イタリア北東の、スロヴェニアとの国境に近い、歴史古く、珠玉の町、の言葉が
ぴったりの、チヴィダーレ・デル・フリウリ・Cividale del Friuliをご案内です。
何回も行き、写真も多くありすぎ、さっとご紹介するには纏まりがつかず、
今回はまず、絵葉書と町の紹介パンフレットからです。
ぴったりの、チヴィダーレ・デル・フリウリ・Cividale del Friuliをご案内です。
何回も行き、写真も多くありすぎ、さっとご紹介するには纏まりがつかず、
今回はまず、絵葉書と町の紹介パンフレットからです。
ナティゾーネ・Natisone川に架かる悪魔橋。 町のパンフレットから。
町中を流れるナティゾーネ川の水は本当に透明で、エメラルド色をしていて、
ここの川床に降りることも出来ます。
町中を流れるナティゾーネ川の水は本当に透明で、エメラルド色をしていて、
ここの川床に降りることも出来ます。

悪魔橋の名は、一晩で悪魔が橋をかけたから、という事に由来するそう。
左上に見える鐘楼が、町のドゥオーモので、
一番右端に見える鐘楼の川の側に、有名なロンゴバルドの小寺院があり、
ここの内部写真は1番最後に。
一番右端に見える鐘楼の川の側に、有名なロンゴバルドの小寺院があり、
ここの内部写真は1番最後に。
悪魔橋からの眺め。
先程の右端の鐘楼が、この中では左に切れしまって見えませんが、
ロンゴバルドの小寺院に行くには、ドゥオーモの横の道をずーっと下って行くと、
真ん中に見える教会と鐘楼前の広場に出て来ますから、
先程の右端の鐘楼が、この中では左に切れしまって見えませんが、
ロンゴバルドの小寺院に行くには、ドゥオーモの横の道をずーっと下って行くと、
真ん中に見える教会と鐘楼前の広場に出て来ますから、

そこから川沿いの、この絵葉書でも見える道を、戻る形で入口に。
追記:修復され、現在の入り口はドゥオーモから下って行った右側にあり、
この川沿いの道は見学後の出口の道になっています。2018.11.25
絵葉書で。 中段左に見える門が、駅から行くと最初に出会う市の門、
そしてかってのアルセナーレ・ヴェネト・兵器庫。 他は川からの眺め。

絵葉書 冬。 上段左端、これは13世紀の家で、ドゥオーモ横からの道を行くと、
左側に。 現在は、ロンゴバルドのデザインを模したアクセサリーの店に。
町には他に14世紀の家も残っています。
左側に。 現在は、ロンゴバルドのデザインを模したアクセサリーの店に。
町には他に14世紀の家も残っています。

上段右端、ドゥオーモからロンゴバルドの小寺院に行く時、外の広場に出るのに
潜り抜けるアーチ。 上段の真ん中は、ディアーコノ広場。
右下はサン・フランチェスコ教会(多分閉まってます)。
潜り抜けるアーチ。 上段の真ん中は、ディアーコノ広場。
右下はサン・フランチェスコ教会(多分閉まってます)。
ドゥオモ内にある博物館。 ドゥオモ内にキリスト教博物館が設置され、
写真奥に見える東屋風洗礼堂や、稚拙な浮き彫りの施された祭壇など、
ロンゴバルドの文様がたくさん見られます。
写真奥に見える東屋風洗礼堂や、稚拙な浮き彫りの施された祭壇など、
ロンゴバルドの文様がたくさん見られます。

追記:その後この教会内の扉から入れた博物館も整備され、ぐるっと回って入る
別の建物となり、料金も取られますが、展示も工夫されてます。2018.11.25
絵葉書に載っていない場所の写真を2枚追加で、これはドゥオモの前にある建物、
パラッツォ・コムナーレ・市役所で、1月6日のエピファニーアの日には、
ここで伝統の行事が繰り広げられるそう。
パラッツォ・コムナーレ・市役所で、1月6日のエピファニーアの日には、
ここで伝統の行事が繰り広げられるそう。

