・ ヴェネト平野の春、煌めく陽光をどうぞ!

先週からこちらは一度に春の素晴らしい陽気となり、花も一斉に咲き始め、
木々の新芽がぼわっと覆っています。

そんな先週火曜日、写真クラブの面々とお隣の町スセガーナ・Suseganaの
お城に出かけましたので、ヴェネト平野の春の空気をどうぞご覧下さいね。

まず坂下にある大きな教会。

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教会脇から奥に続く地道。 時々みかける、こんな曲りくねった道が
無性に好きですが、皆さんは如何?

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長い坂道を歩いて上りつつ、お喋りしつつ、あれこれ目に付いた物を、
片端から写して行きます。

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中世の城跡 ・ サン・サルヴァトーレ
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463525627.html
    

お城に続く長い坂道の脇には、こんな風に年月を経た木々の並木が続き、

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平野に点在する農家が少しずつ、見下ろす形に。

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新芽が少し大きくなった木もあり、

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タンポポの白く丸くなった姿も見かけ、
  
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トカゲ君も日向ぼっこ。

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坂道の途中にある教会脇の、かっての修道院も今は農家。

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オリーヴ畑も。

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お城の前まで上って来ると、農家はこんなに下に見え、

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単なる農家と思っても、壁に壁画が見えたり、

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奥に覗く山は真っ白。

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お城前のレンギョウは、もう盛りを過ぎ、

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桜ももう終わりかけ。 こちらの桜はサクランボのなる桜で、花が白い桜です。

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お城の正面の門、コッラルト伯爵家の紋が上に。

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かってあったという主塔も今はなく、それでも城壁内の面積はイタリア1との事で、
西脇を巡る城壁が延々と奥に延びるのが見えます。

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このお城前にまで上ると、眼下にヴェネト平野が一望にできますが、
野兎が1匹、手前の葡萄畑の中を走り、オリーヴ畑に飛び込むのが見え、

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葡萄畑の畝が大好き。

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遠くを走る国道も近くの道も、春の陽光の元に煌めき、

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逆光の位置なのが残念ですけど、ええ、ヴェネト平野にも春が来ています。


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・ ナポリ、 夕暮れが迫る頃 

ああ漸くに、ナポリ中心部をちょっぴりご案内も、今回でお終いです!
持続力が弱く、変化とスピードを好む射手座生まれ故に、
今回のナポリの連続のご案内というのは私にとって異例でしたが、
とにかく一応きちんと終わらせたい一心で頑張りました。 見てやって下さいませ。

写真はガッレリーア・ウンベルト1世・Garellia Umbelto Iですが、
最初の2枚は北側からの物で、

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こちらは南側、サン・カルロ劇場側から。

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折しも射し込む夕暮れに、中央部の美しい飾りがくっきりと。
天使たちが楽器を奏し、恋人たちは草原で東屋で憩う、なんとも優美な図柄。



ガッレリーアを南側に出て来た天井部。
曲線を描く形の柱廊部で、ここの飾りも素晴らしいもの。

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ガッレリーア南側の出口の前には、
サン・カルロ王室劇場・Real Teatro di S.Carlo.

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下部が暗く、上部の彫像の色が飛びましたので、こちらに。

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1737年にブルボン家のカルロ3世により建設された、世界でも一番古い歌劇劇場
の一つと言われ、ロッシーニやドニゼッティの名が、監督官の内に連なります。



ナポリ名物の一つ、と言って良いと思いますが、美味しそうなお菓子のショウウインドウが
あちらにもこちらにも。
下の段の左が、私の好きなババ・Babàですが、発音の最後を延ばさぬように!

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ガッレリーアの南側出口付近にインフォメーションを見つけ、パンフレットを貰おうと
入りましたら、元気溌剌のお姉ちゃまが、

ようこそナポリへ! 今日は女性の日ですから、サーヴィスでこれを差し上げます、
こちらもどうぞ、ヴェスーヴィオ山に上るにはこう行きます、スフォリアテッレ
(ナポリのお菓子)を食べるにはここの店で、と、聞きもしない案内までしてくれ、
どさっとパンフレットを持たせてくれましたが、

そう、ガッレリーア内にも美味しそうなお菓子の店が何軒も。
立ち止まり、おお!とお菓子を眺めていると、ショウウインドウの後ろのお兄ちゃんが、
魅惑の笑みを浮かべて、誘うのでありました。



ナポリでの各種イヴェント会場となるプレビシート広場・Plebiscito、大変広い、
車進入禁止の広場。 中央に見えるのが、ローマのパンテオンを模したかのような
サン・フランチェスコ・ディ・パオラ教会・S.Drancesco di Paola.

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中央の採光用の穴の覆いに今、夕陽が射しこみ・・。

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教会前に2つ並ぶ騎馬像は、ブルボン家の初代カルロ3世と、2代目の
フェルディナンドと言うのですが、この右側はどなたか、名前を写しておらず。

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広場の教会向かい側にある大きな建物が、王宮・Palazzo Realeで、

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長く続く壁にはこの様に壁龕が穿たれ、巨大な彫像が8体並びますが、
これは確か一番左側で、カステル・ヌオーヴォを建設した、
フランスはアンジュー家のカルロ1世の様。

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像の大きさを、手前でボール蹴りして遊ぶ子供たちの姿からご想像下さいね。


       
これは入り口で、脇にあるかっての警護兵士の詰め所をどうぞ。

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両脇にあるのですが、どこかユーモラスと言うか・・。

門の中の方にカップルが見えますが、抱擁しているのではなく、彼女が彼に
襟巻を巻いてあげている所なのですよ。 自分で巻かんかい!

   

中庭の奥に像が見えたので、どんなのかと。 余りの風の冷たさと、迫る夕暮れに
少し心が急いて、中まで入らぬ横着さ。

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広場の教会にも、灯りがともり始め、

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ガッレリーア脇を通る目抜き通りにも、夕暮れが迫り、

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ガッレリーア・ウンベルト1世の天辺にも、最後の夕陽が当たります。

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広場から見る、王宮の端の隙間からも、ナポリ湾の夕陽に染まる色が見え、

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色に釣られて海辺の道に。

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道をかなり南に辿った場所にあった像。 海に向かい、手を指しのべるローマの男。
       
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ほんのリとピンクに染まる空の色に満足、タクシーでホテルに戻ったのでした。


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・ カステル・ヌオーヴォ ・ ナポリ

ブログの更新内容について考える時は、あれとこれを一緒にして、とか、
今回もお城とガッレリーアと広場とを一緒にして、最後はヴェスーヴィオ山の
夕陽に染まった姿で〆る、なんぞと軽く考えるのですが・・、

イザ拾いだすと、お城の写真だけで20枚ほどにも!
〆る、どころか溢れるばかりで・・。

すみません、こんな有様で今回はお城だけです。 ごゆっくり眺めて下さいませぇ!

