味深かったので、
子供の為の絵本展と共に、またご案内致しますね。

彼の名は時にルイーザを通して聞いておりましたが、今回は彼女の娘ロセッラが
この展覧会にも関わっているので、ザヴレルの家の内部も見る事が出来ました。
この展覧会にも関わっているので、ザヴレルの家の内部も見る事が出来ました。
お腹を減らし、漸くにアグリトゥリズモに戻り、いよいよのお昼!
駐車場の傍らには、こんな暖炉用の薪が積まれ、
駐車場の傍らには、こんな暖炉用の薪が積まれ、

こちらが入り口上の看板、ダ・ドーロ・Da D'oro.
表からは普通の家の趣で、全景写真なし。

ええとです、これらの写真はです、食べた後満足して出てきて、
漸くに写真を撮る気持ちの余裕が出た時の物で、
12月中旬近く、既に夕日の色! ははは。
中に入りこれが我々の席で、この時は総勢14人ほどだったか、
見える壁画は、後ほどご覧頂きますが、全てザヴレルの絵で、
ここで無料で食べるのと引き換えに描いたのだとか!
ここで無料で食べるのと引き換えに描いたのだとか!

shinkaiも夏に息子の山の家に、全食込みで泊まり、
壁や箪笥に絵を描いておりますが、ははは、ケタが違いますねぇ。
壁や箪笥に絵を描いておりますが、ははは、ケタが違いますねぇ。
さて、ジュリアーナのお皿を例にとりご覧頂きますが、
彼女も肉を食べず、私のと同じ様なお皿になるからで、

大皿に盛ったのが各種出てきて、それを皆が取り分けますが、
サラダに、インゲン豆の煮物、ジャガイモのフライ、
サラダに、インゲン豆の煮物、ジャガイモのフライ、
こんな感じで、次々と野菜料理が出てきて、カリフラワーのグラタン風、
茴香とニンジンの煮物、
茴香とニンジンの煮物、

ウイキョウは日本では食べた事が無かったですが、冬はとりわけ美味しく、
スープに入れたり煮物にしたりで、大好きな野菜の1つに。
スープに入れたり煮物にしたりで、大好きな野菜の1つに。
という訳で、お皿の上はこんな感じの山盛りに!

ここではカリフラワーが1片だけ下側に見えますが、
美味しくて再度注文しましたら、だいぶ経って後、
皆お腹がいっぱいになった辺りで届き、

もうお腹がいっぱいと言いつつ、いつの間にかこのお皿も綺麗に
片付きまして、ははは。
片付きまして、ははは。
こちらは肉のグリルの盛り合わせ、鶏肉、豚肉の各種部分でしょうね、
こんなお皿がまず2枚、
こんなお皿がまず2枚、

そして、ポレンタ!

クリスマスの前に、も1人同じ名前のジュリアーナが仲間をお昼に呼んでくれ、
その時には彼女の家でのポレンタを。
ポレンタを作るには、水からポレンタの粉・トウモロコシを入れ、
30分程もぐるぐるかき回す、必ず1方向にだそう、でかなりの重労働ですが、
彼女の家では銅の鍋の縁に、電動のポレンタ用掻きまわし器を取り付け、
最初の様子見をしつつの粉入れが済むと、皆でお喋りしている間に、
1人で掻きまわしてくれて出来上がり。
30分程もぐるぐるかき回す、必ず1方向にだそう、でかなりの重労働ですが、
彼女の家では銅の鍋の縁に、電動のポレンタ用掻きまわし器を取り付け、
最初の様子見をしつつの粉入れが済むと、皆でお喋りしている間に、
1人で掻きまわしてくれて出来上がり。
器械の動くのは初めて見たので、次回は写真を撮るから、もう1度ポレンタを!
という約束で、ははは、その時はご覧に入れますね。
という約束で、ははは、その時はご覧に入れますね。
この出来上がりほやほやの柔らかいポレンタは本当に美味しく、
バカラ・鱈の煮物、野菜付け合わせと一緒に頂き、美味しかったぁ!
バカラ・鱈の煮物、野菜付け合わせと一緒に頂き、美味しかったぁ!
こちらは、肉を食べない我ら2人に出たチーズ。 もちろん、1人1皿で、
チーズを鉄板の上で焼いてあって、熱々柔らか!

ですが、12,3cmセンチ角のこれを1つ食べると、夕方までお腹いっぱいに
なるのは何度も経験済みで、はは、
周辺の皆に、1口づつ取って貰い、漸くに半分片付けました!
なるのは何度も経験済みで、はは、
周辺の皆に、1口づつ取って貰い、漸くに半分片付けました!
このアグリトゥリズモの壁に描かれたザヴレルの絵2枚。
いずれも自然から取った茶系の色を使ったファンタジーな絵で、
上のは、ここを通ったローマ期の皇帝にワインを差し上げた、と。


お腹がいっぱいになり、皆がのんびりとお喋りをし、漸くにカフェを
頼んだりしている間に、ジュリアーナと卓上のカップやカラフを並べ変え、
テーブル写真の撮りあいっこ。
頼んだりしている間に、ジュリアーナと卓上のカップやカラフを並べ変え、
テーブル写真の撮りあいっこ。

お腹いっぱいに食べ、ワインとカフェ込みで15エウロ!
朝のうちは薄日だったのが、食堂から出てくると太陽が顔を出し、
標高308mというモンタネルの村が輝いて見え、

家に戻って例の如くウィキペディアを見て、中世にこのヴェネトに大いに
栄えたカミーノ家・i Caminiの出身地だったと知り、驚きました。
カミーノ家の逸話は、ダンテが「神曲」に書いている程ですが、
そのひとつが残る古い町の訪問記をどうぞ。
そのひとつが残る古い町の訪問記をどうぞ。
ポルトブッフォレ ・ Portobuffolè 再訪
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462862622.html
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462862622.html
ぐるっと道を回り、ルーゴロの村の高台の外れにある教会前に。
この扉は教会から墓地に続く扉ですが、昔見て一目惚れした扉の柄、
これもザヴレルが描いた物だったと知りました。

ファンタジーに満ち満ちた絵は(余り)好きではないのですが、
ははは、この扉は大好き!!
ルーゴロの村の標高は242mで、麓から一挙に上がる道。
昔むかし自転車で来た事があるのですね。
上るのは自転車を押し押しの歩きでしたが、帰り道の急傾斜のカーヴの
恐ろしかった事! なにせカーヴを切り損なうと下まで転げ落ちそうな、
ははは、山の端っこを通る道なのですよ。


ですが、この時はルイーザの夫レナートの大きな白い車便乗で、
のんびりと、この夕陽を愉しみました。
という様な感じで、今年のブログが始まりました。
だんだんお喋りになっている感がありますが、ははは、
ごゆっくりの一服のお共に、今年も楽しんで頂けますように!
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