・ n.2 山の人々のかっての生活は ・ 夏祭り

山のかっての生活の様子を再現して見せる夏祭りの様子を、どうぞご覧下さいね。
これはセルジョの写した、ベランダの花飾り。 素朴で、なかなか可愛いでしょう?

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夏のドロミテ ・ コルティナ、ミズリーナ湖
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460885260.html

ドロミテからご挨拶 ・ Saluti da Dolomiti
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460884868.html



さて、夏の夜祭りの続きですが、
昔の散髪屋さんの道具が一揃い、店開きをしており、

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鏡の前には、男前を上げるための小道具もあれこれ!

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白衣を着こんだ散髪屋さんが待ち構えているのを見て、
旧式の可愛い椅子に、大男のセルジョが座り込み・・、

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男前をいやがうえにも上げるべく、お髭の手入れをね、はは、
横から孫のサミーラが心配そうに見守る中、チョキチョキと。

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う~~ん、男前が一段と上がったようにも見え、相変わらずにも見え、ははは。
日本語で何を書いたかは、会ったら説明せんといけませんが・・。



こちらはもう説明要らずですね、鍛冶屋さん。

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なぜかよく分かりませんけど、ええまぁ大体想像はつきますけど、先回の大木の皮剥ぎ、
水道管のくり抜き、この鍛冶仕事など、大力を必要とする労働に携わる男性たちは、
どことなく生き生きとしているように見えません?! ははは。



大広場では手作りのビールを飲ませるのがオープン、いっぱいの人々で埋まっていて、

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おつまみのお皿にはチーズとハム類、これは有料で、備え付けのパンはお好みで、
勿論、喜んでビールとチーズを! 夏祭りには最高の飲み物ですよね。

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お手伝いしていた可愛い子たち。

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このテーブルでは、こんな風に拳、モッラ・morraと呼ぶそう、をして見せていて、
声を張り上げ、テーブルをどしどし叩きながらの熱戦。

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奥の若いお兄ちゃんが審判で、それは分かりましたが、勝負内容はさっぱり分からず。



山の歌を聴かせるお二人もいて、

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写真を撮ろうとしたら、この子、お父さんのズボンにつかまって・・、
パパァ、怖いシニョーラがいるぅ、なんて言ってないだろうねぇ?!

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道筋には、山羊を何匹か引き連れた一団もいて、

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連れ添ったロバ君の首には、花飾りまであり、

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ジュースを飲むこの可愛いボクを写そうとしましたら、
ちゃんとジュースの缶を口にあてたまま待ってくれ・・!

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おお、良い子ねぇ! 大きくなっても、女を泣かすんじゃないよ、いいね?! 



こんな風に山に向かうのでしょうねぇ。 ええ、今夜は村内一周でしょうが。      

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こちらは、りんごジュースの屋台。 綺麗なお姉さんも写ったこれをどうぞ。

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りんごジュースの作り方は、切り割ったりんごをこの桶に入れ、男性が両方から、
重し蓋についたハンドルを回します、 えっさ、ほいさ、やれさ、

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と、搾り汁が、下の受け口から流れ出すのが見えますか?
そう、かなりの力仕事の様ですね、これは。



蜂蜜の屋台のお姉さん。 山の蜂蜜は、本当に美味しいのですよ!

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という所で、ちょっと一息、雰囲気を変え、ここからはセルジョの写真でご覧下さい。
これは素晴らしい! と思ったモノクロを1枚、写っているのはパオロ・Paolo、長男。

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引いて来たセルジョの写真の中にあったのですが、なぜか3枚モノクロで写していて、
その1枚が上。 素晴らしい! と電話で褒めると、大いに気を良くしてましたから、
これからモノクロ写真が増えるかも! ははは。



これからのは、やはり昨夏に行われたという、シロールの村の草刈り競技の模様。
曇り空の、時にぱらつくお天気だったようですが、なかなか面白いので、どうぞ。

まずはブラスバンドが村から出発ですが、このユニホームもティロル風ですよね。
そして先頭に、はは、草刈り鎌が見えるでしょう?

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でも3枚同じ場面があるのにみな後ろから。セルジョォ、何で前から写さんかった?



村はずれの競技場に到着。

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参加選手一同、武器の手入れに余念なく、鎌研ぎの砥石も勿論準備されていて、

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番号札が見えますね、参加選手は、指定された一画の草を刈るのだそうで、

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男性も女性も、なんと子供まで参加しているのが良いですねぇ!



早く綺麗に刈ることは勿論、その草をこの様に布の上に置き、残さずに運べるよう、
綺麗に包むまでが競技の内容。

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こんな風に、刈った草の包みが転がり、まだ仕事の済まない人も見え・・。
夏の長閑な、山の人々の一時の楽しみ、お笑いなのですね。

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こちら最後の写真は、夜祭りで私が写したガキ坊主2人。

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撮っても良いかと聞くと、きゃああ! と屋台の後ろに隠れ、また顔を出して笑い顔。
ははは、おちょくられました!

夏の夜の、山の生活のちょっとレトロなお祭り、楽しんで頂けましたように!

◆*◆

昨朝ベッドの中でまだ目覚ましがならないなぁ、と気が付き見ると、なんと9時半!
夜中の内に雷が落ちたかどうかで停電になっており、電動の目覚ましも鳴らず、
電灯もつかず。 大急ぎで服を着て、コンドミニオの配電盤のスイッチを上げに行き、
やれやれ、元通りに。

何年も前から、配電盤がコントロールしてくれているのですが、
先月ガルダ湖、ヴェネツィア旅行から戻った時は、2日前の嵐で停電になったままで、
冷蔵庫も冷凍庫も止まっており・・。

多分、ヒューズの取り換えも出来ない私みたいな者には、昔と比べ確かに便利には
なっていますが、時に思いがけないロスもありますね。

電動のイギリス製の目覚ましは賢く、電気が通った途端PC並みに1人で時間調整を。
丸い形の下半分が天気予報次第で色が変わり、夜中も一人で赤やら紫、青、緑と、
潜りのナイトクラブみたいに色が変わります、ははは。

一昨日から遂に蝉の声が聞こえ始め、ジジ、ジジと一日中単調に鳴き続けていて、
ええ、今週末は少し暑くなりそうで~す。
       
          
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