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お城周辺の地図をどうぞ。
街はここから右上(北東部)にかけ、ナポリ湾に沿って中心街が広がりますが、
       
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サン・カルロ劇場・Teatro S.Carlo、王宮・Palazzo Reale、
ナポリ一番の広場プレビシート・Piazza Plebiscito、
そしてウンベルト1世のガッレリーア・Galleria Umberto I、が
この周辺に集まり、つまりかってのナポリの街の統治者の居住地、
行政の中心地だった訳ですね。

フェリー乗り場は、ここからカプリ行きの水中翼船が。



これはお城の手前側に3つ並ぶ右端の塔の脚元部分。
深い濠が廻っていて、美しい石組です。

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草が生えているのや、濠内のゴミを除ければ素晴らしいでしょうに、
この街はそこまで手が回らない様で残念。



入り口の2つの塔に挟まれた凱旋門。

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城自体は1279年から、フランスのアンジュー家のカルロ1世が建設をという事で、
カステル・ヌオーヴォ・新城、という名以外に、
アンジュー家の要塞・Maschio Angioinoとも呼ばれます。

アンジュー家の後、スペインのアラゴン家がナポリを統治しますが、
この凱旋門は、城の大改築を行ったアルフォンソ1世・Alfonso Iが
付け加えたものだそう。



では、凱旋門入り口より中に。

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たまたま通りかかった母子3人、一番左の少女は背中に羽をつけ、頭に
触覚のフリフリを。 というのも、この日がカーニヴァルの最終日だったのですね。

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凱旋門はこの様に2重になっていますが、内側が素晴らしいでしょう?!
凱旋門・Il Magnaninoは、1443年にアルフォンソ1世が、ナポリに
勝利の統治者としてやって来た記念だそう。

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最初の入り口の浮彫部分をどうぞ。

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凱旋門を通り抜けると広い中庭になっていますが、部分のみ撮っているので、
分かり易い様に、パンフレットにあった上空からの写真をどうぞ。
街側の正面に塔が3本あり、中庭の奥が広がり、周囲を建物が取り囲みます。

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中庭の正面部分をどうぞ。 多分あのバラ窓の位置がパラティーナ礼拝堂・
Cappella Palatinaと思いますが、
あの部分のみに、最初のアンジュー家の建設部が残っていると。

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中庭左手に大きな階段がありますが、

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階段脇に2つ並ぶ窓に見える茶色がちらっと眼を引き、アップして見ると、はは、
やはり大きな猫ちゃんでした。

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大変風の強い寒い日で、見える女性も日向ぼっこですが、猫ちゃんも同様にね。

積み重なった石の球、何かお分かりですよね、
はい、戦の時、バネの反動を利用して飛ばした石の弾です。

現在お城は市の博物館となっていて、毎日朝の9時から19時迄開館、
日曜休日で大人5エウロ。
上記の礼拝堂や武器庫の見学、絵画などの展示があるそうです。



凱旋門の内側にあったフレスコ画ですが、どこの広場でしょうか、

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なんと、スペイン王家らしく闘牛の図でしたが、

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こんな場面も。

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これは中庭側にあった浮彫のある素晴らしい金属の扉ですが、
ほら、割れ目が見えますね?

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反対側のには大きな穴が開き、切れ目が飛び出しているのです。
2cm近い厚さの金属板ですから、友人と驚いて触っていると、

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通りがかりの若い女性が「ボンバ」と言うので、本当?と聞くと、
振り返って、シー!シー! とにっこり。
どうやら小型大砲の弾を受けたようですね。 と言うと、いつの時代かな?



門から仰ぎ見る山上、サン・マルティーノの修道院と博物館・
Certosa e Museo di San Martino.

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以前のナポリのご案内で、この博物館内にある素晴らしいというか凄いというか、
ナポリ名物のプレゼーピオをご案内しています。
ナポリの歳末風景 ・ プレゼーピオ、そして下町
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462598189.html



こちらは、海岸通りから見上げるお城の後ろ姿。 すぐ下を通るので到底一枚に
収まらない大きさで、この左側に少し離れて塔があり、大変な威容!

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お城の横が、真っ赤な周遊観光バスの発着場で、後ろから見たら、
まだクリスマス映画の宣伝が、ははは。

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・ n.2 美しきナポリ、周遊バスの上から

先回に引き続き、ナポリ周遊観光バスの上からの眺めをご覧頂きますが、
最初の何枚かは別として、

今回見て頂くコースはずっと海辺に沿って西に向かい、ナポリ民謡マレキアーロ・
Marechiaroにも唄われる、ナポリの街の西端の高台ポジリッポ・
Posilippo迄行き戻って来るコースです。

皆さんも2階建てバスの上に乗ったおつもりで、美しいナポリ湾風景を
お楽しみくださいね!

