今日はヴィットリオ・ヴェネトの2回目、先回のチェーネダの町から
北にあるセッラヴァッレ・Serravalleの町に向かいます。
北にあるセッラヴァッレ・Serravalleの町に向かいます。
チェーネダの教会サンタ・マリア・デル・メスキオにある祭壇画、
アンドレア・プレヴィターリ作「受胎告知」。
アンドレア・プレヴィターリ作「受胎告知」。

アンドレア・プレヴィターリ・Andrea Previtali(1480-1528)は
ベルガモ出身、ヴェネツィアでジョヴァンニ・ベッリーニに学びました。
ベルガモのカッラーラ美術館にかなりの数の作品があるようで、
バックに描かれた風景も素晴らしく、
大変エレガントで、優しい表情を持った作品と思います。
バックに描かれた風景も素晴らしく、
大変エレガントで、優しい表情を持った作品と思います。
最初この作品を祭壇にあるのを見た時は、作品の素晴らしさに、
こんなのがこんな所に!と驚き、聖具室を掃除中のシニョーラに
絵葉書は無いですかと尋ね、誰の作品かを知ったという次第でした。
こんなのがこんな所に!と驚き、聖具室を掃除中のシニョーラに
絵葉書は無いですかと尋ね、誰の作品かを知ったという次第でした。
セッラヴァッレに向かうこの道はシナの木(ティーリオ)の並木道で、
初夏には大変香りのよい小さな花をつけ、
道一杯に香が広がります。

そして両脇には、このようなお屋敷がたくさんあります。
この写真のお屋敷には、シェパードのガードマンがいて、
歩いている人を驚かすのが得意です。
この写真のお屋敷には、シェパードのガードマンがいて、
歩いている人を驚かすのが得意です。
2つの町の中間にあるいつも大変綺麗に整備されている公園で、
人々の憩いの場となっています。
人々の憩いの場となっています。

可愛い噴水もあり、奥の小さな池にはオシドリや白鳥も。
公園の隅には美味しいジェラートの店もあり、人々がいつも列を。
公園から少し北に行った所セッラヴァッレの町の門があります。

手前に見える「ロカンダ・レオンドーロ」の看板がなかなか良いでしょ。
ロカンダというのは、バール・お食事所・宿屋を兼ねたようなもので、
ここはかなりの歴史を持つようです。
セッラヴァッレの町の美しいフラミーニオ広場の西側ですが、
ご覧の様にすぐ背後に山が迫り、北に向かう道も坂道になります。

正面右端の1階に3つのアーチがあるのがロッジャ・セッラヴァレーゼで、
かっての行政官丁舎、今は「歴史・芸術博物館」。
近年修復され、正面壁全体のフレスコ画が蘇りました。
かっての行政官丁舎、今は「歴史・芸術博物館」。
近年修復され、正面壁全体のフレスコ画が蘇りました。
隣の時計塔が「市の塔」で、時計の文字盤は、アラビア数字を
ゴシック様式で記したものと。
この写真では見えませんので、また次の機会にでも。
修復されたロッジャの、壁のフレスコ画が鮮やかになりました。
インディゴと黄色の柄で、2階のアーチは繊細なヴェネツィア・ゴシック様式で、
真ん中にいつもの通り、ヴェネツィア共和国のライオン君が。
インディゴと黄色の柄で、2階のアーチは繊細なヴェネツィア・ゴシック様式で、
真ん中にいつもの通り、ヴェネツィア共和国のライオン君が。

ロッジャと手前右側の建物との間を道が通り、上り坂でセッラヴァッレの
古いお城へと続きます。
そして一番右手前に見える大きなアーチ、北国からの道が
ここを通り、ヴェネツィアに向かいます。
ここを通り、ヴェネツィアに向かいます。
フラミーニオ広場の北東方面を撮ったもので、これ1枚でかなりの説明が
出来ますから、見難いのはお許し願い・・。
出来ますから、見難いのはお許し願い・・。
一番右がドゥオモの、サンタ・マリア・ヌオーヴォ教会、
ティツィアーノの祭壇画があり、左に18世紀に再建された鐘楼。
ティツィアーノの祭壇画があり、左に18世紀に再建された鐘楼。

その下に見える一見普通の建物ですが、教会側側面は古い骨組みが
見える趣きあるものです。
で左側に切れたこの古い建物が私は大好きです。
なんとも言えない窓の並び、鎧戸の形、壁の渋い色、アーチで、
なんとも言えない窓の並び、鎧戸の形、壁の渋い色、アーチで、
次回にご紹介いたしますね。
教会前の小さな橋を渡ってすぐ、道はこの建物の向こう側を直角に曲がり、
バスに乗ってこの道を通る時は運転手の腕を信用しているものの、
いつもハラハラする狭い道なのです。
バスに乗ってこの道を通る時は運転手の腕を信用しているものの、
いつもハラハラする狭い道なのです。
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