ガルダ湖東岸から4日の午後にヴェネツィアに戻り、他の友人たちとも合流し、
ブラーノ島、トルチェッロ島にも出かけましたが、今日は先日5日の日曜に遠見した、
センサのお祭り・Festa della Sensaの様子をご覧下さいね。
ブラーノ島、トルチェッロ島にも出かけましたが、今日は先日5日の日曜に遠見した、
センサのお祭り・Festa della Sensaの様子をご覧下さいね。

上が街で見かけたお祭りのポスターですが、「センサ 1000年の時より」
と見え、そうです、ヴェネツィアのドージェが海に金の指輪を投げ、
海よ、ヴェネツィアはお前と結婚する、というあのお祭りですね。
始まる時間も分からずにいましたが、幸いな事にちょうどドージェの御座船
ブチントーロが出かける時間に、溜息橋南の大運河沿いの橋の上に居合わせ、
写真が撮れました。
ブチントーロが出かける時間に、溜息橋南の大運河沿いの橋の上に居合わせ、
写真が撮れました。
が、まず今回の宿の、屋上テラスからの眺めをどうぞ。

素晴らしいでしょう?! 手前左に見えるのは、スキアヴォーニ河岸にある
サンタ・マリーア・デッラ・ピエタ教会の身廊部分。
というのも、今回の宿はこのピエタ教会奥の建物にあるカーザ・ペル・フェーリエ・
Casa per Ferie・休暇の家、とでも呼ぶ、お安く清潔な宿なのですね。
Casa per Ferie・休暇の家、とでも呼ぶ、お安く清潔な宿なのですね。
建物の2階部分には博物館があり、アントニオ・ヴィヴァルディが教えていた事で
有名なピエタ音楽院に関する博物館で、今回はそこも見学。
有名なピエタ音楽院に関する博物館で、今回はそこも見学。
当時ヴェネツィアの大変優秀な演奏集団として評判を取っていた収容孤児達の
音楽教育やらその身の上についても説明を聞くチャンスを得ましたので、
また改めてご案内したいと思っています。
音楽教育やらその身の上についても説明を聞くチャンスを得ましたので、
また改めてご案内したいと思っています。
が、今日はテラスからの眺めをご覧下さいませませ。
北側に見えるのは、ギリシャ正教会の鐘楼とドゥオーモで、奥に見えるのが
サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会。

サンタ・マリーア・フォルモーサ教会の鐘楼と、奥はどこかな?
既にヴェネツィア・マルコ・ポーロ国際空港への着陸態勢に入った飛行機が。
既にヴェネツィア・マルコ・ポーロ国際空港への着陸態勢に入った飛行機が。

西にはこんな風に、サン・マルコ聖堂の鐘楼と、ドゥオーモの丸屋根、
手前右に見えるのは、サン・ザッカリーアの丸屋根。
手前右に見えるのは、サン・ザッカリーアの丸屋根。

もう一度、宿のテラスからの大運河の眺め、左端のサン・ジョルジョ教会から、
右端のサンタ・マリーア・デッラ・サルーテ教会までをどうぞ!
既に朝からじりじりと暑い、2011年6月5日 センサのお祭りの日。
右端のサンタ・マリーア・デッラ・サルーテ教会までをどうぞ!
既に朝からじりじりと暑い、2011年6月5日 センサのお祭りの日。

で、サン・マルコ広場に向かい出かけました。
ピエタ教会はサン・マルコ小広場から東にスキアヴォーニ河岸を行き、
橋を3つ渡った所にありますが、
2つ目の橋の上から、船が集まって来ているのが見え・・、

そのうちに、ザッテレ河岸辺りに停泊中の大型クルーズ船の前に
ドージェの御座船ブチントーロ・Bucintoroが見え、
おおお、と小走り気味に、サン・マルコ広場への最後の橋の上に。
ドージェの御座船ブチントーロ・Bucintoroが見え、
おおお、と小走り気味に、サン・マルコ広場への最後の橋の上に。

サン・マルコ広場への最後の橋というのは、奥に溜息橋が見える橋。
ここは今や広告写真で埋め尽くされて嘆かわしい限りですが、
これを書く前に調べ、藁の橋・Ponte della Paglia と。
ここは今や広告写真で埋め尽くされて嘆かわしい限りですが、
これを書く前に調べ、藁の橋・Ponte della Paglia と。
ブチントーロが見えない角度になっていたので、サン・マルコ広場で市長など
お偉方を乗せ、再度見える筈、と待っているうちに、ほらご覧の通り!
お偉方を乗せ、再度見える筈、と待っているうちに、ほらご覧の通り!

舳先でラッパを吹きならし、太鼓を叩く音も遠くから。
暫く進み隊列を整える位置になったか、周囲で迎える舟々の櫂が一斉に上がり、
オ~ゥ!と叫ぶ声が聞こえ、橋の上から我々も一緒に、ははは。
オ~ゥ!と叫ぶ声が聞こえ、橋の上から我々も一緒に、ははは。

こうして、御座船を他の舟々が取り囲む形となり、一斉に進み始め、

ゆるゆるとこちらに向かって進んで来ます。

ラッパ手の吹き鳴らすファンファーレが、シエナのパリオのファンファーレに良く似ていて、
当時のはどこも似ていたのかなぁ?
実際のヴェネツィア共和国ドージェのお召し船ブチントーロは、絵画の中で見ると
大変大きな船で、今のブチントーロと呼ばれる物など、それに比べると
まるで子供だまし程の大きさですが、
大変大きな船で、今のブチントーロと呼ばれる物など、それに比べると
まるで子供だまし程の大きさですが、
それでも、時代衣装のラッパ手が舳先に乗り込み、有翼のライオンの赤と黄の
大きな旗が閃くのは、素敵な眺め!
我々のいる橋の前をゆるゆると通りすぎ、サン・ジョルジョ島の前を進む一団。
まさに一幅の絵ですねぇ!

こうしてサン・ジョルジョの灯台前を回り込み、ゆるゆるとりド島方面に向かって
進むのが、逆光の中の小さな点々となって遠ざかり・・、
進むのが、逆光の中の小さな点々となって遠ざかり・・、

どうやら、金の指輪を投げ込む儀式はリド島との真ん中辺りで行われるようで、
小舟に乗って従い傍で見れるかも、とあれこれ探しましたが、見つからず・・。
こうして見送って後、我らはサン・マルコ広場に。
小舟に乗って従い傍で見れるかも、とあれこれ探しましたが、見つからず・・。
こうして見送って後、我らはサン・マルコ広場に。
小広場に立ち並ぶ2本の円柱の内の東側に有翼のライオン君、
サン・マルコの、そしてヴェネツィア共和国のシンボルがいるのですが、

彼がギョロ目であるのは知っていましたが、鼻もかなり団子である事を今回確認!
お天気が良く、鐘楼の天辺の黄金の天使像が光り輝き、

下からアップするとこんな感じで、下の2頭のライオン君も可愛いですねぇ。

で、我々はブラーノ・トルチェッロ島に向かい出発を。
ガルダ湖も大変素晴らしかったのですが、今回はヴェネツィアであれこれと
初体験が重なり、僅か1週間の旅行なのに、かなり長く感じています。
初体験が重なり、僅か1週間の旅行なのに、かなり長く感じています。
が、いよいよ明日は今回の最後の予定、ブルキエッロのブレンタ川周遊を済ませ、
家に戻ります。 ぼちぼちご案内をしていきますね。
家に戻ります。 ぼちぼちご案内をしていきますね。
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