最初の2枚は、国立考古学博物館。

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ええ、ここは次回のチャンスには必ず!ポンペイから出土の最上品が
ここにあるのですものね。



地図をどうぞ。 上の考古学博物館は、水色のコース4の停留所。
一旦1の周遊バス始発終着駅まで戻り、海辺を走るのは濃いブルーの線。

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これはまだ水色コースの街中で、3輪車の野菜売り。
如何にも庶民的というのか、体裁にこだわらないナポリの街、人々。

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地図水色コース3の、ダンテ広場。
電線が無数に走り街灯もあり、バスからはもうこれで精いっぱい!
ダンテ殿の顔は見えますね。   

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バスの上から警察のお二人を。
お暇そうで、という事は事件が無いという事で、良かった良かった。

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一旦周遊バスの発着場に戻り、次の出発コースまで30分程時間があったので、
お城の中庭と、ウンベルト1世のガッレリーアを覗きに。

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以前のナポリ訪問の時は団体のバス旅行で、ドゥオーモ見物や下町歩きも
経験したのですが、その場所まで連れて行かれ、またバスに乗り込む形で
まるで地理が飲み込めないままでした。

が、今回は自分たちの旅行ですから地図を眺め、バスの周遊コースの
パンフレットも眺め、やっとナポリの街の地理が少し飲み込めた感じです。
という訳で、こっちにガッレリーアがあるよ、と友と。

ミラノのガッレリーアに似てもいますが、長さが短く、冬場のせいか、以前にもなぜか
ガランとしたイメージを受けたのですが。 これは北側からの入り口で階段があります。



これは中央部の4隅にある女神像。

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よく見ると、なかなか美しい扇形の装飾もあり、周遊バスで戻って来てから
この付近を少し散策しましたので、
お城と共にまた別にご覧頂くとして、今回はこの2枚のみで。


さて、海辺を走る濃いブルーのコースの発車。
山側には、こんな風に高台にまでびっしり続く家並が見え、

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海側の先には、青い海が狭く覗き、

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そんな通りを幾つも通り過ぎ、地図の3の停留所辺りからずっと細長く続く
緑の公園の入り口です。

    
   
公園の中には水族館や、こんな彫像も。 幅狭い公園の向こうには、
煌めく海の広がる素敵な眺め。

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メルジェッリーナ港・Mergellinaを過ぎ、ぐっとカーヴを切る位置にあった彫像。

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ドンナンナ邸・Palazzo Donn'Annaというのだそう、古くからのナポリの風景画
にも登場するお屋敷。 地図がちょうど切れる辺りにあります。

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狭い上り坂、しかもカーヴの多い凸凹道をぐんぐん飛ばしてバスは上って行き、
ヴェスーヴィオ山がナポリ湾の向こうに。
うん、明日はポンペイに行くよ!

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坂道のカーヴの度に、シャッターを切らずにはおれない景色が次々と現れ・・、

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カプリ島がこんな風に!

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周遊コースの最西端ポジリッポ、高台から見下ろす光る海。
一番奥の大きな島が、イスキア島と。

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今回カプリ島からイスキアに行こうか、と考えていたのですが、冬の間は
ナポリからだけ連絡しているようで残念。



ここから周遊バスはナポリに向かって下り坂の戻り道、そろそろ西日になる時間で、
海の色がひときわ鮮やかに。
途中の道脇に展望台があり、バスも暫く停車して、眺めを堪能させてくれました。

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湾の向こうに広がる町並みは、ポンペイからソレントに繋がる海辺の町まち。

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卵城・カステル・デルオーヴォ・Castel dell'Ovo.

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ここの見物もまたのチャンスになりましたが、奥に雪山が見えるでしょう?
そう、ヴェネツィアからアペニン山脈を越える時に、真っ白に雪を被った山々が
見えたのでした。



どんどん坂道を下り街に近づき、山上のお城も見え、

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メルジェッリーナ港の眺め。

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近くから見る卵城。

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周遊バスにはナポリ民謡が流れ、イヤホーンで説明が聞けますが、
日本語版の着いたバスもあるそう、
その説明によると、お城は海に突出す船の舳先の形なのだと。 成程なるほど。



という様子で無事にバス終着点で下車、大急ぎでガッレリーア近くのバールに!
トイレ拝借の後、熱い熱いココアを。
生クリームを乗せて貰ったら、カカオの粉とカフェの粒も。

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バスの2階席、冷たい風の吹きさらしの中で頑張った我ら2人、
写真を撮るのを待ち切れずに、手を握り締める我が友!
ほら、2人の共通財布がテーブルの上に置きっぱなしだよ。


◆*◆       
ブログご訪問、有難うございます!

旅から戻り、今迄通りプールやグループの見学学習に復帰参加していますが、
顔を合わす人々がそれぞれに心配していたのよ、大丈夫だったか、
家族や親戚、友人達も皆大丈夫だったのか、と声をかけ、お見舞いの言葉を。
有難うございます、皆無事でした、と答えつつ、
災害の様子を語ると、みな真剣な目で聞き入ってくれます。

私は、こうして聞くイタリアの人々の声を、日本の皆さんにお伝えしたいと、
心から思います。
きっとイタリアだけでなく、世界中に散らばる日本人が皆、その土地の人々の
お見舞いの言葉を受けている事でしょう。

土地は違っても、世界中の人々が余りの被害の酷さに驚き、
言葉を失くし、その中で冷静に行動する日本人を、感嘆の念を持って
見つめているのだと確信します。

遠くからのたくさんの人々の気持ちが、どうぞ届きますように!!


*****

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・ n.1 ナポリ街歩き、そして周遊バスの上から 

先回ナポリ空港に到着して後、国鉄駅まで行った様子をご覧頂きましたので、
今回はその続きを。

ホテルは空港からのバスが停まる国鉄駅前ガリバルディ広場・
Piazza Garibaldiの一角にありましたので、荷物を置き、
すぐに街の半日観光に繰り出しました。
       
わずか半日ですから、市内周遊観光バスに乗ろうと友人と決め、ホテルから
一番近いバス停がある筈のカプアーナ門・Porta Capuanaに向かいました。

こちらがカプアーナ門とその広場。

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市内周遊観光バス・CitySightseeing Napoliというのは、真っ赤な車体の2階建バス、
フィレンツェやローマでも走っているあのバスですね。
       
地図をどうぞ。 右端真ん中あたりに見えるのが国鉄駅とガリバルディ広場。

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つまりカプアーナ門10から乗り、1の始発終着駅のあるカステル・ヌウーヴォの
広場まで行き、お城を見て、出来たら赤い線の、街中とカポディモンテの
山の上を回るバスに乗りたかったのですね。

所がやっと見つけたバス停には、時刻表が無い!
そう、ここはフィレンツェではなくナポリなのだと改めて気が付き、次にいつ来るのか、
回って来るまでは待てませんし、

あちこち見上げ見つめ見とれながら、写真を撮りつつ、赤い線と水色の線が
重なっている道コルソ・ウンベルト・プリーモ・Corso Unberto Iに出て
お城に向かって歩きました。

真っ赤なバスがいつ来るかと振り返ったりしながら歩き、でも、途中であっさりと
追い抜かれましたけど、はは、これが楽しい街歩きになりました。

ナポリの街は大きく、繁栄の歴史を持つ街に相応しく重厚で、
見るべきものが街の通りにもたくさん!


