ヴェローナの街はかなり広く、見所も多く、中心の古い地区を見て回るにも
1日では難しく、先月始めてヴェローナ発祥の地といわれるサン・ピエトロの丘に
上ることが出来ましたので、
今日は街の古い地区の様子をご覧頂きますね。 どうぞ!
1日では難しく、先月始めてヴェローナ発祥の地といわれるサン・ピエトロの丘に
上ることが出来ましたので、
今日は街の古い地区の様子をご覧頂きますね。 どうぞ!
1ヶ月間ヴェローナに滞在した友人ご夫婦は、街の西のサン・ゼーノ教会近くの
レジデンスを利用し、すぐ近くのバス停から、または歩きで中心街に出ていました。
レジデンスを利用し、すぐ近くのバス停から、または歩きで中心街に出ていました。
これはバス停の上に、いっぱいに広がる樹から下がる、さや。
大きく、長く、2~30センチはあったような。
大きく、長く、2~30センチはあったような。

修復が済んだ旧市街の中心にあるラジョーネ宮。 壁が大変明るい色に。

この階段の手前を右奥に行くと、ランベルティの塔に登るエレベーターがあり、
ええ、ここにも今回上りましたが、上からの眺めは、またの機会に。
ヴェローナの中心街がぐっと突き出し、蛇行するアディジェ河に囲まれて、
ちょうど半島の様になった突端に、ピエトラ橋があります。
せっせと橋に向かう途中、道脇に如何にも精悍な顔のバイクが駐車。
胴の上に見える金色の丸い部分、ガソリン・タンクの蓋だそう、が如何にも精巧で、
渋かったので写しましたが、残念、黒に対して光ってしまったよぅ!

道脇に小さな公園があり、その横脇にこんな野苺。 街の真ん中ですから、
これには少々驚きました。

もうすぐピエトラ橋、という所で大変面白い、古い建物を見つけました。
正面、左側のあれ。
正面、左側のあれ。

道に沿って建物の壁が出入りし、軒下部分に帯状の、茶の濃淡のフレスコ画が。
こんな様子。 以前は、建物全体にフレスコ画があったのでしょうが、
一番上の部分だけ、修復し残された様で、四季それぞれの仕事を表現した物。

一番角の部分に、帆船が。 左側、斜め部に家畜の肉を処理している様子。
軒下すぐの部分も、手の込んだ模様で、垂木も古いですね。
軒下すぐの部分も、手の込んだ模様で、垂木も古いですね。

多分、かなり由緒ある建物なのでしょうが、調べても出ませんで・・。
アディジェ河の向こうに広がるサン・ピエトロの丘。 ここがヴェローナ発祥の地と
いわれ、右下の茶色の囲いが見える部分が、テアトロ・ロマーノが。
丘の上に、お城が見えます。
いわれ、右下の茶色の囲いが見える部分が、テアトロ・ロマーノが。
丘の上に、お城が見えます。

先に上ってみた友人ご夫婦は、素晴らしい眺めだったと!
ピエトラ橋を渡りながら、街を振り返り。 河沿いに並ぶこの建物群、修復され、
新しい色を貰っていますが、この窓の形、細長く、上に伸びる形、
まさに中世から生き続けている建物たち。
新しい色を貰っていますが、この窓の形、細長く、上に伸びる形、
まさに中世から生き続けている建物たち。

橋の上から、橋の向こうを。 建物の細い隙間に見える道、あそこから上ります。
道横の建物の縞のテント、なかなか趣がありますね。
道横の建物の縞のテント、なかなか趣がありますね。

そしてこのピエトラ橋は、車の通行禁止で、とても良いのです。
橋を渡っての眺め。 アディジェ河にかかる橋で、現在残るローマ期唯一の橋で、
爆撃で破壊されたものを、修復したのだそう。
爆撃で破壊されたものを、修復したのだそう。

