12月も半ば、店も街も飾りつけられ、クリスマスに向かっていよいよ盛り上がって
来ていますが、13日の聖女ルチーア・Santa Luciaの祭日を期に、
クリスマス用のメルカートがあちこちで開かれます。
来ていますが、13日の聖女ルチーア・Santa Luciaの祭日を期に、
クリスマス用のメルカートがあちこちで開かれます。
この辺りだとヴェローナが大変有名ですが、ヴェネツィアでもパドヴァでも
べッルーノでも、そして小さな町でも屋台店がたくさん立ち並び、
メルカティーノ・ナタリーツィエ・Mercatino Natalizie・クリスマス市で賑わいます。
メルカティーノ・ナタリーツィエ・Mercatino Natalizie・クリスマス市で賑わいます。
ちょうど昨年13日、ドロミーティはシロール・Sirorのクリスマス市に出かけたので、
その時の様子をご覧下さいね。
その時の様子をご覧下さいね。

ドロミーティの麓にある小さな村、シロールの夏の様子は既にご覧頂いていますが、
素朴な村の冬のお祭りもなかなかの味わいでした。
息子2人夫婦組と総勢5人、フィエラ・ディ・プリミエーロでお昼を食べ、
ゆっくりとシロールの村に向かい道を辿ります。
ゆっくりとシロールの村に向かい道を辿ります。
4時頃でしたが、冬の冷え込む田舎道には既に夕闇が迫り、道脇にお馬君を見かけ
立ち止まりましたら、人恋しそうに向こうから近寄って来て、
立ち止まりましたら、人恋しそうに向こうから近寄って来て、


傍で見ると、体毛がかなり密集しているのが分かり、やはり冬対策なのかも。
後ろに見える村はトルナディーコの村。
村の入り口の畑の脇には羊さん達。 子供が1匹跳ねて遊んでいましたが、
大人たちはじっと固まって。

村のハム・ソーセージ店。 冬の寒い時は、中の灯りがとても美しく見え。

市にも屋台を出していて、味見をした息子達が美味しいといい、
帰る前に寄り少し買い込みました。
そろそろ市に人が集まり賑わい始めますが、これはトッローネ・Torroneと呼ぶ、
ヌガー作りの最中。
ヌガー作りの最中。


アーモンドの粉に蜂蜜や卵白を混ぜて焼いた物で、そう、いささか歯にひっつく、
固いやつで、暗くなってまた通りましたら、こんな大きなのが出来ていて。
夏の村の様子を見て頂くと違いが良く分かると思うのですが、閉っていた倉庫や
納屋も開かれ店となり、家々も飾りつけられ屋台がたち並び、とても賑やか。


やはり暗くなった方が灯りの効果が増し、美しくなりますね。

写真左下、道脇に寄せられた雪のかたまり、お気づきですか?
そう、来る途中の道でもたくさん。
そう、来る途中の道でもたくさん。
屋台店に並ぶクリスマス・ツリー用の飾りも、街の店とは違い素朴な可愛いのが並び。


大きな馬2頭が引く馬車も登場、お客を乗せ、シャンシャンと鈴の音を響かせ
村内を一周します。

立ちあがる湯気、そして匂いに釣られ、香りの良い熱い赤ワインのブルレ・Brlèや、
リンゴのフリット・揚げ菓子、別にも揚げ菓子、熱いスープ、などなど、
あちこちでちょっぴりづつ味わいます。
リンゴのフリット・揚げ菓子、別にも揚げ菓子、熱いスープ、などなど、
あちこちでちょっぴりづつ味わいます。
家々も飾りつけられ、村の中心広場の泉にも冬の飾り。



この泉、夏見た時は少し茶色になっていましたが、クリスマスの市に合わせ
せっせと磨いていたそうで、すっかり白くなっておりました。

色々な手仕事の店開きもあるのですが、やはり木彫が多く、
ずらっと並ぶ彫刻刀を見るだけで嬉しくなり・・、


この方は、こんな形をあれこれ組んでツリーに仕立てる様子。
こちらは母子像を彫っていましたが、なかなかの彫り師でしたよ。

村の教会の鐘楼。 そう、まだ午後5時20分。

子供達向けには、小さな舞台で人形の語り劇があり、

小さなバンドがクリスマスの曲を演奏し、

ザンポーネ・Zamponeを吹いて歩くシニョーレもいて、


こんな様子で村の市は更けて行きますが、一回りして楽しんだ後我々は家路に。
駐車していたフィエラ迄の2.5k程、凍える夜道を歩いて戻りますが、
駐車していたフィエラ迄の2.5k程、凍える夜道を歩いて戻りますが、
殆ど街灯の無い暗い田舎道を、何年もこの村に通っている息子達は間違えることなく、
平気ですが、やはり慣れないと一人歩きは迷いそうで怖いかも。
で、見かけたこのプレゼーピオ・presepio. お家の前庭にありましたが、
ティロルらしい山の人の衣装をつけ、ウシ君も覗きこまず横に寝そべり・・、
ははは、可愛い!

イタリアの、クリスマス・イルミネーションは(グロリオーザさん)
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