遂にお城の広場に到着してバスを見つけ訊ねましたら、既に3時前頃で、
今からだと水色のコース、ドゥオーモや考古学博物館の前を通る、と
戻って来て後にブルーのコース、ずっと海沿いを行くコース、
実際のこのコースは地図で見える倍の長さがあります、の2つに乗れる、
という事で了解、切符22エウロを求め、喜んで2階建のバスの上に座りました。

イタリア各地の周遊バスのサイトはこちらに。
https://www.city-sightseeing.it/it/


順序が逆になりますが、まずは歩いて見て撮った写真をどうぞ。
地図の10の停留所のすぐ下に、ずっと西に一直線に抜ける道がありますね、
その道です。

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緩い坂道がずっと続いているのが見え、多分スパッカ・ナポリ・Spacca Napoli
と呼ばれる古い下町辺りにも続く道でしょうが、
東洋女2人の観光客は、凄いねぇ!と覗くだけ。

2007年12月に一度ナポリを訪問しましたが、その時に下町を、
ガイドに連れられて歩いたのをこちらに。
ナポリの歳末風景 ・ プレゼーピオ、そして下町
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462598189.html



こんな石段が続き、中途を横切る道には必ず駐車。
とにかく車が溢れ、人もあふれ・・。

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大通りのコルソ・ウンベルト1世に出てくると、一層賑やか。
車が道脇に隙間なく駐車し、その向こうを車とバイクが走りまわり、

道端にはあれこれ物売りが。イヤリングは如何?

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ニコラ・アモーレ・Nicola Amore広場。
ぐるっとロータリーを囲む周囲の建物は、すべてこの巨人達が、
入り口脇に見張り番代わりに。

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このスフィンクス像のあった建物はなんでしたっけ、
覚えていませんが、素晴らしいでしょ?

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垣間見える教会の丸屋根。
ナポリで見かけ始め、アマルフィ沿岸沿いの町でたくさん見た、タイル使いの
アラビアのイメージもある丸屋根です。

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船の形が半分突き出し、多分由緒があるのでしょう。 古い文字はローマ銀行
とありましたが、現在はどうやら商工会議所の建物の様子。

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こんな素晴らしい軒下飾りの建物も。

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ウインドウに見つけた、迷信深いナポリ人用万年カレンダー。
魔よけの赤い角や、幸運を呼ぶ蹄鉄等など。
でも何と書いてあるのか、ナポリ訛りはさっぱり・・。

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素晴らしい飾りの建物ですが、良く見るとベランダのあちこちに
剥げ落ちた跡が見え、・・怖いなぁ、下を歩くのが。

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漸くにたどり着いたカステル・ヌオーヴォ広場。

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紀元前5世紀にギリシャ人がナポリの町を作ったと言われますが、
その後は、ローマ、ロンゴバルド、ノルマン、フェデリコ2世と続き、
13世紀半ばにフランスのアンジュー家がこの街に。

そしてこの城を建設、アンジュー家の要塞・Maschio Angioinoとも
呼ばれますが、街は15世紀にスペインのアラゴン家の元に入り、
この城も全面的に改装されたのだそう。
       
こうして2世紀に渡るスペイン統治の後、フランスのブルボン家に渡り、
1860年のイタリア統一まで続いたという街の歴史。

イタリアであってイタリアでないというか、まぁ、イタリアという概念自体が無かった
と言いますが、次々と諸外国の下にあった街ナポリ。
つまり美味しい街でもあった訳で、諸外国の文化が混じった混沌とした味わいが
ナポリの魅力なのでしょう。

という事で、
周遊バスの切符売り場は手前右下に見える屋根下で、その前の広場に
バスの発着場があります。



城の正面入り口の美しい彫刻の施された凱旋門。
城の中は見物しなかったのですが、入り口部分だけでもなかなか興味深かく、
また改めて、お城だけでもご覧頂きますね。

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これはお城前で見つけて嬉しくなった物。 お天気が良く現代抽象みたいな
重複画になりましたが、
盗難防止のハンドルカバー、見えますか?

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てな事で前置きが長くなりましたが、
それではバスの2階席から見下ろして街を行きますが、まず先ほど歩いて来た
コルソ・ウンベルト1世を戻り・・、

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バスに座り運転手任せで、何も考えませんでしたが、こうして写真を見ると
怖い走り方、というか道ですねぇ!
全体で6車線位ある一番端が駐車の列で、左2車線を逆行きの車が走り、
我らはそのすぐ横を逆方向に!



ここはちょっとした隙間に車が突っ込んで駐車していて、バスはここをすり抜け、
直進する訳ですがぁ・・、

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ほんのちょっぴり、ちょっぴりずつ進んで、通り抜けましたよ! 素晴らしい!!

右のシニョーレが、私が笑いながら写しているのを見て、
彼も笑いながら車を指さし、次に、アホやで、と頭を指し、あはは。



3月8日女性の日でしたので、ミモザの花を現わすつもりか
店の前にたくさんの黄色い風船が付けられたピッツア屋さん。
はぁい、お持ち帰りも見えますねぇ。

22-154_GF.jpg



ナポリのドゥオーモ・Duomo、水色コース3の停留所。
以前に訪問した時には、素晴らしい内部も拝見。

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24-158_GF.jpg

年に2度、この街の守護聖人ジェンナーロ・Gennaroの血液が液体化する
奇跡でも良く知られたドゥオーモです。
       


この方はバスのガイドさん。2階席に上がって来て写真を写しているのを横から。
モデルになってる事が分かると、この笑顔。

25-146_GF.jpg

良いお天気ではあったのですが大変に寒い日で、おまけに風が強く、
2階席はかなりの揺れもあったのですが、でも頑張ったのでした、
はい、アホのなんとかで、はは。
       
彼女のこの笑顔を最後に、次回に致します、お楽しみに!


