◆ S.Botticelli Allegoria della Primavera
「春」とばかりに覚えていた絵のタイトルが「春の寓意」
である事を知りました。
それはともかく、私の大好きな絵をここに。

若い頃写真で見ていた時は、好きではありませんでしたが、
実際に見てからは、ボッティチェッリが大好きになりました。
絵を楽しんで頂けるように、詩も2編、ここに。
春来たり われ野をゆけば 西風は まつわりつきぬ
逃げんとて 森を走れば 足早に 後より追いて
我を抱き 共寝せんとす 悲しきや 乙女なりせば
恥じらいを いま失うを
(いな 汝はわが花嫁ぞ 花をまき 新床にいるなり 永遠の春たのしみて)
逃げんとて 森を走れば 足早に 後より追いて
我を抱き 共寝せんとす 悲しきや 乙女なりせば
恥じらいを いま失うを
(いな 汝はわが花嫁ぞ 花をまき 新床にいるなり 永遠の春たのしみて)
西風の言葉めでたし
年めぐり 心のどけく 木々青く 草また青し
わが住める野末の園は たわわにも木の実あふれて
風そよぎ 泉流るる
わが園に花を満たして 西風は笑い言うなり
(わが妻よ、 汝はいま 花の女王ぞ)
***
若者よ 祭りには憂いなし つかの間に 時は逝く
乙女らよ 明日は明日 きょうの日を 楽しめよ
乙女らよ 明日は明日 きょうの日を 楽しめよ
神々も精霊も 祭りこそ 命なる
乙女らよ 明日は明日 きょうの日を 楽しめよ
乙女らよ 明日は明日 きょうの日を 楽しめよ
乙女らよ 恋人よ 若くあれ 恋ごころ 果てなかれ
踊れ いざ 歌え いざ 甘き恋に 燃えよ いま
踊れ いざ 歌え いざ 甘き恋に 燃えよ いま
明日の日に 何あると
乙女らよ 明日は明日 きょうの日を 楽しめよ
詩2編はいずれも ・・ 辻 邦夫 「春の戴冠」 より
乙女らよ 明日は明日 きょうの日を 楽しめよ
詩2編はいずれも ・・ 辻 邦夫 「春の戴冠」 より
皆様、心置きなく、愉しい春をお迎え下さい。
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