今日はヴァカンス滞在地として大変有名な、ガルダ湖のご案内を。
ガルダ湖はイタリアで一番大きな湖で、ロンバルディア州、ヴェネト州、
そして北のトゥレンティーノ・アルトアディジェ州の州境に広がりますが、
その湖畔周辺はすでにローマ期から、保養地に最適として有名な
気候温暖、風光明媚な地です。
今日は湖の南に位置するデセンツァーノ・Desenzanoと、
シルミオーネ・Sirmioneをご覧頂きますね。
シルミオーネ・Sirmioneをご覧頂きますね。
まずは地図をどうぞ。
ちょうど洋梨を細長くしたような形で、大体、湖の東岸がヴェネト、
北がトゥレンティーノ・アルドアディジェ、そして、西岸がロンバルディア。
ちょうど洋梨を細長くしたような形で、大体、湖の東岸がヴェネト、
北がトゥレンティーノ・アルドアディジェ、そして、西岸がロンバルディア。

左上の地図は、ブレーシャにあるもう一つの美しい湖イゼオ湖です。
デセンツァーノの高台からの眺めで、町の高台に中世の城があり、
そこから町と湖を一望できます。
そこから町と湖を一望できます。

この広がりをご覧下さい! 海のようでしょ?! さすがイタリアで一番
大きな湖です。 右奥に見えるのは、シルミオーネのある半島です。
町の小さな港の部分を。 古いヴェネツィア風の建物が見えます。

こちらは町の北の方角で、ドゥオモが見え、奥にプンタ・ディ・ヴィジーリオ
という湖に突き出した土地が見えます。

この北奥にサロ・Salo`があります。 サロは、ムッソリーニが終戦間際に
小さな共和国の政府を置いた場所としても有名です。
町の高台に14~15世紀の城跡があります。
城跡というより、城館、といった方が良いでしょうか。
城跡というより、城館、といった方が良いでしょうか。

城の中庭。 アルピーニ兵の、連隊駐屯地でもあったようで、
城門には「記念の碑」が嵌められていました。

高台から湖の方に下ります。
町が古く、道が狭く、こうして坂道をだらだらと行きます。
家の屋根越しに、湖の青い色が見え、これがとても良い感じ!

正面奥に一際高く見える建物がドゥオモですが、手前の家の
ベランダをご覧下さい。実際の色の鮮やかさが出ずに残念ですが、
咲き乱れる花の色が、濃い、深い、ピンク色で、見事でした!
ベランダをご覧下さい。実際の色の鮮やかさが出ずに残念ですが、
咲き乱れる花の色が、濃い、深い、ピンク色で、見事でした!

川の様に入り込んだ、小さな古い港があります。 その横の建物が
高台のお城から見えたものです。 ヴェネツィア様式の窓、そして
フレスコ画装飾、煙突の形も少し変わっています。

上の写真の流れで、湖の方を眺めた所。 橋をくぐった向こうが、すぐ湖。

絵葉書でどうぞ。 この船着場から、湖の周遊船が発着し、
シルミオーネにもここから出発です。上の写真の橋が、上の並木の手前に。
シルミオーネにもここから出発です。上の写真の橋が、上の並木の手前に。

シルミオーネが見えてきた所。 湖の南に、半島のように細く長く突き出した
先端に、シルミオーネの町があり、
右に高く見えるのが、13世紀のスカリージェリ家の要塞の塔。
先端に、シルミオーネの町があり、
右に高く見えるのが、13世紀のスカリージェリ家の要塞の塔。

シルミオーネも、ローマ期からすでに保養地として有名でした。
温泉があり、ホテルとレストランと、バールと、スーヴェニールの店。
縞柄のテントの傘が、いかにも保養地のイメージ。
温泉があり、ホテルとレストランと、バールと、スーヴェニールの店。
縞柄のテントの傘が、いかにも保養地のイメージ。

湖の岸辺には、たくさんの白鳥と、マガモと、鴎と。

写真に見える、腰を下ろしている人々をご覧下さい。
一番左は少年ですが、後はすべて年配の人々。 イタリア人もいますが、
圧倒的にドイツ人が多い土地です。
小さな町ですが、とても豊かな感じがします。 気候が温暖で、
昔から経済的にも豊かなのでしょうね。
深いアーチに光が反射して、なんとも良い色に見えました。

通りの向こうに、立ちはだかるスカリージェリの要塞の塔。

ね、ここに見える人々も、皆さん年配者でしょう?
若い人達もいますが、圧倒的にこの年代が多いです。
若い人達もいますが、圧倒的にこの年代が多いです。
こちらが要塞入口で、中が見物できます。
ローマ期から中世にかけての石碑が、展示されているそう。

要塞の門の入り口で、はい、ここにもヴェネツィア共和国のライオン君が!
何処に行っても彼がいて、それをまた写している私がいて・・!
何処に行っても彼がいて、それをまた写している私がいて・・!

空から見た要塞を、絵葉書で。
湖に接し、船でも出入り出来るようになっているのが良く分ります。
湖に接し、船でも出入り出来るようになっているのが良く分ります。

なんとなく、琵琶湖の大きさと、安土のお城が思い出されました。
通りすがりに見えたお家の庭。 湖が見え、井戸があり、石像があり、
オリーヴの樹が。 なんと、豊かではありませんか?!

オリーヴの実。 写真は9月上旬ですが、既にこんなに大きくなって。

ガルダ湖周辺はかなり北に位置しますが、温暖な気候なので
レモンやオリーヴの栽培が有名なのですね。
レモンやオリーヴの栽培が有名なのですね。
◆おまけ
すでに梅雨も終わりかけの日本でしょうが、
皆さんに、イタリアのなんにもない青空を!
すでに梅雨も終わりかけの日本でしょうが、
皆さんに、イタリアのなんにもない青空を!

飛行機が2機、私の目の前で、ペケ印を記してくれました!!
うちが、ペケなん?!
うちが、ペケなん?!
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