◆*◆

ブログご訪問、有難うございます!
昨夜息子夫婦が山の家の点検からの戻りに我が家により、TVニュースで見た
日本の地震や津波の話題になりました。

彼らにとっての大きな感心事は、日本人の礼儀と忍耐と、でした。
あの辛い大変な時でも、放射線検査にも皆がじっと騒ぎもせず、礼儀正しく
列を作って並んでいる事など、自分の国と人々との大きな差を感じた様子。

一番大変な時に、一番の本心、肝心な事が現れるのですよね。
それが彼らにも分かった、というのが私にもとても嬉しかったです。

まだまだ大変な困難の中にお出でなのでしょうが、
どうぞ、心を強く頑張って下さい!! と願います。

日本のニュースを見つつ、自分のブログをどうするか、いささか躊躇する部分も
ありましたが、 今迄通り続けさせて頂こう、と決めました。
どうぞ、よろしくお願いいたします!

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・ ヴェネツィア空港から、ナポリの街へ

旅行から戻っての写真整理への弾みがつきにくく、家のガス燃焼器の
点検などもあり、気分が落ち着かずにおりますが、少し気合いを入れて
元気を出し、

ヴェネツィアはマルコ・ポーロ空港内の店のウインドウと、ナポリの
カポディキーノ空港から街への様子をまずご覧下さいね。

これはヴェネツィア空港からラグーナの眺め。

1-069_GF.jpg



空港内の店は勿論色々あるのですが、この余りにも綺麗な
色縞のパンツが気にいり・・!

2-061_GF.jpg



この紐付きの品の使い方が、どう考えてもピンと来ず・・、??
 
3-062_GF.jpg      



ご存知フェッラーリの店もありまして、

4-1-063_GF.jpg



ふ~ん、オーデコロンやネクタイもあるのか・・、と

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5-066_GF.jpg

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で、カプリにフェッラーリの店があり、そこで買ったキーホルダー12エウロ。

7-381_GF.jpg

このドジは鞄の鍵を持ったつもりで出かけたのですが、鞄のチャックの穴より
大きな鍵でありましてぇ・・!
たまたまフェッラーリの店で見つけ、まぁ買える値段でしたので。



ヴェネツィア~ナポリ往復59エウロの切符を購入した、イージー・ジェット。

8-1-361_GF.jpg

席番号はなくすべて自由席、飲み物も売りに来る、という様子で、
安い値を納得しましたが、ナポリからの戻りで前に並ぶ家族連れ等が
9,5エウロの切符を持っているのに目が留まり、59エウロの嬉しさが半減しましたぁ。



機内で飲んだカフェ。
我が生涯多分2度目のスター・バックス・コーヒーですが、
ミルクの蓋にある、牛のモー・mooが気に入って。

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ナポリ空港までヴェネツィアから1時間10分で到着。
で、最初に驚いたのは、空港前の様子!

9-071_GF.jpg

到着口から出て来たすぐ前はもう繁華街並み、というか、賑やかで猥雑な
国鉄駅前とそっくり! 車の警笛は鳴り響くわ、狭い場所にバス停が並ぶわ、
すぐ向こうに店が並ぶわ・・、普通空港という物は、少し人里離れた場所にある、
という今迄の常識がひっくり返りました。



こちらは戻りの朝に見た出発入り口で、この感じだと、ナポリ国際空港
というイメージもありますが、

10-342_GF.jpg



これが2階の待合室から見た様子で、右手奥が到着口。

11-345_GF.jpg



ついでに、待合室天井の面白いデザインの照明を。 瓶の口みたいでしょ?

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ナポリ空港から街まで、国鉄駅前までバスに乗りましたが、すぐに街が始まり、
ヴェスーヴィオの山の姿も見え、

13-073_GF.jpg



こんな賑やかなアパートも、

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ナポリ、という言葉のイメージから遠い近代的な高層ビルも、

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街中に差し掛かると、ミモザの花売りがたくさん。 そう、ちょうど3月8日の
女性の日で、男性から女性にミモザの花が贈られる日なのでした。

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18-092_GF.jpg

女性の日、というのはロマンティックな由来ではなく、女性工員が多数、
工場火災で亡くなった事に始まるそうです。
今回の大被災でお亡くなりになった女性の姿にも想いが重なりました。

***

毎日TVニュースで見る我が祖国の様子に、
自分のブログに対する気持ちがいまだ定まらずにいます。
今少し、ゆっくりと進ませて下さいね。

*****

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・ n.2 アンコール・ワット遺跡群に!

さて今日は、先回に続いてのアンコール遺跡群の2回目、
アンコール・トム遺跡をご覧頂きますね。

1-51-アンコールトムの東門_GF.jpg

写真は先回と同じ、コネリアーノ在が私よりも長いMさんから拝借、
説明は彼女からとこちらのサイトから。
アンコール遺跡群ガイド
http://angkor.yan-tian.net/index.html
今回ご覧頂く地図の全ては、この「アンコール遺跡群ガイド」の
サイトから同意を得て掲載させて頂いておりますが、
大変良く出来たサイトで分かりやすいので、是非ご参考に。

まずは上の写真、アンコール・トム遺跡の東門前、
道の両脇にずらっと並ぶ象にご注目を。
右手前に写っているのが、観光の足トゥクトゥク。



アンコール遺跡全体の図をもう一度どうぞ。

2-an1.JPG

先回は、アンコール遺跡群の中でも最大の建築物である
アンコール・ワット・王都の寺院と、観光拠点の街シェムリアップ、
そして近郊の様子を少しご覧頂きましたが、

今回のアンコール・トム・Angkor Thom遺跡はアンコール・ワットの北、
アンコール遺跡群の中でも最大の城郭都市の遺跡で、
城壁内に王宮や寺院が点在しています。
     
  

池かな、濠かな、中心に点在する遺跡群に向かいます、

3-53-両側の眺め_GF.jpg



こちらが、アンコール・トム遺跡の地図。

4-map1.jpg

12世紀末の建造と言われ、アンコール・トムという名自体が
大きな都市を意味するそうで、地図で見るとまさに城郭都市、
東西南北の門からの道が中心で交差し、バイヨン・Bayonという寺、
もひとつバプーオン・Baphuon という寺、その北側に王宮があります。

