カイロから船で行ったヌビア村の訪問記、n.2をどうぞ。
船着き場から覗くナイル河の水は、こんなにも透明。

招かれて入ったお家の中、というよりは、ちゃんと訪問設定のされている
お家ですが、風通しの良さそうなお家で、

子供の鰐君がお出迎えを。

希望者何人かが、頭の上に鰐を乗せて貰い。 ええ、まぁ、太い蛇よりはね。

ヌビア族の村、と書いていますが、ヌビア族というのは、エジプト民族と違い、
元々はエジプト南の、我々も見学に行ったアスワンや、アブシンベル宮殿の
辺りから南のスーダンにかけての土地が、ヌビア領だったそうで、
古代からローマ人、ギリシャ人との交流があったエジプト民族よりも独自性のある
文化風習を残していると言われるそうで、確かに違うイメージを感じました。
文化風習を残していると言われるそうで、確かに違うイメージを感じました。
というのも、ご覧頂くと分かるように、色彩が豊かというか、自分たちの家を
様々に塗り分けたり、装飾性が豊かなのですね。
様々に塗り分けたり、装飾性が豊かなのですね。
両脇に目があったり、蛇やサソリも見えるのは、きっと魔よけだろうと。

白い部屋の中、天井もこんなに簡単で済む、というのは、ある意味魅力で、
はは、単純なアーチが美しく見えます。
はは、単純なアーチが美しく見えます。

小さな細長い部屋ですが、床にも、ベンチにも縞の布が敷かれ、
壁に幾何学模様の様な花模様。
壁に幾何学模様の様な花模様。

水が少し入った水槽に、鰐の子供が3匹。

お家の高い場所には、細身の、長い尻尾を持った猫ちゃん。

エジプトで見かけたニャンもワンも、皆余りにも細身で、気になる程!
はい、shinkaiはしっかり丸い猫ちゃんが好きなので。
はい、shinkaiはしっかり丸い猫ちゃんが好きなので。
これはまた上とは別の部屋ですが、同じような雰囲気でしょう?

この部屋は食事をするのでしょうね。 上に蠅除けと思われる食べ物を
入れて置く箱が下がり、奥の壁に鰐の干物、もとえ、はく製、はは。

ここが台所。 上に土鍋が2つ並び、下で火を焚く様に。

観光客を迎える為の服装をした女の子が2人座っていて、

濃いピンクの服の刺繍模様と、手に、これはヘナタと言いましたっけ、
化粧刺青を施していて。
化粧刺青を施していて。

また別の部屋で、左の奥の部屋には、色々家財道具も見えましたが、
なぜか、部屋の装飾に目が行き。
なぜか、部屋の装飾に目が行き。

ほんの狭い部分にのみ、このタイルの床。 きっとお高いのでしょうね。

家から出て来て、村の下の家とナイル河。 向こう岸の高台にも集落が。

真ん中で手を上げているのが、ガイドのナッセール。 面白い人でしたが、

ほら、彼の顔、上で見た鰐を抱いている男性の顔によく似ているでしょう?
自分はエジプトではなく、ヌビアなのだ、と最初に聞いた時は意味不明でしたが。
村の中の目抜き通りは、土産物の店がずらっと並び、

これは水で溶いて壁に塗ったりの塗料と。 手前は多分お線香。


機織りの実演。 据え付け場所がとても原始的というか、ね。
こんな形でも機が織れる、という訳ですねぇ。

小学校に連れていかれ、ヌビア語の学習をね、ははは。
物凄く簡単にさっさと書きつつ説明し、それを生徒に読ますのです!
で、読めないと、パチッと叩かれたりしてね、ははは。

鮮やかな青に塗られた壁と建物の前で、悠然と寛ぐお年寄りたち。

鳩までが、色と首飾り付きで、ははは。

店の横に大きな鰐も。

我らが歩いていく横をゆったりと歩いていくラクダ君。 思わずガイドに、
どこに行くの?と聞くと、彼は当たり前みたいに「家にさ」って。
どこに行くの?と聞くと、彼は当たり前みたいに「家にさ」って。

で、この後、このラクダ君が前を歩いていた、同じグループのシニョーレに
後ろから前足をかけ、頭をゴツン、というアクシデントがありました。
ラクダに乗ってゆく人々。 前のは観光客の様ですが、後ろは地元の人。

そろそろ夕方の陽射しとなり、ナイルの水面は陰の中に。


カイルに戻る途中、東の岸に見えた建売建築。

既に、太陽はこの位置にまで低く、

大きなお屋敷のみに最後の陽が当たり。

カイロの港に戻ってきた所。 こんな風にぎっしりとクルーズ船が横並び。

東岸のみが明るく輝き、ナイル河は陰り、

砂漠の向こうに落日。 そして最後の照り返し。


という様子でした。 ほんのチョッピリですけど砂漠が見れた事に納得でした。
写真のみは、エジプトで見たネコ、犬編もあるのですけど、
再見すると、余りにも痩せて汚れた彼らで再アップする元気がなくなり、
再見すると、余りにも痩せて汚れた彼らで再アップする元気がなくなり、
エドゥフ、ルクソール、カルナックの写真もあるものの、一緒になっているのと、
どれがどうかまるで説明が出来ない程ですので、
エジプト編は、これで最後と致します。
どれがどうかまるで説明が出来ない程ですので、
エジプト編は、これで最後と致します。
小学生からのエジプト熱も、ちょうどアブシンベル宮殿がアスワンダム建設で
引っ越しするという時期だったのと、やはりエキゾチックな形、像に惹かれたのですが、
こちらに来て中世に惹かれ始めるとまったく関心が亡くなり、
今回のこのエジプト旅行も、ピラミッドと、スフィンクス、そしてアブシンベル宮殿
のみを目的に、あとは一般観光を楽しもうと参加したのでした。
はい、確かに目的の物は素晴らしく、ちょうど記事も残っていて良かったですが、
エジプトの5000年前の建築物は、残念ながら私には中世の魅力に及ばず、
という所なのでした。
エジプトの5000年前の建築物は、残念ながら私には中世の魅力に及ばず、
という所なのでした。
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