今日は月一ゲストの、グロリオーザさんの登場で、
オランダの「デルフト・Delft」をご案内して頂きます。
風車、陶器、フェルメール、運河。コメントも彼、お楽しみ下さい。
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オランダの「デルフト・Delft」をご案内して頂きます。
風車、陶器、フェルメール、運河。コメントも彼、お楽しみ下さい。
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今回は、オランダの南西部にある小さな街デルフトです。
デンハーグから、市電で約20分の距離です。
デンハーグから、市電で約20分の距離です。

陶器のデルフト焼で有名、というより、フェルメールの街と言ったほうが、
絵画好きの方にはしっくり来ると思います。
17世紀中盤に、この地で生涯を過ごした画家(1632~1675)ですが、
一時は忘れ去られ、約百年前にある評論家の再評価によって
蘇ったという伝説の画家です。
絵画好きの方にはしっくり来ると思います。
17世紀中盤に、この地で生涯を過ごした画家(1632~1675)ですが、
一時は忘れ去られ、約百年前にある評論家の再評価によって
蘇ったという伝説の画家です。
今も残る作品は30数点だけ。 子供は15人も残したそうですけど。
その中でも貴重な、風景画の代表作「デルフトの風景」。
この絵は実在の場所を忠実に描いたのではなく、
彼の頭の中で再構成したものといわれます。
この絵は実在の場所を忠実に描いたのではなく、
彼の頭の中で再構成したものといわれます。
これはハーグの、マウリッツハイス美術館前にある「デルフト風景」の
看板ですが、

とても雰囲気の似た場所を見つけたのが上の写真で、街東側の東門付近に。
街の東門近くの家。 こんな家に住んでみたい。

旧教会近くには、フェルメールの絵の紹介板がありました。

塔がそびえるのが旧教会。 13世紀の建物です。

その近くの運河。 とても落ち着いた、素敵な街です。


こんな街に住めれば幸せだろうな。 街を出なかった
フェルメールの気持ちがわかるようです。
フェルメールの気持ちがわかるようです。
街の中心、マルクト広場。 建物は市庁舎。
赤い鎧戸が、とてもしゃれたアクセントになっています。
赤い鎧戸が、とてもしゃれたアクセントになっています。

ここにはカフェやレストランが沢山あり、朝訪れたので、店は開店前。
メニューを書き込むかわいい店員さんを1枚。
メニューを書き込むかわいい店員さんを1枚。

店のショウウインドウ。 日本の藍染のような感じでした。

こちらは新教会、といっても14世紀のもの。
毎正午には、カリヨンの音色が鐘楼から流れます。
毎正午には、カリヨンの音色が鐘楼から流れます。

新教会の内部。 訪れた日は、ちょうど復活祭当日。
ミサをやっていたので、異教徒ではありますが、
しばし聖歌の美しい調べを拝聴しました。
ミサをやっていたので、異教徒ではありますが、
しばし聖歌の美しい調べを拝聴しました。

フェルメールの父親は「フライイング・フォックス・空飛ぶ狐」という宿を
やっていました。 その家を探したのですが、ついに見つからず断念。
デルフト焼の工房に向かいました。
やっていました。 その家を探したのですが、ついに見つからず断念。
デルフト焼の工房に向かいました。
その途中の小川。 夢のような静かな風景です。

と思ったら、馬車が、猛スピードで走って行きました。

この日は休日とあって、若者たちはサイクリングでお出かけ。

デルフト工房。 デルフトブルーと呼ばれる、ブルーが印象的でした。
小川に映った空の青が、デルフトブルーを生み出したのかも。
小川に映った空の青が、デルフトブルーを生み出したのかも。

次に、キルテンダイクという所に向かいました。
これは何でしょう? もちろん、風車です。
これは何でしょう? もちろん、風車です。

ここには18世紀の風車が残っており、風車の国オランダの中でも
ここが最大の風車集合地で、世界遺産にもなっています。
ここが最大の風車集合地で、世界遺産にもなっています。

風車は粉引き用、というのが私のイメージでしたが、
実際は、排水用としての用途が第一だったようです。
海より低い国 ならではですね。
実際は、排水用としての用途が第一だったようです。
海より低い国 ならではですね。
最盛期には9000もの風車がありましたが、
産業革命によって、次第に役割は終わりを告げたようです。
産業革命によって、次第に役割は終わりを告げたようです。
イケメンカップルも、見物に来ていました。

夕陽に染まる風車を見たかったのですが、


時間がなくて、後ろ髪をビンビン引っ張られながらオランダを後にしました。
次回は、ベルギーに入ります。
如何でしたか、デルフトの風景は?
私もデルフト焼きの花瓶を1つ頂いた事があり、筆立てにして
使っていますが、日本の有田焼から伝わったという
藍の色、そして柄が、大変気に入っています。
使っていますが、日本の有田焼から伝わったという
藍の色、そして柄が、大変気に入っています。
今回の、店の藍染に似た布にも興味が惹かれました。
オランダ人の、身近な細かい物に対する愛着は、
案外、日本人とよく似ているのかもしれませんね。
次回は予告によると、ベルギーのご案内のようす。
どうぞ、お楽しみに!
案外、日本人とよく似ているのかもしれませんね。
次回は予告によると、ベルギーのご案内のようす。
どうぞ、お楽しみに!
・*・*・*・
再度ヴェローナに出かけ、昨日夕、一旦家に戻って来ました。
またまた日に焼け、黒光りしているような!
またまた日に焼け、黒光りしているような!
今回行った場所は、ソアーヴェ、クレモナ、バッサーノ・グラッパ、アーゾロ、
そして、詩人ガブリエレ・ダヌンツィオが、人生最後の17年を過ごしたという、
ガルダ湖の畔にある広大な公園の中の、豪奢な家などです。
そして、詩人ガブリエレ・ダヌンツィオが、人生最後の17年を過ごしたという、
ガルダ湖の畔にある広大な公園の中の、豪奢な家などです。
上記の中ではクレモナを除き、いずれも再訪の地でしたが、
ご一緒した友人達が、その美しさを大変気に入ってくれたので、
私も、ご案内してよかったと、とても嬉しかったです。
ご一緒した友人達が、その美しさを大変気に入ってくれたので、
私も、ご案内してよかったと、とても嬉しかったです。
ヴァイオリンのストラディヴァリで有名なクレモナ、ここは初めての訪問
でしたが、大変に落ち着いた、素敵な町で、
ストラディヴァリの博物館がありました。
でしたが、大変に落ち着いた、素敵な町で、
ストラディヴァリの博物館がありました。
型紙類や、木の板に Antonio という署名を見たときは、
やはり、すこし・・!
やはり、すこし・・!
そういった詳細のご報告は、いずれまた。
お楽しみに!!
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