東の城壁には門が2つあり、これは勝利の門と死者の門とありますから、
北側の王宮に続く道が勝利の門ですね。



こちらが南門。 門上の塔に顔。

5-54-南大門_GF.jpg

東門にもありましたが、こちらが良く分かります。
と、門のアーチの形、これは何かを模っているのでしょうか?
東門のアーチもこんな形をしていますね。



城郭都市の真ん中に位置する寺院、バイヨン。
こちらは外側の眺め。

6-56-Bayon外形_GF.jpg  



テラスから。
神秘的な微笑みを浮かべる人面塔が並び、あると知りつつも
実際に目の前に見ると、そのミステリアスな魅力に魅了され、
見飽きなかったと。

7-58-テラスからの眺め_GF.jpg

8-60-詳細_GF.jpg

確かに美しく、しかも大きく魅惑的! バイヨン寺院の建設時は、
当時大乗仏教が影響を及ぼし始めており、
形も須弥山をイメージして造られたと言われ、
人面も観世音菩薩と見られるそう。
       


内部の装飾。

9-61-内部装飾_GF.jpg



たくさんの小室には仏像が納められ、
参拝客の上げるお線香の香りが漂います。

10-62-祈る人_GF.jpg



バプーオン寺院、この寺院は11世紀中頃の物と見られ、
3層からなるピラミッド形。

11-64-Baphuon_GF.jpg

アンコール遺跡群の建物は、この様にピラミッド型か、もしくは
平面展開型に分ける事が出きるそうで、
建築材料や規模も皆違うのが特徴と。



そして、こちらはピミアナカス・Phimeanakas寺院。

12-65-Phimeanakas_GF.jpg

この寺院は王宮の中にある寺院で、その名は天上の宮殿、
空中楼閣という意味を持つそう。
そうですね、こちらもピラミッド型の優雅な印象。


王宮のテラスの幾つかを。 象の姿の浮彫のある、象のテラス。

13-66-テラス壁画_GF.jpg



テラスの浮彫と、

14-69-テラス_GF.jpg



背後に見えるのが、ライ王のテラス、の様子。

15-70-テラス_GF.jpg

狛犬ではなく、やはりライオン像でしょうけど、
形のデフォルメが大変面白いと思います。
こういう伸びの姿勢、前脚を突っ張って胸を膨らませる、を
猫ちゃん達が良くしますよね。



アンコール遺跡群を含む、この一帯の地図をどうぞ。
シェムリアップの街、アンコール遺跡の位置、そして近く遠くに
たくさんの遺跡があるようで、実際Mさんから届いた写真にもあれこれ
あったのですが、かなりの部分を省かざるを得ませんでした。
16-area.jpg 
      


地雷博物館という恐ろしい名前の北に見えるバンテアイ・スレイ・
Banteay Sreiには、素晴らしいヒンドゥー教寺院、10世紀が。

17-1-37-参道_GF.jpg

東西115m、南北95m程の小さな寺院ですが、大型バスが何台も並ぶ
大駐車場を持ち、ご覧のように大勢の観光客が続きます。



脇からの眺め。
寺院近くと思われる、水田風景もありました。

17-38-外壁_GF.jpg



内部の素晴らしい装飾と色。

19-40-寺院内部_GF.jpg

20-41-詳細_GF.jpg

21-42-詳細_GF.jpg

22-43-詳細_GF.jpg

バンテアイ・スレイという名は「女の砦」を意味するそうですが、
ご覧のように赤色砂岩や煉瓦で出来ていて、保存の良さにも驚きです。
シェムリアップから1時間ほどで行けるそうで、小さな宝石!
とMさんのお勧めの場所。



最後は、リクエストして追加で送って貰った宿泊ホテルの写真を。
なぜなら、素晴らしく美しくてお高そうなホテルだったので!
La Residence d'Angkor という5星、
ご関心ある方、お値段は各自でお調べを。

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私はこのバスタブに一目惚れ!
どこかにフランス植民地風の名残りがありそうでしょ。
      
24-71-818_GF.jpg



こんなホテルのショーの写真もありました。
本当は5人写っていたのを、左から2番目の女性を大きく見せたく
一人省略を、失礼。

25-73-179_GF.jpg

インド風でもあり、タイ風の様でもあり・・、
やはりインドシナ半島の国、を改めて感じました。
       
という訳で、関心はありつつもなかなかチャンスの掴めない、
カンボジアのアンコール遺跡群の様子に触れる事が出来ました。
実際に行ったら、
その広大さ、空気の異質感がもっと強烈なのでしょうが、
皆さんも私同様、かなりの部分はお感じになられたろうと思います。

2回のお付き合い、有難うございました!
そしてMさん、有難う!

◆*◆

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遂に3月!
ですが、昨日から北イタリア、中部山岳地帯より雪の知らせ、
今日は南イタリアの方へ雪が移っている様子です。
有難い事に、この辺りは風は強いものの良いお天気。

春が来るぅ、と嬉しい気持ちの後ろから、宿題山積み、という
請求書がちらっと、でもしっかり顔を見せます。
う、う、う。 まぁ、好きな事だけしているので当然なのですが。

という事ですが、めげずに心を強く持って、ははは、
はい、春の空気を味わいに、村内一周に出かけてきま~す!
       
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・ ナポリより、無事に戻りました。 ・・が、

皆さん、お久し振りです。
昨日午後、ナポリからアマルフィ沿岸巡りの旅を終え、無事戻りました。

移動日に2日程雨になりましたが、他の日はお天気に恵まれ、
目の覚めるような蒼い海も眺め、沿岸の素晴らしい景色も堪能し、
真っ黒に日焼けして元気で戻りました。


ですが、カプリ島2日目の午後に日本の大地震、津波のニュース、
その後に原子力発電所事故のニュースを知りました。

イタリアでも連日日本のニュースが流されるのを、朝晩見続け、
旅先で知り合う多数のイタリア人からも、お見舞いの言葉をかけられました。

とはいえ、家に戻って落ち着いて見るニュースと、届いていたメールから
知る日本の状態は想像以上でした。

どう言う言葉がふさわしいのか、思いつきません。
ただただ、
どうぞお元気で、
乗り切って下さる様にと、祈るばかりです!!


