・ n.2  チヴィダーレ・デル・フリウリ 

先回はチヴィダーレの大体の様子を、絵葉書などでご紹介致しましたが、
今日は場所は重複しますが、もう少し詳しくご覧頂ける様にご案内を。
 
ナティゾーネ川に掛かる悪魔橋は、悪魔が一夜で掛けたという言い伝えのある、
チヴィダーレの町のシンボルとも言える素晴らしい橋です。

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橋自体はそう幅が広くありませんが、写真にも見えますが真ん中に、
ちょうど景色を眺めるのにも都合のよい張り出しがありますが、
これは川床からの眺め。 



ナティゾーネ川の水の透明さをご覧下さい! 川床の石が見え、空が写り、
町の家々が反射し、水が少し深い所は、エメラルド色!  

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悪魔橋を南に渡ったすぐの右側に柵がありますが、川床に降りれるように小道が
つき、町の位置が川よりかなり高いのもお分かりかと。

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写真はまだ春浅い時期のものですが、水の色が良くお分かりと。



春浅い3月に行った時、河沿いに、萌え始めた新芽を見つけました。
こういうのは、見つけるとうれしく、素晴らしいプレゼントを貰った感じ・・。

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橋の南側から見た町の様子、橋の東側。 中央に見える鐘楼はドゥオモので、
向こう側に教会がほんの少し見えています。  
 
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ご覧のように、川から切り立った崖の上に庭があり、そして家があります。




町の北側の広場、ディアーコノ広場のカフェ・ロンゴバルドです。
古い素敵な建物で、2階テラス前のロンゴバルドの模様がとても好きです。

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階によってアーチの形、窓の数も違うのに、不思議な調和を感じますね。



ドゥオモの背後の通りを抜けていくと、右手にある13世紀の家。
現在はロンゴバルドの装飾品を模したアクセサリー店となっていますが、
縁の無い私は、まだ中には入った事がなく、少し残念!

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ロンゴバルドの素晴らしい小寺院への道は、上の古い家の前を過ぎ、だらだらと
坂を下っていくとここに出て、見える大きなアーチをくぐり、一旦町の外に出る感じ。

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アーチの下の部分、丸で囲った I の字に気が付かれましたか?  
このチヴィダーレも国境に近いので、「ここはイタリア」と念を入れた感じですね。
向こう隣の白い建物の1階は、確か修復されて、バール・リストランテになったと。



上のアーチをくぐって来ると、この小さな素朴な教会前の広場に出てきます。
  
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今は剥落し見えませんが、かっては教会前面が全てフレスコ画装飾が施されて
いた様子が、窺えとても残念。 残っていれば、さぞ素晴らしいでしょうに!
この鐘楼の下の端にも、I の字がしっかりと。
ロンゴバルドの小寺院へは、この教会に背を向け川沿いの細い道を遡ります。
      
追記:現在は小寺院へのアクセスが変わっていて、こちら側の道は見学の後に
   出て通る行程です。 2018.11.26



広場の横はすぐ川岸の崖で、これは東への眺め。 
河と岸の高さが、そして素敵な景色がお分かりでしょうか。

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悪魔橋の上から景色を眺めていると、雲が面白い遊びを見せてくれました。
シルエットに見えているのは、サン・フランチェスコ教会の鐘楼。

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イタリアのゆっくり時間の中にいると、自然の素晴らしさに目も心も洗われます。


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