今日は月一ゲストのグロリオーザさんの素晴らしい写真とコメントで
アクイレイアとグラードをご覧頂きます。 どうぞ!
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アクイレイアとグラードをご覧頂きます。 どうぞ!
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今回は北イタリアの世界遺産アクイレイアと、ヴェネツィアの様な島グラードの紹介を。
といっても、駆け足での旅だったので、全容を紹介するなどという、大それた事は
出来ません。 詳しくは、以前のshinkaiさんのブログ掲載の内容をご覧下さい。
といっても、駆け足での旅だったので、全容を紹介するなどという、大それた事は
出来ません。 詳しくは、以前のshinkaiさんのブログ掲載の内容をご覧下さい。
ヴェネツィアから電車に乗って、チェルビニャーノという駅で降り、小春日和の
日差しの中で30分ほど待って、アクイレイア行きのバスに乗る。
バスは1時間に1本程度なので、乗り遅れないように。
日差しの中で30分ほど待って、アクイレイア行きのバスに乗る。
バスは1時間に1本程度なので、乗り遅れないように。
道はアドリア海に向かって一直線に南下していく。 ほどなく、左前方に
大理石の柱が立つ遺跡が見えるので、そこで降りれば到着です。
大聖堂はバス停から10分ほど海側に歩くと、左に高さ137mの鐘楼が見えるので、
それを目印に曲がるとすぐに見つかります。
それを目印に曲がるとすぐに見つかります。

アクイレイアはローマ帝国時代、北イタリアの中心都市で、大聖堂は313年の
ミラノ勅令により、ローマ帝国内でのキリスト教が認められると、
そのための大集会所として建設されたのが始まりで、
キリスト教の福音を伝道する一大発信基地になりました。
ミラノ勅令により、ローマ帝国内でのキリスト教が認められると、
そのための大集会所として建設されたのが始まりで、
キリスト教の福音を伝道する一大発信基地になりました。
バジリカの内部はとても静謐な空気に満ちていました。すがすがしい古さというか、
凛とした佇まいながらも、全くよそよそしくない、温もりを感じさせるものでした。
凛とした佇まいながらも、全くよそよそしくない、温もりを感じさせるものでした。

ここの最大の見物は、床一面に描かれたモザイク。 初期キリスト教の様子を
伝える貴重な遺跡です。 これは鹿でしょうか。
伝える貴重な遺跡です。 これは鹿でしょうか。

こっちは、もちろん魚。 何とここには157種類もの魚が描かれているそう。

左祭壇の壁には、フレスコ画が残されています。

祭壇奥のクリプタ(地下室)には、四方の壁全面に、フレスコ画が。
右の絵はピエタでしょうか。
右の絵はピエタでしょうか。

入口付近からも、別のクリプタに入れます。

ここは修復中だったのですが、「見たい」とリクエストしたら、入口の鍵を開けて
見せてくれました。 ガラス張りの橋を通して、床の絵がみえるようにしている様です。
見せてくれました。 ガラス張りの橋を通して、床の絵がみえるようにしている様です。
こっちもモザイク絵が満載。 これは牛か馬か?

これは犬でしょうか? 「ゴシック体の絵画」といった感じで、とにかく生き生きした
動物たちが、床を跳ね回っていて、鳥羽僧正の鳥獣戯画を思い出しました。
動物たちが、床を跳ね回っていて、鳥羽僧正の鳥獣戯画を思い出しました。

バジリカを出て、フォロロマーノの遺跡に戻ります。
大理石の柱が14本、一列に並んでいます。

こんな顔もありました。

フォロ付近からみた、大聖堂の鐘楼です。

アクイレイア ・ ローマについで栄え、そして衰退の町
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462970421.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462970421.html
n.2 アクイレイア と、 アルティーノ
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462970554.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462970554.html
ここからまたバスに乗って、今度はグラードを目指します。
海に突き出た10キロもの橋を、一直線に進んで着いたのが、グラードの町です。
海に突き出た10キロもの橋を、一直線に進んで着いたのが、グラードの町です。
アドリア海に一本の橋でつながって浮かぶ島、いくつかの島の周辺部を
埋め立てて作られた島。 まるで、ヴェネツィアとそっくりな位置関係です。
5世紀にアッチラなどの攻撃から逃れるために、アクイレイアの大司教がここに逃げ込み、
大司教の定住地となったところです。 まさに、アドリア海の港町。

この時間は、まだ青空が見えていました。 とっても広い空です。

漁船の影が、夕陽に沈みかかっています。

ここの住民たちも、夕方は海辺の道をパッセジャータです。

この日の月は、ちょうど半月でした。

旧市街にあるサンテウフェミア大聖堂がライトアップされ、尖塔型の鐘楼の突端に
そびえる大天使ミカエル像が、市民の平安を見届けるかのように、輝いています。

先ほどご覧になった運河の港も、夜は、こんなしっとりとした感じになります。

私が泊まった宿の、すぐ裏の街角。 上方に星のような形が見えますが、
クリスマスの飾り付けが、始まっていました。

夜、写真を撮っていたら、おじさんが「foto?」と声を掛けてきました。
「とても素敵な町ですね」と話すと、「サルーテ」と返して、通り過ぎて行きました。
ここで食べた「アサリとムール貝のスパゲティ」は最高でした。
後に、電車内で一緒になった人の話では、私がたまたま入った店が、
グラードで一番おいしい店だったそうです。
後に、電車内で一緒になった人の話では、私がたまたま入った店が、
グラードで一番おいしい店だったそうです。
ちいさな町は、なにか、心が温まる気持ちがします。
グラード ・ Grado ・ 歴史持つ干潟の島
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462969077.html
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