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・ 自然の中の素朴な愛、 にお留守番をお任せし

今日ご紹介する写真は、NATIONAL GEOGRAFIC ITALIAの
サイトから拝借の、動物達の、なんとも素朴で優しい愛のしぐさ、を。
           
http://www.nationalgeographic.it/ を開かれ、
カテゴリAMBIENTEをクリックすると動物、地球上各地の写真が見れますが、
   
今日のは2月14日に掲載された「Amori servaggi・野生の愛」
の20枚の中から、哺乳動物に絞り1枚ご覧頂きますね。
まず、

・Joseph Rescinito  マンマ、可愛がってぇ!
アルパカのチビちゃんとマンマの、愛情あふれる光景。

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こんな可愛いのがありますよ!とcucciolaさんが教えて下さり、
有難うございました! サイトから引いて来たものです。
カメラマンの名前と、付いていたタイトルとコメントを、
そのまま訳してのご紹介です。

あどけない、素朴な愛の交歓風景をごゆっくりどうぞ!
    
   
・Irawan Subingar   生まれたばかりの愛

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このミミズクの赤ちゃん達は(Otus lempiji)、
この写真が撮られる数週間前に、生まれたばかり。                  
       


・Joanne Lembeck   ママの良い子

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ガラパゴス島のこのオットセイのマンマは、
自分のチビちゃんにキスでもしている様子。       



・Terri Moore   はぐれたハート

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我々は、このアライグマ達を家の庭先で見つけましたが、
多分彼らのママとはぐれたのでしょう、
どちらも好奇心と共に、少し神経質そうに見えました。

私の娘は、重なった彼らを囲む形がハートの形に見えるからと、
この写真が大好きなのです。



・Mauro Mozzarelli   大きな遊び

5-086.jpg

カナダのWapusk National Parkで、ホッキョクグマの子供が、
我々のTundra Buggy・近づいて写真を撮ったり研究するための乗り物
の傍で遊んでいるのです。
       


・Mauro Mozzarelli   駆ける愛

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現在自然に暮らすチータの大多数は、アフリカの南東部に見られる。
今日このネコ科の動物は、多分たったの12000頭が
この地域に生き延びており、人間達の進出による大草原の減少で
厳しい生存の危機にさらされている。



・Anthony M Tortoriello II   愛のいななき

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州の全ての馬の保護監視をつかさどる農家で、
つかの間の親密さを味わう2頭の馬。



・Cesare Naldi   ナルチスト達

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カリフォルニアのサンタ・バルバラ島の海岸近くで潜っていた時、
アシカ達が僕をとり囲み、カメラと光で遊び始めた。
中でもこのカップルは、ボクのカメラの反射板が光るのに
とりわけ興味を示したのだった。



・Kevin LeShane   黄褐色の情熱

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アメリカ、コネティカット州の海岸沿いで見かけたキツネのカップル。



・Neal Lillis   兄弟愛

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イギリスのケント州Wildlife Heritage Foundation di Headcornには、
Woburn Safari Parkで生まれた三頭の兄弟ライオンがいるが、
このイギリスの財団は、危機にあるネコ科動物の保護管理のために生まれた物。
この写真では、一頭が食事の後に兄弟を舐めてやっている図。



・Richard Conde   アイ・ラヴ・ニューヨーク

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ニューヨークのブロンクスの動物園、2頭のゴリラの驚きの抱擁シーン。
この写真は、「ブロンクス動物園日記」と名付けたシリーズの1枚である。



・Anna Ponomareva   重量級カップル

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カバのカップルが、寄り添って泳いで。



・Graziano Capaccioli   愛の世界では早い方が勝ち

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イタリアはアレッツォ県のカゼンティーノ・Casentino国立公園にて、
野兎のカップル。



・Fernando Villalobos   フレンチ・キッス

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まるでキスでもしているかの様な、朝のご挨拶。
この場面は、フランスのロアール河の川岸で撮ったもの。


動物たちが何気なく見せる姿に、なんとも愛おしさを感じます。
世界中から集まる写真だからこその迫力もあり、見飽きませんね。


***

私はこの記事をアップして後、動物たちに留守をお任せし、すぐに出発。
ええと、
今夜遅くの飛行機でヴェネツィア着の友人を迎え、
飛行場近くのホテルで1泊し、翌朝ナポリに。
ヴェネツィア~ナポリ往復59エウロ也!!
ナポリに2泊、ポンペイ見物もし、カプリ島に3泊。
ソレントからアマルフィに行き3泊、
戻りはサレルノに寄り、ナポリ空港近くのホテル泊、
17日に戻る、という予定で、車ではないのでPCは持たず。
 
・・なので、10日間ブログをお休みさせて頂きます。 イェイ!
ナポリの街を1度訪問したのみ、他はまるで知らない土地でとても楽しみ!
  
幸いお天気も良さそうなので、
青い蒼い海の写真も海辺の町も、またご覧頂けるよう
張り切って撮りまくって参ります、う・れ・し・い!
ではでは、行って参りま~~す!


*****

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・ 美味しく簡単、楽に作れる ピッツァをどうぞ! 

我ら日本人は大いに食に敏感で口が肥えており、おまけに研究熱心.
日本に居ながらにして世界各国の美味を追求し、家庭の毎日の
食卓にも、美味しい、目をも楽しませる各種料理が並びますよね?
どなたも異論が無いと存じます。
これ全て、日本女性の愛情に満ちた、美味しい物を家族に、
との思いやりに満ちた、骨身惜しまぬ努力の賜物!
       
ですが、イタリアにお出でになられた方ならどなたもが、
単純なスパゲッティ、はたまたピッツァの味の違いに
驚かれるのではないでしょうか?
思うにこの2つは、まさに世界に誇るイタリアの味!と。

で今日は、美味しくて簡単に作れるピッツァのレシピを!

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が、これは薄く延ばしパリっと焼くタイプではなく、ふんわり柔らかめタイプ。
ピッツァ屋の窯で焼くのと違った家庭の味とでも。
勿論薄くして焼く事も可能ですし、具も色々自由にお好みで。



レシピの元は、こちらべネデッタの本から。
       
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ピッツァ・pizzaと発音される様お願いいたしますです。
フィレンツェ、ヴェネツィア、ピッツァ、でよろしくぅ!!


