今日は他の有名地を絵葉書で、そして湖の一番北端に位置する
リーヴァ・デル・ガルダ・Riva del Gardaの写真をご覧頂きますね。
水青く、深く(水深340M)、気候温暖、花咲き乱れ、景観豊か。
ガルダ湖のイメージは、この絵葉書でしょうか?!

左に見える支柱の様なのは、テラス状に作られたレモン栽培のハウス。
湖の西岸、サロ・Salo`からご紹介しますが、古い絵葉書でご容赦。
いえ、買ったのは最近なんですけど、一体に、店に古いのしか見つからない、
というのが現状で。 観光客が余り絵葉書を買わないのかも・・。

かってガルダ湖西岸の36コムーネが纏まり、ヴェネツィア共和国の与えた
自治権のもと、このサロに行政庁を置き、15~18世紀大いに繁栄し、
自治権のもと、このサロに行政庁を置き、15~18世紀大いに繁栄し、
また第2次大戦終戦間際には、ムッソリーニもここに小さな共和国を持った、
ドイツの傀儡政権ではあったのですが、由緒ある土地です。
ガルドーネ・Gardone。 西岸に幾つもの保養地が次々と続きます。

ホテルが湖に沿って立ち並び、どことなく空気が華やかで、と言っても、
日本の温泉街ともまた違うのですが。
リモーネ・スル・ガルダ・Limone sul Garda. 大変有名な保養地で、
名前の由来、「リモーネ」の通り、レモン栽培でも大変有名で、
いかにも温暖なガルダ湖を象徴する土地です。


ご覧のようにすぐ背後まで岩山が迫ります。
一度ここに行くつもりでバスに乗り、町の上にバスが止まったのに気が付かず、
そのまま無払いで、一番北端のリーヴァまで!へへ。
そのまま無払いで、一番北端のリーヴァまで!へへ。
ガルダ湖北端にある、リーヴァ・デル・ガルダ・Riva del Garda.

ヴェローナから北に、アルプスを越えるローマ期からの主要街道がここを通り、
戦略的、商業上でも重要な土地として栄えた場所です。
サン・ヴィジーリオ・San Vigilio、こちらは東岸です。

東岸は行ったことがないので、ガイドブックの通りにお伝えしますと、
この手前にあるガルダ・Garda、湖の名と同じ場所が有名な保養地の様で、
そのまた手前にあるボルドリーノ・Bordolino、ラツィーゼ・Laziseも
素晴らしい景観と。
そのまた手前にあるボルドリーノ・Bordolino、ラツィーゼ・Laziseも
素晴らしい景観と。
トルボレ・Torbole. ゲーテも滞在したと言う景観地ですが、
ヴェネツィア共和国の歴史の1駒に登場する土地でもあります。
ヴェネツィア共和国の歴史の1駒に登場する土地でもあります。

1439年アドリア海からヴェローナのアディジェ河を遡り、ヴェネツィアの艦隊は
この裏山を越え、ガルダ湖に6隻のガレー船と、25隻の大船を持ち込み、
ヴィチェンツァを包囲していた、ミラノのヴィスコンティ軍を見事破り、
ガルダ湖を手中に収めた、という歴史の舞台。
ここから私の写真で、湖北端リーヴァ・ディ・ガルダをご覧下さいね。
町の入口。 上記の通り湖北端の位置を占め、ヴェローナからティロル、
ドイツに通じる古代からの主要な街道上にあり、町には要塞を含め、
旧い町の一角が残ります。
ドイツに通じる古代からの主要な街道上にあり、町には要塞を含め、
旧い町の一角が残ります。

ご覧の様に町の通りの西側には岩山が立ちはだかり、威圧されそうな高さ
ですが、これが北からの冷たい風を防ぎます。

上の写真と同じ、西の岩山の山腹に、要塞らしき物が見えます。

町の通りの写真の奥に見えている建物で、グレイの色が面白いと思い
写しましたが、日常生活の様子が良く出ているので、ご紹介しますね。
写しましたが、日常生活の様子が良く出ているので、ご紹介しますね。
建物の一階は、果物、八百屋さん。そして2階のテラスでは椅子を持ち出し、
床に腰を下ろし、お喋りに余念なく子供も遊んでいます。
そして4階の窓からは、誰かが外を覗いていて・・。

こんな生活が、建物が出来た時からず~っと続いているのでしょうね、きっと。
これは最近修復されたのでしょう、大変美しい建物です。
でも、どこか北の香りがします。常のイタリアの匂いではありませんね。

湖に接し要塞があり、残念、要塞の写真は無し!
湖からの水が流れ込み、この橋を渡って要塞に入りますが、何せバスの
時刻表の都合で1時間半の、町の見物だったのです!
湖からの水が流れ込み、この橋を渡って要塞に入りますが、何せバスの
時刻表の都合で1時間半の、町の見物だったのです!

イタリアの田舎をご訪問予定の方、帰りの列車、バスの時間を、
確認しておく事を、お忘れなく!
湖には、白鳥、鴨など、たくさんいて、恐れる様子も無く近づいてきます。
どころか、大変気が強く、強硬に食べ物を要求します!
なので、こちらが恐れて逃げ回るのですよ。

北側にも高い岩山が立ちはだかりますから、冷たい風から護られ、
午後は南からの風で、ヨットやウインド・サーフィン等のスポーツが盛んなんだと。

こちらは西岸。 この建物の色がいかにも、イタリアのイメージですね。

いかにも中世の面影が強く匂う、町の一角。 細い道が入り組み、
お店が並び、石のアーチには紋章が刻まれ・・。
この縄模様の飾りに、大変興味を覚えました。
お店が並び、石のアーチには紋章が刻まれ・・。
この縄模様の飾りに、大変興味を覚えました。

古い建物に囲まれた小さな中庭。 どうやら行政庁が置かれていた建物と。

ガルダ湖北端のこのリーヴァの町から、ガルダ湖がこの様に眺められます。
両岸から険しい断崖が迫り、南の広々とした湖のイメージはありません。
両岸から険しい断崖が迫り、南の広々とした湖のイメージはありません。

もう一度、ゆっくり訪れてみたいもの!
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