注目して頂きたいのは前に建つ銅像で、誰か分りますか?
ジュリオ・チェーザレ、またの名はジュリアス・シーザー。
彼が紀元前50年頃にこの町を開き、この周辺の首都としたのでした。
ジュリオ・チェーザレ、またの名はジュリアス・シーザー。
彼が紀元前50年頃にこの町を開き、この周辺の首都としたのでした。

TVで「クレオパトラ」の映画を見、翌日この町で彼の像を見た時は
こんな所で何してるの?!と、吹き出しましたよ。
ロンゴバルド小寺院の内部。 この素晴らしい小寺院を見るだけでも、
この町を訪れる価値があろうというもの。
この町を訪れる価値があろうというもの。

8世紀頃の物で、石膏と石の粉を混ぜて作った女人像と、その下のアーチ、
葡萄を形どった飾りが見事です。
私は、ここの受付の女性と話をしていて、立ち入り禁止の内側に入らせて貰い、
壁画を見せて貰いましたっけ。
壁画を見せて貰いましたっけ。
今回写真が無くご紹介できませんでしたが、町にはケルト人が使っていた地下室も
あり、ナティゾーネの河床と同じ高さなので、町からは地下となり、
地下埋葬室とも軍の駐屯地とも言われています。
私はまだ見ておりませんが、町の案内所のすぐ近くのバールで申し出ると、
見学出来るようです。
ロンゴバルド文化について、日本では余り有名ではありませんが、6世紀頃に
ドイツからやって来たこの民族に、イタリアは大きな影響を受けたようです。
実際このチヴィダーレは、最初のロンゴバルドの中心拠点となり、この文化の宝庫
として有名で、ドゥオモの横に、国立考古学博物館があります。
として有名で、ドゥオモの横に、国立考古学博物館があります。
ロンゴバルド族は、文字による記録を残さなかった民族との事ですが、町のあちこちに
残る独特の文様には、日本の縄文式文様にも通じる、稚拙な力強さを感じ、
私は大変惹かれます。
残る独特の文様には、日本の縄文式文様にも通じる、稚拙な力強さを感じ、
私は大変惹かれます。
アーゾロには、「ロンゴバルドの家」と呼ばれる、何とも摩訶不思議な彫刻で
埋め尽くされた家があり、実際のロンゴバルドではないとの事ですが、
感じとして納得できる、熱中感、宇宙観がある、彫刻を施された家です。
埋め尽くされた家があり、実際のロンゴバルドではないとの事ですが、
感じとして納得できる、熱中感、宇宙観がある、彫刻を施された家です。
ガイドブックにあったチヴィダーレの説明に、
実際に行って見るまで、どれほどこの町が素晴らしいか想像出来なかったと。
もし訪問される折には、是非お天気に恵まれて欲しいものです。
ナティゾーネの川が、どんなに透明でエメラルド色か、
町の人々がどれほど自分の町を誇りにしているか、
それを見て頂きたいと、私も願います。
ナティゾーネの川が、どんなに透明でエメラルド色か、
町の人々がどれほど自分の町を誇りにしているか、
それを見て頂きたいと、私も願います。
行き方は、国鉄でまずウーディネ・UDINEまで。乗り換えて15分で到着です。
*****
ブログご訪問、有難うございます!
見たよ! の応援クリックも宜しくお願い致しま~す!
見たよ! の応援クリックも宜しくお願い致しま~す!
*****
コメントの書き込みについてのお願い。
ブログの記事下に、「コメントを書く」が出ていない時は、
上か右の、記事タイトルをクリックして頂けると
記事の一番下に「コメントを書く」が出ますので、よろしくお願いいたします。
上か右の、記事タイトルをクリックして頂けると
記事の一番下に「コメントを書く」が出ますので、よろしくお願いいたします。
非公開コメントをご希望の場合は、非公開で、と書いて頂くと、
コメント承認制ですので、保留にし、お返事だけ公開しますので、
それもご了承下さいませ。
コメント承認制ですので、保留にし、お返事だけ公開しますので、
それもご了承下さいませ。