材料  4人分
・小麦薄力粉     500g
・ビール酵母菌    3/4個 キューブ
・トマトの裏ごし   お好み量
・モッツァレッラ   2個 出来たら上等品を。
・アンチョビー    お好み量
・塩         小スプーン 2

**
ビールの酵母菌は、ここでは固まりを指しているのですが、
小袋入りの粉末でもOK.
要は500gの粉に対して、大体25g見当を使います。

ビールの酵母菌は、日本にもありますよね?
手作りのパンを作る時と同じ酵母菌、とお考え下さい。

トマトの裏ごしというのは、トマト・ソースを作るのに使われる
缶入り、瓶入りの物を指します。



作り方
・ステンレスの深めの鍋に、粉、塩、ビール酵母を潰して入れる。

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・木製のヘラでかき混ぜながら、適温の水約400mlを何度かに
 分け加え混ぜる。

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・ぐるぐるとかき混ぜながら、木製のヘラで次第に鍋肌から離れ
 中央に固まるように混ぜて行く。

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・布巾をかけて、1時間休ませる。

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・バットにオーブン用の紙を敷き、その上にタネを手で押し延ばす。

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・裏ごしのトマト・ソースをのばし、塩で味を調える。
 アンチョビーを乗せるので、塩味が濃くならぬよう注意。

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・200度に温めたオーブンに7分入れた後、千切ったモッツァレッラを置き、
 アンチョビーを適当に乗せ、更にもう7分オーブンで焼き、出来上がり!

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簡単でしょう?!

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こちらでは家庭で簡単にピッツァが作れる様に、既に調整された粉も
売られていますし、具の出来合いも、瓶入りでスーパーにあったと。
が、ご覧のように意外と簡単に出来るのです。
私も作った事がありますし、夫の妹が良く作っていました。

べネデッタが言うには、
この方法だと、延ばしたりするのにテーブルも汚れず大変簡単、
もし薄いのが好きなら、種を幾つかに分けて延ばすだけ、と。

具もここではアンチョビーだけのシンプルなものですが、
各自の好みでどの様にも変化が付けられますね。
同じ一枚の上でも、区分けして並べても面白いかも!

私の好みは、玉ねぎとシーチキン、茸、茄子などですが、
小さなお子さんがいる家庭なら、ソーセージとかハム類もね。
という事で、いろいろお楽しみ下さいね!!


**********

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・ まだまだ、小さな小さな春 ・ スコミーゴ村便り

一昨日の午後、窓の外に見える陽射しが煌めいているのに釣られ、
カメラを持ってスコミーゴ村は春の偵察に。

ですが外に出た途端、マフラーもせずに出たのを後悔する程の冷たい強風で、
手をポケットに突っ込み、時にさすりながら、いつもの葡萄畑の奥の雑木林に。

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野の小さな花は、日当りの良い、風をさえぎる場所にはたくさん、

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これは野生のサクラソウ。

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葡萄畑の畝の脇を下りながら、芽が出ているかどうか、目を凝らしますが・・、

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道に近い丘の高い方はまだまだで、漸くに奥の日当りの良い低地の方で、
こんなに小さな芽を!

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ね、やっと芽吹いたばかり。



もひとつのお目当ては、野生のクリスマス・ローズ。 銅色葉の新しい誕生。

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点々と咲くのを見つけたクリスマス・ローズですが、今年の天候不順で、
なかなか花が順調に咲かない様子。 先に咲き始めたのは既に種を抱え、

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まだまだ花が小さく、たくさんは咲いていないのです。
でもなんとか、見栄えの良いのをご覧頂きますね。

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寒い上に強風で、背丈の低いクリスマス・ローズを写そうと屈み込み、
風の鎮まるのを待ちつつ、立ち上がる時には、あ、い、痛てて・・。

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やっと2つほど見つけた、小さな野生のスミレ。

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そして鳩君の落とし物、この辺りだとキジバトかも。

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何か春らしい色が不足だなぁ、と思いつつ気が付きました。
タンポポの黄色を見なかったのと、如何にも春らしい趣を添えるミモザの黄色、
これが切られて無くなっていました。

ミモザの木のある家は、住んでいたお婆さんが何年も前に亡くなった後、
漸くに家の増改築工事が始まっているのですが、
覆いをかけるのに邪魔だったのか、柿の木とイチジクだけが残り。

雑木林は減り、葡萄畑はどんどん増え、家も少しづつ増え加減。
こうしてスコミーゴ村も少しづつ変わって行きます。


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昨夕漸く2週間後にして、血液検査の結果をホーム・ドクターに報告に。
診療所は月、火、木、金曜日は午前中に、水曜日だけ午後開いていて、
それ以外は、先生は往診にお出かけという訳。
       
先回2時早々に行った所、既に15,6人待ちで、結果2時間以上待ったもので、
昨日は4時15分位に。 ですがぁ、まだ8人だったか待機中で、
結局やはり2時間待ちました。

6時前になり、ドットーレが少し怒り顔で待合室に現れ、まだ6人も待っているの?!
信じられないね! これ以上は受け付けられんよ!!
付き添いで来ていた若者が、僕は関係ないですと言い、たまたま入って来た
女性は当惑顔。
とはいえ、勿論帰る訳はなく、ドットーレが診療室に戻った後も、新たに
女性2人到着、処方箋だけ取りに来た人も、間に挟まります!

ですが、我がホーム・ドクターであるカルレット先生は、大変親切で診立ても良く
人柄高潔、という評判をあちこちで耳にしますし、あんたは運が良いとも。

血液検査の結果は、病院から先生の方にも届いており、
なんとまぁ、いっぱいのアレルギー持ちだね、あんたは!
・・男にもアレルギーがあるのかい? あ、ドットーレ、そうかもしれません!
ははは、そうだろうって。

これを読む友人達からは即反撃が、大嘘つきめ!!って来る事でしょうって。
・・まぁ、男性の方にshinkaiアレルギーが大いにある、というのだって
あるじゃぁないですかぁ!

てな様子で無事放免となり、戻りに薬局でサロンパスを購入。
なぜなら先日の腰痛で、抜群の効き目を発揮したサロンパス!
備えあれば憂いなし、です。

それが最初に薬局で出してくれた時、ピンと来なかったのですよ。
アルファベットには未だに拒絶反応があり、SALONPASがサロンパスだと
気が付いたのは家に戻ってから!

薬局のドットレッサが、次はどこに行くの? 来週月曜からナポリ、カプリ、
アマルフィ方面に。 ああ、ちょうどその頃あっちに大嵐が来るんよ!
♪聞こえな~いよ♪

でも、いっぱいのクリームやら何やらのサンプルを頂きましたよ。
いつもお世話様で~す。

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