・ 1~2月のイタ犬 ・ ヴェネツィア、スコミーゴ村

1月から2月にかけてアップしたイタ犬君たちを、纏めてご覧頂きます。

ここはヴェネツィアの東の端っこ、カステッロ地区。
写真右にヴェネツィアのかってのドゥオーモ、サン・ピエトロ教会があり、
ドゥオーモは司教様がおられる教会、地区で一番上の位なんですね。
       
地図をご覧になるとお分かりですが、ヴェネツィアのドゥオモが
この様に一番島の端に追いやられていた訳で、
如何にかってのヴェネツィア共和国が、自国の政治に宗教の、
ヴァティカンの介入を嫌っていたかが分る位置なのです。

現在のサン・マルコ聖堂は当時は単なる1教会、
共和国元首の私的礼拝堂という格だったわけです。 
     
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で、犬はどこに?! 
ホラ、叢の中を生き生きと駆け回っているでしょう! 見えた?!




猛犬注意札の、ワン君の背中をじっくりご覧下さいね。 
彼が何を背中に乗せているか、
尻尾が何に繋がっているか、目がどこを見ているか!!

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今まで見た内で最高の猛犬注意札、と確信します。 
そして塀の中には、短足の彼がいました!




サン・マルコ広場で高潮が引きかけ、水が渦を巻いて排水溝に
吸い込まれ、ドゥカーレ宮の階上の手すりが水に映り揺れます。

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渦の中心に高潮なんぞ意に介さずの、かっこいいワン君。 
マスティフかな、彼?
  



つい最近お友達になった家の近くの彼、レオ君。
ご覧の通りのシェパードで葡萄畑を駆け回り、道の向かいの家の
同じシェパードのオットー君と仲良くする私に、吠えまくり。

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が、ついに陥落!  先日、このこの通り、気を許しきった顔で、
我が写真に納まりました!
いっちょう、上がりぃ~!!




彼の名は知りませんが家は知っていて、大きなお家にもう1匹、
白に茶と黒のブチの、彼と同じ様な大きさの犬と一緒です。

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繋がれていないので門扉の隙間から2人で抜け出し、
村の友と付き合っているので、あちこちで出会い、  
私のチャオ!に、尻尾をふさふさとやってくれます。

先日の寒い寒い朝、霜のおりた草の上に座って、
何を考えていたんだろう?!




トゥレヴィーゾのドゥオーモのすぐ横に、カトリック関係の本屋さん
があり、宗教関係の本が主で、他に音楽のカセットやCDも。  
手ブラで出にくい雰囲気で、「聖フランチェスコとキアラの地で」という
写真集を買いましたが、
     
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入口にきちんと座ってご主人を待つワンがいて、  
繋がれてもいないのに、きちんと礼儀良く。




ブラーノ島には、フォンダメンタ・ヌオヴァから連絡船で小1時間。
手作りレースで有名ですが、今頃は本当の手作りは少ないのだとか。
レースの博物館があり、実演を見せていたシニョーラの話に寄ると、
全工程を一人で作るのではなく、7つの工程の1部分づつを作って
回して行くのだそう。

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このワン君は、中心広場に近い店の前にきちんと座り、
客引き兼、ガードマン兼、店番兼・・。
すごく、真面目な顔をしていると思われません?  
まぁさか売り上げの心配では無いでしょうね?!  




ヴェネツィアの島で有名なのは、硝子細工のムラーノ島、
レース編みのブラーノ島、ストラヴィンスキーのお墓のある墓地の島
サン・ミケーレ島等ですが、
他にもたくさんの島があり、それぞれ住民がいます。

このサンテラズモ島はムラーノとブラーノの間の南東にある大きな島。
野菜作りの島として有名で、かっては作物をヴェネツィアに運ぶのに
手漕ぎの船で運んでいた事から、
ヴェネツィアで9月に行われるレガータ・ストーリカの競技選手は、
ここ出身が多かったとか。

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初夏に行った時、このワンちゃんは初見の人間を見つけ、
吠えながら庭の奥から出て来て、続いてシニョーラも出てきて、
ワンちゃんが術後で、舐めない様にとシャツを着ているとの説明で、
愛情こもった、シースルーの夏用シャツなのでした。




途中に寄ったヴィニョーレ島でも、船つき場に大きな黒い犬が
待ち構えているのが見えましたが、
サン・テラズモ島のこの茶色のワン君は、自転車のご主人を見送り、
誰か知り合いが居ないかと探しているのです。

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大きな島で歩くと結構な距離で、暑い初夏の日、畑の間を通る道の
そこここにいる猫達・・。
ヴェネツィアのすぐ傍 とは思えない田舎の風景を眺めながら、
・・・歩き疲れました!




ブラーノ島に着く前、細い運河に入り停まるのがマッゾルボ島。
観光客でいっぱいのブラーノと違って、こちらは地元の人々が住み、
小さい野菜畑があり、墓地があり。
船着場で降り、戻るような感じでぐるっと島を回り、橋を渡ってブラーノに。

細い運河に入って行く時、右手に木の橋が見えますが、
そのすぐ傍の黄色い家のワン君。

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結構アキタ犬がイタリアにいますが、これはアキタではないですよねよ?!


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