・ 12月のイタ猫 ・ ヴェネツィア、そして


トリエステから少し西にある、ミラマーレのお城。
オーストリア・ハプスブルグ家の最後の皇帝の弟である
マッシミリアーノが建てた城で、彼はメキシコ皇帝となり
この城から旅立ち、3年後、かの地で革命が起こり、彼は銃殺に。

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残された城、広大な庭園。 
どの部屋からも海が見える素晴らしさ。
そしていま、留守を預かるたくさんの猫達。 
ちょっと首をかしげて、迎えてくれました。

ミラマーレの城、ご案内は



近くにあるフォッリーナには、13世紀に遡る修道院があり、
家の前には湧き水が流れ、鴨たちが遊んでいる。

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左の猫さんは、「おまる」と呼びたいほど、まん丸だった!
鎧戸に隠れているのが残念。 右の白黒もホントに綺麗な猫さんで、
可愛がられているのが、良く分ります。

     


自転車でのハイキングの途中、フォンターナ・フレッダの
村のバールで見かけた猫さん。
なかなかこれ程の、その、・・BUSにはお目にかかれない!
 
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イタリアにだって、美人猫もいれば、BUS猫もいるよ。 
文句ある?!  性格は良いのかも知れないけど・・ネ。
       



ヴェネツィアの高い窓辺で、時々下界の様子を眺めながら、
身づくろいに余念がない猫ちゃん。

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脚を高く上げ、顔も髭も、ピカピカになるまで磨き上げます。
一心不乱に続け、良くもまぁ、落ちないものです!




ショーウインドゥの中で、お茶をしています。
余りにも可愛く作ると趣味ではないですが、これは気に入りました。

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一緒にいた友人が、「あの猫、**ちゃんに似ていない?!」
と、共通の友人の名を挙げ、そっくりだ、と大いに笑い、  
少しぶれているのは、そのせいでもあります!




サン・マルコの前を東に、海軍博物館の近くで出会った
「おまるちゃん」大きな鈴をつけてもらっていた。
でも、良かったよね、カウベルではなくってね!

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サン・マルコから海岸沿いにずーっ行くと、右手に
ヴェネツィアには珍しく、大きな松の木のたくさんある公園。
この辺りは野良達がたくさんいて、ご飯番が通って来る様子。

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この猫ちゃんは、その少し手前の木の上に。
でも、何でこんな所の猫に気がついたんだろ?!




!!!絶望的に探しています!!!
レデントーレの夜、サン・スターエの辺りで、
大きな黒猫が、行方不明になりました。
どなたでもご存知の方、どうぞこちらにお電話下さい。
夜は、***。  または、***。

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大きな黒猫ちゃんは、ちゃんと家に戻れたかしら?!




大事に世話をされている野良さん達。
籠の中も紙が取り替えられて、お掃除済み。 水も、ちゃんとね。
冬になれば、きっとまたその対応をして貰えるのだろう。

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イタリア人は大体が茶色か、黒い瞳で、その分、金髪、青い目には
大いに憧れがある様子で、若い女性で金髪に染めている人も多い。

でこの猫ちゃん、こんな白とグレイの縞猫なのに、緑の瞳を持っていた!
やはり、モテモテだろうか?!
ブログのディスプレイでも、緑の瞳が、美しく見えますように! 

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早春の寝姿、ブラーノ島で。

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そしてこちらは、夏の寝姿。
同じ猫さん、同じ植木鉢、同じ台の上の寝姿。
季節の感じが良く分りますでしょ、この寝姿だけで!

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それにしても、他にすることが無いのかい、行く所は無いのかい?!




日本では三毛のオスは歓迎珍重されますが、イタリアにも勿論ミケ猫が。
でもね、同じミケちゃんでも、
このブチの入り方、勇壮豪快 と思われません?!

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マッゾルボはブラーノ島の手前の島で、狭い運河を入った所に、
ヴァポレットの停留所があり、ここで船を下りて木の橋まで戻り、
狭い運河を辿りつつ行くと、ブラーノ島への橋に出ます。

この一帯は観光化されておらず、なかなか良い雰囲気で、 
古い教会、ヴェネトで一番古い鐘楼もあり。

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所で、このボス顔、横のシクラメンにはまるで似合わぬ顔 、
にご注目を!




そして、この顔。 雰囲気は少し柔らかですが、最初のボス顔と
ブチがよく似ていると思われません?!

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マッゾルボのこの狭い島内に、いっぱい、この手の顔がいるのです!!
「誰だぁ、張本人は?!」と言いたくなる位、あちこちで見かけます。




マッゾルボ島の名誉回復のため、普通の猫もいるよ と言う証拠を。
カルチョッフィの畑にいました。

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今年最後のイタ猫を飾り、マッゾルボの家の前の猫ちゃん、
花と一緒の写真で、今年のイタ猫は終わりです。

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来年もまた、イタ猫の写真をお楽しみに!


*こんなにもボクをくすぐる形ありどこから見ても猫であること・・寒川猫持