・ n.2 シエナのパリオ ・ 2008.7.2

引き続きのお付き合い、有難うございます!
これだけもの写真を見れば、皆さんもシエナのパリオについて、
コントラーダの色についても、専門家はだしになる事請合います!!
ごゆっくり、どうぞ!
      
イーストゥリチェ・針鼠
イーストルリチェの太鼓手。 このコントラーダの柄は他と違っていて、
私好みなのです。 はい、このお髭も。

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騎手の乗ったお馬さんの脚をご覧下さいね。
太くて、ふさふさと毛が生えて、体もがっしりと大きなお馬。

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これがイーストゥリチェのお馬。 世話係共々、「パリオ前日」のブログに
一度登場していますが、正装して、再度。
ピンク、白、青、黒。 よくご覧になっておいて、下さいね!

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トッレ・塔
トッレの太鼓手と旗振り。 濃いボルドー色に、白、青。

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美しい甲冑。 日本の鎧兜、陣羽織もそうですが、
戦支度というものは、まさに男の美学のようで!

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馬丁の衣装は、ビロードの服の上から、縁どりリボンのついた皮の上着。
あの暑い日を思い出すと、・・・!
太い脚のお馬ちゃんの馬具も、其々凝っていますね。

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トッレの、レースの馬。

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かってパリオのレース出場の馬は皆サラブレッドでしたが、難コースで、
特にサン・マルティーノのカーヴでの事故怪我が多く、
動物愛護協会等からの問題提起で、2000年からだったか、血統ミックスの馬に。
確かに事故怪我は減ったようですが、残念ながらやはり脚は遅いのが分かります。



アクイラ・鷲  
アクイラの衣装は、黄色が地色で青と黒。
最初の太鼓手からして、大変に凝った柄布とデザインなのですが、
いかんせん、モデルが皆少しむさく、失礼!  この大旗手をどうぞ。

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アクイラの馬と、世話係。 こちらも当ブログ、パリオ前日に登場

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このアクイラの馬も神経質になっていて、彼が一生懸命なだめています。
これは鼻づらにキスしてあげている所。

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馬も騎手も、パリオ毎の籤で各コントラーダに当るので、
実際に世話をしている彼のみが、馬にとっては親身なわけで、
こんなシーンからも、その間柄がうかがえます。



ヴァルディモントーネ・雄羊
ヴァルディモントーネを雄羊と書きつつ、ひょっとして他の呼び名があるかもと、
調べましたら、ヴァルディモントーネで検索出来たのは、
このシエナのコントラーダのみですから、大丈夫、雄羊ですね。

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このコントラーダの面白いのは、ご覧の様に赤、黄色、白がシンボルカラーで、
馬の額にもその色ですが、レースの騎手の服は、サーモン・ピンクなのですね。



ブルーコ・青虫
各コントラーダの名前は其々特徴があり、大いに笑えるのはオーカ・家鴨とか、
針鼠とかありますが、このブルーコ・青虫も、一体どこから来たのでしょうね?!

でも、この太鼓手の目は青虫らしくなく、ははは、なかなか良いでしょう?

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青虫の、旗振り2人。 

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手前の桟敷席で、どなたか青虫のスカーフを振って。
こんな風に其々のコントラーダの人たちは、自分たちの地区の登場になると、
一斉にスカーフを振り、応援します。



騎馬騎士の後姿。 大体この役は、中年のどっしり目の男性が勤め、
それがまた良く似合うのですが、今回のブルーコは細めの若い男性。
が、色どり鮮やかな衣装とデザイン、そして馬具も美しく。

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ブルーコの色は緑、青、そして黄色。 馬にかけられた布にはしっかり青虫。

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ニッキオ・貝  
ニッキオの旗振り。 素晴らしい衣装の美しい若者。

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ニッキオの大旗手の見事な衣装。 胸元には、珊瑚らしきペンダントまで!
それにしても、暖かそう・・!!

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後姿から、衣装の手仕事の見事さをご堪能下さいね。
お馬さんの、お尻の馬具もちょっと凝っていて。

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ニッキオのお馬は気の毒に大変神経質になり、広場の行進に参加せず、
直接休憩所に。 シンボルカラーは紺の地に、赤と黄色の波線。

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以上で、10のコントラーダ、2008年7月2日のパリオのレースに参加の
コントラーダの時代行進が終わりです。

この、首にローリエの綱をかけた、白と赤の衣装の少年たちの登場がそれを告げ、
引き続き、籤に漏れた7つのコントラーダの登場。
 
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キオッチョラ・カタツムリ

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カタツムリと青虫と、どちらが速いか?! こういう名を選ぶシエナ風ユーモア精神、
尊敬に値しません?!
ちなみに、メールアドレスの@を、イタリアでは「キオッチョラ」と呼びます。
     
  
      
チヴェッタ・フクロウ
これも、鮮やかな彩りの旗。 そして、旗振り2人の衣装のデザインが、
この写真では見え難いですが、赤と黒、逆に使ってありました。

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暑さと人込みで、広場で見物の中から時々気分が悪くなる人が出て、
担架が走って行きます。

ちょうど私の前の、この女性がフラッとなるのが見え、救急隊も来ましたが、
何とか持ち直し、そのままの場所に。

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で、となりのブルーのシニョーレが、水で顔を洗うように勧めているのです。
美しい人でしたぁ。



オーカ・家鴨
イタリア国旗と同じ色の3色。 なんとも華やか、賑やか、すっきり!

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首にリボンを巻いた家鴨の絵柄がなんともユーモラスですが、
オーカというとイタリアでは馬鹿の代名詞で、その名を選ぶユーモアのセンス!



ドラーゴ・竜
このコントラーダも大旗手の、手の込んだ衣装をどうぞ!

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籤に漏れ、レースに出場しない地区の行進の構成は、
太鼓手 - 2人の旗振り - 2人の武装した従者と隊長 - 2人の旗手と
大旗手で、9人、馬なし、と小編成。



タルトゥーカ・亀 
亀もいます!  名前からの印象と違い、衣装が華やか。

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隊長のこの鎖帷子の煌びやかさ! 武具というよりもレースの様。

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そしてこの、大旗手の大衣装。 後に従う並みの旗手とはダンチの差!

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ルーパ・牝狼
昔、最初にカンポ広場の中で見たレースで、旗手が落馬し、馬のみ走って
優勝という思い出もある、白、黒、オレンジ。

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なんとも渋く、そして華やか!
 
コントラーダの旗や衣装のデザインは、シンボル色は変わらずに新調されていて、
昔の写真を見ると、少しづつ変わっているのが分ります。



オンダ・波
いかにも夏向きの色、水色と白。 が衣装はビロード布で、色が深く鮮やかに。

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甲冑は少し陳腐な感じ、無きにしも非ずですが・・、失礼!



かって存在した・・、今は無くなった、6つのコントラーダの登場で、騎士と馬丁。
左が、オルソ・熊、 右が、レオーネ・ライオン。
この写真の一番右端に、ガッロ・鶏 がいたのですが・・。

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奥から、クエルチャ・樫、 スパーダフォルテ・強剣、ヴィーペラ・マムシ。

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昔存在したという名前のほうが、いかにも強そうですが、
強いだけでは生き残れない?!



お馬さん達も、いかにも頑健そうな太い脚で、
お尻まで覆う布の柄が、これまたマムシや強剣で・・!

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時代行進、コントラーダの行進が、このローレルの綱の少年少女でお終いに。

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この後いよいよ、優勝旗パリオの登場、そして、レースとなりますが、
それは、次回のお楽しみに、どうぞ!
お疲れ様でしたぁ!!
       

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