後ろに見える鐘楼は、ドゥオモのもの。
坂道の様子。 かなりな急坂で、はぁはぁと。 次々と現れる建物が少しレトロで、
瀟洒で、なかなか素敵な丘です。

坂道途中の家の、古い扉。 木目が浮き出るほど板が古く、
金具だけが、使い込まれて光り。
金具だけが、使い込まれて光り。

サン・ピエトロの丘の上から、ヴェローナの街を一望に!
つい数日前に大きな嵐があり、残念な事に水はこの様に濁っており、蒸して、
スッキリのパノラマとは言えませんが、それでも、やはり上からの眺めは格別。
ここが北側の、河が一番湾曲している部分で、右の丸屋根は
サン・ジョルジョ・ブリオーラ教会。
サン・ジョルジョ・ブリオーラ教会。

渡って来たピエトラ橋、 そしてドゥオモと鐘楼。

こちらは河下側、手前から、ポンテ・ヌオーヴォ、真ん中が、ポンテ・ナーヴィ、
ここを右に行くと、ジュリエッタの家の前を通り、エルベ広場に。
そして一番奥が、ポンテ・アレアルディ、ここを右に行くと、アレーナの前に。

左に見える大きな教会は、サンタ・マリア・イン・オルガノ。
上から見る道の交差する三角地に、どうやら、これはレストラン。
テーブルクロスがかかり、夕暮れを待ちます。

左に見える本店の建物は、どうやら、元は教会だったようで!
丘を囲む低い煉瓦塀の上、街を見下ろしながら。

丘の上に咲き誇っていた名残りの夾竹桃の花。 ピンクもたくさんありましたが、
少し珍しい、美しい黄色を。
少し珍しい、美しい黄色を。

サン・ピエトロの丘を下り、ピエトラ橋を渡って、中心街に向かいます。
ホラ、こうして見ると橋の真ん中が高いのが、良く分るでしょう?

美味しそうなジェラートの店で、好みを各自注文し、近くの公園の木陰で休憩。

すぐ鳩や雀が視察に来るので、ちょっと喜捨しましたら、すっかり溶けて、
冷たくなくなったのを見計らってご覧の通り!
涼しい影の、裏通りの古いアーチの道を辿り、ワインの店を覗いたり、
素敵な古着の店のウインドウを覗いたり、上から見えた2番目の橋、ポンテ・ナーヴィ
辺りに出てきて、そして中心のブラ広場、アレーナに向かいます。
素敵な古着の店のウインドウを覗いたり、上から見えた2番目の橋、ポンテ・ナーヴィ
辺りに出てきて、そして中心のブラ広場、アレーナに向かいます。

中心街に近く、どっしりとした建物の中庭、如何にも涼しげな緑が見えます。
上階からの大きな枝が垂れ下がり、なんともいえず優雅。
右端に見える、自転車の前籠には、植物の鉢が。

ヴェローナの街の中心、野外劇場・アレーナを覗くと、こんな風に。
行こう、行こう!見に行こう!

数日後に始まる野外オペラの準備中で、今年の幕開けは「ナブッコ」。
象の飾りの付いた煌びやかな旗が揺れ、舞台上はこんな装置。
象の飾りの付いた煌びやかな旗が揺れ、舞台上はこんな装置。

舞台の上は、まだ大童で準備中。 誰?イタリア人は怠け者だ、と言うのは?!
そんな事はないすよ、皆さん、よ~く、働きますよ!!

石造りの観覧席を登りながら、友人が化石を見つけました!
かなり大きく、15センチほど。 ローマ期建設の、アレーナの石段に化石!
なんとなく、妙に感動いたしました、はい。
かなり大きく、15センチほど。 ローマ期建設の、アレーナの石段に化石!
なんとなく、妙に感動いたしました、はい。

下の観覧席のアベック。

この頃、なんとなく品性落ち、盗み撮りするのが平気になりつつある私!
これも、ブログのせいだぁ!!
これも、ブログのせいだぁ!!
ヴェローナ ・ 夏の夜の 野外オペラ
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462245377.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462245377.html
n.1 ヴェローナ ・ Verona ・ 中心部
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462245546.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462245546.html
n.2 ヴェローナ 中心部 ・ Verona Centro
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462246409.html
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