この春カプリ島に行った時、島のあちこちに幾つかある見晴らし台の一つ、
島南東部のトゥラガーラ・Belbevere di Tragaraにゆっくりの散歩をしました。
島南東部のトゥラガーラ・Belbevere di Tragaraにゆっくりの散歩をしました。
午前中はどんよりの曇り空でしたが、お昼を済ませた後いざ歩き始めると、
ぐんと素晴らしいお天気になり、
ぐんと素晴らしいお天気になり、
町の中心から少し離れただけで、他の観光客に出会う事もない、大きなお屋敷や
ホテルの間を縫って続く小道。 そして静かで穏やかな美しい一帯で、
海が垣間見える頃になると、なんとも言えない良い心地!

ああ、ここはまるで別世界だ! と感嘆しましたが、
今日はその散歩道の様子をご覧下さいね。
上は、青空の下の街頭。
地図をどうぞ。 最初は島全体で、北にある港マリーナ・グランデ・
Marina Grandeにナポリとの連絡船が発着、ソッレントにもここから。
右側の中心がカプリ・Capriの町の中心で、港からも、島の左に見える
アナカプリ・Anacapriへもバス連絡が常に。
島の南東に見える部分が、観光名所で有名な3つの島。
アナカプリ・Anacapriへもバス連絡が常に。
島の南東に見える部分が、観光名所で有名な3つの島。

で、カプリの中心から南東部の拡大がこちらの地図で、

左上の緑の四角をつけたウンベルト1世広場・Piazza UmbertoIが、町の中心の
展望台のある所で、お昼から出かけたトゥラガーラ・Tragaraの見晴らし台は
町の中心から南東に、
続けてn.2で見て頂く予定の、サン・ジャコモ修道院・Certosa di San Giacomo
の横の庭からの眺め、にも緑の枠で印を。
の横の庭からの眺め、にも緑の枠で印を。
距離的には大した事はないすが、本当にのんびりとした気持ちであちこちを眺めつつ、
お屋敷の庭を覗いたりしながらゆっくりの散歩を楽しみ、
春の陽射しを浴び、素晴らしい眺望を堪能したのでした。
お屋敷の庭を覗いたりしながらゆっくりの散歩を楽しみ、
春の陽射しを浴び、素晴らしい眺望を堪能したのでした。
では、皆さんもごゆっくりどうぞ!
これはサボテンの一種ですよね? まだ町中のホテルや高級店が立ち並ぶ辺りの
写真ですが、この島の植物の繁殖の見事さにも驚き!
写真ですが、この島の植物の繁殖の見事さにも驚き!
鉢植えどころか、まるで木の様に大きくしっかり育っていて、
カプリ島が如何に暖かく、陽光に満ち満ちているかの証拠ですね。
カプリ島が如何に暖かく、陽光に満ち満ちているかの証拠ですね。

お昼を食べたレストランで、教会の所でまがって、と教えて貰っていたのですが、
木立に隠れ、危うく見逃す所。

教会の角にあったトゥラガーラ通りの標識。 ホテルの案内もみなタイルで
埋め込まれ、角を曲がってからは、一層小道の様子が穏やかに。
埋め込まれ、角を曲がってからは、一層小道の様子が穏やかに。

小道脇に立ち並ぶお屋敷のテラスには、テラコッタの大きな鉢があったり、
そしてその向こうに広がる水平線が垣間見え・・。
そしてその向こうに広がる水平線が垣間見え・・。

小道の山側のお屋敷の門柱の上の鉢。 ヤシの木も何もかもしっかりと茂り、

道脇には、こんな散歩者用ベンチもあちこちに。

遂にお屋敷のテラス越しにこの眺め。 おお、見えた!

その右側は、こんな崖上のお屋敷群。

マリーナ・ピッコラ・小さい港と呼ばれる部分。 素晴らしい水の色が見え始め・・、

まだ先に進みますが、道幅の狭いこのカプリや、ポジターノでも見かけた
この手の電動小型車、可愛いでしょう?!
これはどうやら市の物の様子ですが、
この手の電動小型車、可愛いでしょう?!
これはどうやら市の物の様子ですが、

フロントガラスの下に、こんなカタツムリ、はは。

ふっと覗いたお家の庭には、びっしりと見事な苔が生えていて驚きましたが、
この島は、雨量が多いのかも。 勿論ね、植物の繁殖力が凄いのも納得ね。
この島は、雨量が多いのかも。 勿論ね、植物の繁殖力が凄いのも納得ね。

見上げるお庭には、レモンがたわわ!

「清掃と静寂は良き生活の指針 尊重しましょう」

そうなのですね、カプリの中心には確かに観光客で溢れた俗な町がありましたが、
こうして一歩中に入ると、素晴らしい自然に囲まれ、陽光に溢れた別天地。
こうして一歩中に入ると、素晴らしい自然に囲まれ、陽光に溢れた別天地。
自然の素晴らしさを、お金をかけ享受している、という印象を受け、
なるほどなぁ、とちょっとした感銘を受けたのでした。
なるほどなぁ、とちょっとした感銘を受けたのでした。
町や村の素晴らしさも、貧しさからは生まれにくく、
美しさや人間の尊厳を保つにも、ある意味お金が必要、という・・!
ゴミ問題が何度も繰り返されているナポリの街、
あの街からほんの何十分か船でやって来た所にあるこの美しい島、
その比較からも、ちょっと感慨深い物がありました。
あの街からほんの何十分か船でやって来た所にあるこの美しい島、
その比較からも、ちょっと感慨深い物がありました。
我々が訪問した時のナポリは、運がよくというか、
ゴミ問題が一旦片付いた直後で、問題はありませんでした。
楽しんだナポリの街の様子をこちらに。
n.1 ナポリ街歩き、 そして周遊バスの上から
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/464224566.html
ゴミ問題が一旦片付いた直後で、問題はありませんでした。
楽しんだナポリの街の様子をこちらに。
n.1 ナポリ街歩き、 そして周遊バスの上から
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/464224566.html
n.2 美しきナポリ、 周遊バスの上から
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/464224793.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/464224793.html
カステル・ヌオーヴォ ・ ナポリ
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/464232240.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/464232240.html
お屋敷が途切れ、崖がすぐ迫る道脇からは、時にこんな風に煌めく海が覗き、

そして明るいエメラルド色も見え、

漸くに、トゥラガーラの展望台に到着。
マリーナ・ピッコロの港付近、突き出す岬の先っちょ、
マリーナ・ピッコロの港付近、突き出す岬の先っちょ、

エメラルド色の蕩けそうな水の色。

こんな風に展望台があり、皆ゆったりと眺望に身を任せ、

海の色を覗きこみ、

煌めく海。

このトゥラガーラの展望台の脇には、立派なホテルらしき物があり、
閉っているようでしたが、碑文があったので写しておき・・。
元ヴィッラ・ヴィズマーラ・Villa Vismaraと言い、1920年代に建てられたそう。
で、第2次大戦後期にはアメリカ軍の本部が置かれ、アイゼンハワー将軍や、
イギリスのチャーチル首相も来た事があったとか。 その後ホテルに改装されたと。
で、第2次大戦後期にはアメリカ軍の本部が置かれ、アイゼンハワー将軍や、
イギリスのチャーチル首相も来た事があったとか。 その後ホテルに改装されたと。
展望台から下に、海に続く道があるので行ってみますが、
とにかく、植物の繁殖が凄い!

という所で、n.2のこの続きをよろしく!
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